西日本は梅雨も明け…
明けたはいいが、西日本と言えば酷暑の中災害の後片づけに従事する方のご苦労は計り知れないものがある。かくいう自分の父の実家(東日本)も、ようやく今秋から用地買収→ボーリング調査→仮設補修→本格道路&河川敷補修…というスケジュールで災害復旧工事が行われるらしい。
自分はいま故郷を離れている。父の実家はギリギリ立ち退きを逃れたが、裏を返せばそれは再び川とともに生きる道を選んだということ。ご近所では「工事の進捗よりも秋の台風の方が心配」というやるせない声も聞かれるそうだ。
東日本では相変わらず厄災の勢い止まらず、追って競馬開催にも影響が出るだろう。新しい時代に向け、私たちは厄災とどう向き合うべきなのか。
この投資がどこか遠いところで役立てばと思いつつ
競馬を開催する以上、JRAにはより一層の社会貢献をお願いしておき、私たちはせっせと間接的に社会に投資するか。
▼土曜新潟5R メイクデビュー新潟
注目のクラブ馬が出てくるが、サイクルまで合った★馬限定であれば、ここは
・スターロード ☆72 父ゼロ活性 サンデー系優先
・ペドラフォルカ ☆84 アウトの可能性も ディープ優先
・カオリナイト ★75 サンデーゼロ ミスプロクロス有り セントクレスピン系優先
この3頭が該当する。
スターロードは父ノヴェリストのゼロ活性産駒。また母系は祖母がランニングヒロインということはそう、スクリーンヒーローやモーリスと同系統だから、日本で走る形としては理想的。
まあゼロ活性といえども、ノヴェリスト産駒であることは間違いないので、気性的な問題はあるだろう。パドックを見ればだいたいわかるはず。
ペドラフォルカは角居厩舎の父ディープ優先産駒。母系はアルゼンチン系で、ディープ産駒にまれに見られるSir Ivorのクロスがあるようにも、ないようにも見える。(Sir Ivorの誕生日までは不明だが、母系のGrand Luxeが5月8日生まれなのでゼロ活性の可能性もある)
アウトブリードなら期待は大きい。ネームヴァリューならこの馬なんだろうな。
大穴ならペルーサ産駒のカオリナイト。スペシャルウィークでサンデーのクロスは回避もミスプロクロスは残る。
本馬は祖母ウインキナウで月のサイクルが逆転して、自分もまた月のサイクルが逆転しているめまぐるしさ。近親にゼンノロブロイはじめ、タガノエリザベート、キャットコイン、ワンブレスアウェイなど走る馬が目白押しだが、サイクル自体が2回も逆転して参考にならなので、これは自分の母系の変遷だけが頼りとなる判定だ。
そして優先もスペシャルウィークと同じセントクレスピンの系統が強いと思う。古い欧州系だから現代競馬では強く推せないが、距離自体はいくらでもあったほうがよく、パドックで馬体を見て参考にしたい。
▼土曜新潟12R 1勝C 芝千直
残念ながら動画で紹介した「父劣性のダート系」にピッタリくる馬はまたおらず、欧州芝の短距離系が優先になる馬が多い。それでも悪いことはないが、
・ルドラクシャ 父ベーカバドミニマム期 → Soft Angels(欧芝マイル)優先?
・タケデンサンダー 父グラスワンダー活性値2 → 祖母〜ノーザンテースト系優先
・(地)ヒロミ 父Overanalyze中性期 → Never Bend系優先
・ヤマニンベリンダ 父キングズベストのゼロ活性 →Luthier(欧芝マイル)系優先
とくに地方大井帰りのヒロミは相当怪しい。500キロを超える馬体(C/C型の典型)、父が全くの無名(種牡馬の基本情報さえ皆無)、アウトブリード、母父インテント系、ダートの短いところなら1勝クラスでも通用、ブリンカー着用、騎手が西田クン…うーん了徳寺HD恐るべし!どこからこんな馬買ってくるんだろ?
怪しすぎて、逆に誰もが目を付ける可能性大だ。渋谷なら100%職務質問される馬だ!なんだこいつ?(なんのこっちゃ?)
と、とにかく、この辺を重点的にパドックで馬体を探ってみたい。
P.S. 土曜の結果