Googleは「当たり馬券を知っている」説?
先週のフェブラリーS動画はまたたくさんの方に見ていただき、コメントやメールもいただき、大変感謝している。今年は数字を追うこともないし、すっかりGoogleとは縁を切った?と思っていたが、コメント欄がなくてもバズるものはバズるらしい。ますます法則がわからないw
で、久しぶりに登録者数を覗いたら、また区切りの3,000人を大幅に突破していた。到達ペースは4月かなと思っていたので、動画1本の力はやはり偉大だ。
しかし不思議なもので、これで1週間再生数1万回以上の動画2本ともが、馬券でも好結果を出している。昨年の菊花賞と今回のフェブラリーS。投稿者自身が動画をバズらせることは無理なので、ひょっとして
GoogleのAIは当たり馬券を知っている?
ということなのだろうか。
バカだバカだとYouTuberから罵られ、今も世界のどこかで誤認の垢BAN作業に励んでいるGoogleのAIだが、これはひょっとするとひょっとするのかも。AIが何を理由にドルメロの動画をオススメに挙げたのか知らないが、これからも再生回数次第では、いい馬券にありつけるかもしれませんね(適当)。
さあ先週のレースを振り返ろう
フェブラリーS
カフェファラオ(外)
エアスピネル S
ワンダーリーデル S
パドックでエアスピネルが抜群に良く見えたため、いつもは100円しか買わない馬券を300円買ったのはYouTubeでメッセージ投稿したとおり。今年の中でもダントツで良く見えて、3時のコーヒー飲みながら「アハハ」って笑っちゃうくらい輝いていた。あれはもし何かあったら勝ってもおかしくなかったね。逆にオーヴェルニュはかわいそうな状態だったと思う。
私もダート馬は「裏サイクル」扱いでよいと思った時期があったが、G1クラスまで来ると「表」であってもじゃまになるものではないらしい。これは後述するヒヤシンスSにも言えることだが。距離条件のマイルももちろん考慮に入れる必要がある。
小倉大賞典
テリトーリアル(外)初仔
ボッケリーニ ??①
ディアンドル 初回発情
ボッケリーニは判定が難しいものの、どちらかの①回目種付けなので、人気は裏切らないとみてここから買った。ブログの読者さんならご存じの通り、冬の小倉は毎年1000万馬券が出るかもと身構える期間だが、今年はそんな予感が全くなかったなあ。
京都牝馬S
イベリス 薬①
ギルデッドミラー 薬①
ブランノワール 初回発情
ここはこの日2番目にパドックが良く見えたブランノワールを購入。全体的に牝馬というのは飛び抜けて月の評価が高い馬はいないのね。初回とか薬①が多い気がする。産み分けに使えないかな。
ダイヤモンドS
グロンディオーズ 自然② 裏 C
オーソリティ 薬① 表 A+
ポンデザール 3付(初回→自然②?→自然③?)裏 E
この日一番知見が得られたレース。ステイヤーは裏でも十分やれる説か。JRAのレースデータによれば、1コーナーで先頭集団にいた馬は「6,8(4,14)(3,9)」となっている。このうち月のサイクルが裏判定なのは4番のヒュミドールだけ。他の先行馬は全て月のサイクルが「表」なのである。
私が菊花賞動画でコントレイルにいらぬ心配をしたのは、ずばりこの点に尽きる。つまり、サイクルが表の馬にとって長距離戦は「生まれ持った自分の持続スピードでは速すぎる」きらいがある。それを周りの「裏サイクル」の馬に合わせて折り合えないと、抑え切れないことで体力をロスする状況になる。
勝ったグロンディオーズは、前走OP緒戦の距離短縮・中日新聞杯で小倉大賞典2着のボッケリーニにスピード負けした格好。3番人気でルメールだったけど、これは月のサイクルからは買えない1頭。ボッケリーニは千八重賞でも対応可能な表の馬。二千の土俵ではやっぱりグロンディオーズの分が悪かろう。
断然の1番人気で2着だったオーソリティもよく走っている。体型はビックリするほどの胴長でステイヤーに見えるが、内包スピードは「表」つまり中距離馬のそれであり、よってアルゼンチン共和国杯のような12〜3ハロンの持続戦が最も得意な条件なのだろう。
ヒヤシンスS
・ラペルーズ 自然①? +6日 表 S
Nureyev優先 69
・プロバーティオ 空胎後 表 S
Rambunctious(ダ)優先 38
・レディバグ 自然①? −3日 裏 B
Unbridled?優先 50
ホープフルS回でもご紹介した勝ち馬ラペルーズがS評価。これにルメールが乗るならやっぱり買っておきたい。というか3頭とも先週時点で優先祖先まで調べたってことは、その馬を買う気満々だったことがもうバレバレw
2着のプロバーティオは基礎体力がめっちゃ低くて、これまでも中1週では全然走れておらず、休み明け緒戦だけ狙える馬。これは自分でもおいしかったと思う。
上位2頭は月のサイクルが表の馬。ダートでもマイル戦なら表評価があると心強い。逆に千八以上は裏でもいける気がする。この「距離千八」は芝ダートにかかわらず、裏表対応の境界線になる距離だと思う。
そしてもう1頭おまけ。登録はあったが連闘で除外されたグランツアーテムという馬がいる。
・グランツアーテム 自然① 0 裏 B
母父ゼロ サンデー系優先 53
配合も面白く、形はサンデー系。駆けるフォームに芝馬のような軽さと豪快さがあり、これは次走以降も要注目。ノリチャンもきっと面白いと思ってるんじゃないかな。
◆
こうして望外の利益を出しながら検証が進む月の評価だが、ここでいったん立ち止まり、次回からは実際の繁殖と出産の現場について、皆さんと知識を共有しておきたい。
本当はこっちを先にやるべきだったのだが、こんなにうまく話が進むとは思ってもみず……ただこれを一度踏まえることで、自然①、薬①等の理解が進み、ふたつの境界線の場所や意味もハッキリするだろう。また中には私たちが誤解していることもあるので、少し専門的な話になるが、どうぞお付き合いいただきたい。
なお専門家ではないので、ブログでは私たちが知りたいところだけを掘り下げる記事になる。常識的な繁殖の概要に関しては、JRAの素晴らしいYouTube動画リンクを貼るので、そちらを参考にされたい。(一見の価値あり)
https://www.youtube.com/watch?v=lO_cGd6NLcg
馬学講座 ホースアカデミー6
4.妊娠のメカニズム
https://www.youtube.com/watch?v=cx8IJ-J1Rtw
馬学講座 ホースアカデミー4
7.繁殖牝馬の直腸検査で分かること