あなた、出られるんスか?ルーカスくん…
夜にグリーンチャンネルで追い切り見て「あれ、おっかしいな」とは思ったんですけど。
回避するっていうはずのルーカスが落馬したシーンを、追いきりと称してどアップで放映するっていう「傷口に塩」みたいな行為ね。
ひどいよなあ、ファンは買っていいものかどうか大いに迷うよね。
そして何より、走っても走らなくても今後批判の対象になるのが心配。
東スポ杯でも感じたんだけど、この仔はまだ兄とは比べるのがかわいそうなくらいの成長途上で、ゆっくりゆっくり適性を見ながら走らせないと早晩ヤバいことになる。
このあと長期休養に入っても、温かい目で見てほしいもんです。
やる気の有無が如実に表れた珍しい追い切り日
最初にルーカスの落馬を見ていないという方へ。
最終コーナーを抑え気味に立ち上がってきて直線を向き、鞍上が「よし行くか」と思ったか思わないかの瞬間に「ブルッ」と左側のバランスを崩したと思ったら、もう鞍上が「うわー」みたいな感じで手綱を放らざるを得なかったという、なんとも不思議な事故で。
報道だと「止まろうとした」という話も出てるんだけど、前肢が突っ張った感じもないし、よく聞く「ハロン棒の影」とか「他の馬」などビックリする要素が一切見えなかっただけに、謎は深まります。
あれが精神的に切れかかっての粗相だと、事態は深刻ですが…。
大丈夫かなあ。
ホープフルSの最終調整は、強弱ハッキリして、陣営のやる気そのものが見え隠れする追い切りでした。
普通に追い切られている馬たちで馬券は決まると思いますが、いちおう5段階評価で4以上の馬を内枠から挙げておくと
トーセンクルーガー
タイムフライヤー(映像は無しだそうです。泣)
サンリヴァル CWで2頭併せ一杯 6F85.9〜38.5〜11.4
フラットレー 南W3頭併せ 5F71.3〜40.3〜13.2 藤澤流でタイム平凡も、最初3頭の内に位置させ、直線向いて今度はおもむろに外に持ち出しフィニッシュという、実戦想定の内容ある追い切り。
ジュンヴァルロ 坂路単走 55.1〜13.2 舌を出して遊び気味。やっぱり困ったちゃんだw
ステイフーリッシュ
ワークアンドラブ
ジャンダルム 水口クンで坂路2頭併せ。 52.5〜37.9〜24.5〜12.1 前走はWコース調教、今回は坂路で。それが距離適性と相まってどう出るか。
シャフトオブライト この馬、全く人気ないけど来年少し追いかけてみたい。
こんなところです。
これをみていると、15ー15に毛が生えた程度でG1に出なければならない他の馬たちがかわいそうで、年末木曜にレースをさせるのは、やはりJRAの無理強いとしか…。
ジャンダルムの血統評価について
それから前回血統のお話で「ジャンダルムについては他サイトで記事出した」と申し上げたのですが、いっこうにアップされない(使わない気かよ、おい)ので、仕方なくかいつまんでお話しすると、
▼ジャンダルムは母ビリーヴの資質を受けていない馬
▼L’Enjoleur(ランジョルール)というカナダの古い名馬の面影があるかも
▼マイルまでは大丈夫だけど、それ以上は彼自身の能力値による
▼芝ダート兼用の可能性あり。ドバイ向き?
なんてお話をさせていただきました。
まあ、こちらでうっぷん晴らしにたくさん書かせてもらえるので、気にもしませんが。
追伸 こちらが遅すぎるアップ記事です。
ホープフルS2017 ジャンダルムはビリーヴの仔じゃなかった!?