▼セレクトセールでドキドキしていました 7.11

今年のセレクトセールも活況のうちに終わり、これにて若駒たちの今後の運命が大きく揺れ動くこととなった。ドルメロはといえばあるオーナーさんから「今年はセレクトセールにも挑戦したい」とお話をいただき、当歳セッションの候補馬を数頭セレクト、当日は固唾をのんでYouTube画面を見守ることとなった。

なにしろ初めてのセレクトセール参加であり、どう立ち回るか作戦の立て方が難しかったが、以下事前データの作成段階から当日の様子までをまとめておきたい。

当歳セッションに挑戦だ

当初、オーナーさんからのご依頼内容は

・当歳セッションに参加したい
・予算はいつもより増額するがリーズナブルな馬を
・芝適性の高そうな馬

という感じでご相談をいただいた。ご予算増額はしていただいたものの、もちろん相手は天下のセレクトセールであり、正面から買うぞとぶつかっても買えないことなんていくらでも起こりうる。しかしその中に重賞勝ち馬がいることはもう事実で、たとえ一千万円台であっても時にはデアリングタクト級のダイヤにだってぶち当たる。このビッグチャンスを最大限活かすにはどうしたらいいのか。

セレクトセールの真の狙いゾーン

候補馬を出す前に少し時間をいただき、ドルメロはまず「セレクトセールでリーズナブルな馬を買うことはきちんと機能している戦法なのか」を調べることにした。もしやっすい馬を買えたとしても、それが全く走らない馬たちの集合体であれば、逆に安馬というのは決して手を出してはいけないゾーンということになる。

ところがこのセレクトセールという舞台は、そんな心配をものともしないレベルだということにドルメロは改めて気がつかされる。確かにここ2、3年は馬価格が上昇しているものの、価格下位50頭くらいの中からでもちゃんと選べば勝ち上がり率はゆうに4割超え、重賞への入着も毎年数頭出てくるなど、申し分ない成績を残していたのだ。

ではと次に考えたのが「どんな産駒が安くなるのか」ということ。これがなかなか難しい。お代の基本は種付け料なのだろうが、ことセールはそれだけでは図れない。固定観念を持たずに向かえば、ときにエピファネイアだろうがキタサンブラックであろうが、実際セレクトでもスッと買えてしまうことがある。もちろんそれは何か問題がある馬かもしれないが、こちらには優秀な馬係さんや先生もおられるのでそこをつかむ心配はない。

だから種付け料うんぬんよりはむしろ、初年度産駒が走り始めて「あれ?」という感じの種牡馬や、当歳の評判をあまり聞かない新種牡馬、まったくなじみのない外国産馬、こんなところのほうが狙いになる。こちらは十分データを調べて、月のサイクルの表も確定するようなバリバリの「S」評価馬ばかり集めるから、いっそ小さな心配事なら敬遠してくれる方がありがたい。

(そうだ月のサイクルで思い出したけど、今回は社台系のトップセールという信頼感と重賞勝ち馬を逃したくないという観点から、薬剤使用のサイクル表馬「B評価」も途中までは候補に入れていた。最終的には上位に食い込むことはできなかったが、こっちも必死に追いかけた結果ということでw)

どんな馬が人気薄なのか…クラブと一緒でそのあたりの「票読み?」が難しいけれど、とにかく絶妙に隅を突く感じで、しかもほしいと思える馬は全部素直に挙げるべきではないか、そう思って最初にドルメロからばぁーっと候補をたくさん挙げて、そこへオーナーにもお好みで少し足していただくことにした。

調べてみるとすっきり候補絞れる

こうして調査対象に挙がった当歳は3、40頭ほどいたと思うが、調べていけば実際はそんなにたくさんの馬が最終まで残ったりしない。クラブ馬ともまた違い、月のサイクル以外にもドルメロには厳しめの内部選定基準があって、そこへ当てはめればよくて数頭、時には1頭も残らないことさえある。

今回はドルメロ的候補4頭と、オーナーさんの好みの馬1頭を足した当歳馬5頭でいよいよセレクトセールに挑戦することとなった。もう少し明かすと「外国産馬もけっこう調べたけどそう欲しい馬はいなかった」→外国産馬はなし、というのが結論のひとつだった。

結果 残念ながら落札ならず

そしてもし1頭でも落札できたら動画にさせてもらおうと当日楽しみにYouTubeを見ていたが、残念ながら今年は落札ならなかった。ただ狙い自体はうまくいってご予算的には十分大丈夫と思う馬も2、3頭いたが、そこはおそらく先生のゴーサインが出なかったのだと思う。もちろん中には高すぎて買えない馬も…いやはや本当に最近の馬代は高すぎる! 軽く7、8000万までいってしまった子もいたしなぁ…この馬で8000万ってどういうん? まだ当歳なんだけど…馬は本当にわからないな。

もうひとつ付け加えておくと、今回の5頭候補のうち1頭がまたまた某クラブ系バイヤーに買われていった。ノルマンディーの仔は今年無事勝ち上がってくれたので、これも来年募集がかかれば再来年のデビューまで密かに追うことにしよう。映像ではちょっとやんちゃっぽいところは見せていましたけど、運動神経は発達している感じでした。

セレクトセールが終わり、希望通り買えなかった人々の狂想曲はセレクションセール、サマーセールへと舞台を移して奏で続けられる。もちろんセレクションセールにもすでにドルメロの候補馬がいるし、サマーセールはもっと熱い闘いになろう。ぶっ倒れないように頑張ります。

▼セレクトセールでドキドキしていました 7.11」への3件のフィードバック

  1. セレクトお疲れ様でした!
    夏は暑いとはいうものの、まだ梅雨なのにコロナと熱中症のダブルパンチでもはや朦朧としています笑
    次はサマーセールと忙しいとは思いますが、暑い夏を乗りきっていきましょう!
    月末は新潟の新馬戦(朝早すぎ)にプロクレイアが出走なので、寝坊しないように気をつけたいとおもいます笑

    1. からだ、ほんとに大丈夫ですか??
      暑さ本番、ここからですから、お互い気をつけていきましょう。
      おお、プロクリスの子がもうデビュー間近なのですね。
      ドルメロ注目馬の今季初戦、私も寝坊できませんね!

      1. ありがとうございます!
        なんとかかんとか頑張ってます笑
        騎手も坂井瑠星ジョッキーになりましたので、期待して待ちたいと思っています

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