▼今週の★馬!2020 2.1号

フェデリコ・テシオの血統理論がよみがえる
YouTube【 ドルメロの魔術師チャンネル 】

いやはやすっかりブログ更新をご無沙汰しているが、たまにはYouTube用「棒読み原稿」だけでなく、気の赴くままに駄文を書き散らしてみたい日もある。

またこうして記事更新をし、みなさんの質問を受け取る場所も定期的に確保しておかなければ、ひとつのエントリーにばかり質問が偏って、見づらくなってしまう。

ということで、今年初めての★馬コーナーを始めよう。

▼土曜小倉5R メイクデビュー小倉 芝2,000M

今年、芝の新馬戦はあと何鞍くらい残っているのだろうか。
いまは中央場所でもダートの新馬戦しかない日があるから、自然と★馬を追う作業もしなくなってしまったのだが。

前回の動画連投からリフレッシュするため(けっこうダメージ大だった…)に、ここ1、2日はきれいさっぱり画面の前から離れていたのだが、いよいよ競馬の足音が近づいてきて「風の便り」か「虫の知らせ」か、ちょっと今週の新馬戦をのぞいてみたくなった。

すると土曜はやっぱり中央だとダートの新馬しかなく、芝レース新馬は小倉で1鞍組まれているだけ。
しかし頭数はたった9頭と扱いやすい。

ならば何かいい馬はいないかと探したところ、いたいた、今年から胸に?燦然と輝くダイヤモンド印もまぶしい、藤田菜七子チャン騎乗のスターペストニー(牡3・父トーセンホマレボシ)。

判定は誕生日がわかってもぎりぎりBAD1日くらいに位置する馬だが、この母スターペスキサコからはもっと走る馬が出てもいい感じ。

というのは母と祖母ヤーチャイカが両馬ともMAX活性産駒で、かつまた母は空胎後の産駒でもあるからだ。

本馬こそ残念ながら母のミニマム期産駒だが、牝系全体ではきちんと★★63を確保し、十分健康優良児といえる。

優先は父トーセンホマレボシとG1馬トーセンジョーダンの母エヴリウィスパーで、彼女はさらに3代前の「ビッグレッド」Secretariatの影響が強い。

ということはすなわち、トーセンホマレボシ産駒の父似馬はこのSecretariatの影響が強いわけで、さらにトーセンホマレボシ自身も大きな影響を受けている。
ハッキリ言うと、ホマレボシはディープの形じゃないわけだ。

Secretariat自身、現役時代にはちゃんと芝を走っており(芝12FのG1マンノウォーS勝ち)、なんならアリダーあたりよりずっと日本向きの適性を持っていると言ってよい。

トーセンホマレボシがめちゃ強かった大寒桜賞(スタート後の3F目が最速という異常前傾ラップ359〜380を2番手押し切り)、京都新聞杯(超のつく高速馬場の中、前傾ラップ342〜348をまた2番手押し切り)を振り返っても、C・ウィリアムさえフツーに乗れば、幻のダービー馬になったのでは…と思わせるまさに「和製Secretariat」であった。

話を戻して、この新馬戦は芝適性こそ大丈夫なものの、距離的に10ハロンは長いんでないかい?という馬が多い。

もっともここまでデビューがずれ込んだ馬たちに、四の五の言ってられない事情はあるんだろうけど、にしても小回りの芝10ハロンよドンとこいと言えるのは、このスターペストニーくらいなものだ。

判定微妙だからスピードはそんなにないけど、当日のパドックを楽しみに待つことにしよう。

YouTube次回予告

YouTube次回動画はテシオ理論中級編の解説3回目になるが、今回は(今回も?)気楽に楽しんでいただけるよう、ある「競馬都市伝説」についてお送りする。

もしかすると、4回目にも続くかもしれないが、中身は両回共に関連性のあることなので、続けてお楽しみいただければと考えている。

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