それは一通の封書から始まった
今日はたまにある事務的話題なので気楽に見てほしい。ただもしかしたら今後皆さんにも思い当たる節があるかもしれないけど。
私はもう長いこと有線のNTT光ファイバー網にお世話になっている。以前は1本を8つにLAN分岐させて離れた部屋でHDD内の映画を楽しんだり、LAN録画→BDにダビングと、かなりの映像的ひかりヘビーユーザーだったかもしれない。もちろん室内全般はルーターをかませてWi-Fi環境を構築している。今となっては下手な有線より速い無線LANもあるらしいが、かつては衛星パラボラでBS、CSを一生懸命つかまえて視聴していた者としては、有線の堅実さ、ありがたみには勝てず、ネット環境はいっそこのままフレッツ光でずっと通そうと思っていたくらいだ。
ところが昨年の秋頃だったろうか、NTT東日本から一通のお知らせがやってきた。それは各種割引の終了というもので、その中にとうとう「フレッツ光2年割の終了」が謳われていた。これには思い当たる節があり、YouTubeのバーチャルITコンシェルジュはるかさん主宰の「スマサポチャンネル」で事前に知識を得ていた(いつもありがとう)。料金的恩恵がなくなるからといって、当時すぐに事業者乗り換えを考えたわけではないが、そろそろ(遅すぎるけど)フレッツ光でなくてもいい時代になったことは間違いないと思った。
ひかりの乗り換え先としては、iPhoneのSIMを契約しているIIJしか思い当たらない。特段速いわけでもないけど、昔からサポートが充実しているし、長いこと使ってきた安心感もある。もしキャンペーンが始まったらそのときはいよいよIIJmioひかりに乗り換えようと思いながら、とうとうこの3月まで来てしまったのである。今が一番忙しいのに。
フレッツ光を降りる前にやったこと
我が家の有線フレッツ光には、ひかりTVのグリーンチャンネル契約がぶら下がっていた。その昔、積乱雲接近で一発視聴不可だった衛星時代を知る者として、ひかりTVのグリーンチャンネル安心感は絶大であり、できることならIIJでも継続したかったが、実は今のところIIJ経由ではひかりTVのような有線視聴手段がない。よってここはいったんグリーンチャンネルを降りなくてはならない。それと同時に付随していた「NHKオンデマンド」の方はこの際きっぱり辞めることにした。坂の上の雲や時代劇、シルクロード紀行を見るのが好きだったのだが。
で、移籍した新しいグリーンチャンネルの視聴方法が「グリーンチャンネルWEB」である。なんだかんだでTVより画素数は落ちてしまうのだが、自分は年がら年中パソコン画面にひっついているのだし、AmazonFireTV経由でもブラウザから視聴可能だったし、マルチなら最悪iPadでもいいし、井上咲楽ちゃんが激推しだし…ま、まあとにかく新時代の競馬観戦はこれで十分なのだろうという結論に達した。
こうしてグリーンチャンネルとNHKオンデマンドを解約し、スッキリしたフレッツ光単独からいよいよIIJmioひかりへと「転用」が始まることになる。
ちょっと?いやいや、大きな忘れ物だよ
フレッツからIIJへの移籍は「転用」という言葉を使う。コラボ事業者間の移籍はそのまま「事業者変更」といい、この2つは区別される。
まずNTT東から「転用承諾番号」なるものを取得し、その賞味期限が切れる前にIIJと契約しなければならない。とはいえフレッツもIIJもその辺はもう慣れたものでスイスイ話は進むのだが、去り際にふとNTT東のオペレーターさんから「フレッツ光のポイントがかなり貯まっていますよ。解約すると手が付けられなくなるので、今のうちに取得してはどうですか」と教えていただいた。
フレッツ光にはメンバーズクラブがあり(現在新規は受け付けていないらしい)、これまで使用状況によってポイントを付加してくれていたらしい。端数ならそのまま捨てて…とも思ったが、よく見たらなんと17,500ポイントも残っている!こ、これはさすがに見逃せないわ!
慌ててAmazonポイントとして引き出し、残り端数は被災地に寄付して事なきを得たが、これもしかして自分がネットで転用承諾番号を取得していたら、絶対気づかなかったヤツだと思う。番号がすぐに欲しくて直接電話したのだが、まさにひょうたんから駒、ナイス自分!このポイントは書斎の三段棚購入に消えるだろう。
こうしてIIJへの移籍も無事済んだかに見えたのだが、完全開通にはもうひとつ小さなヤマが待ち構えていた。それがIPoEオプションというものである。
YouTuberも指摘する最大のつまずきポイント
事業者によって名称は変わるが、IPoEオプションとはひとことで言って「速いネットバイパスを繋げるかどうか」のサービスだろう。昨今一般的なIPv4のルートが混雑しがちなので、IPv6という広めのバイパスを繋げておきますかというサービスだが、実はこのIPoEオプション、フレッツからIIJへの移籍だけではいっしょに引き継がれない。1回線に付き1サービスなので、フレッツ時代にお世話になっていたプロバイダーにわざわざ「IPoEオプションを解約したい」と申し出ないと新事業者先では使えないのだ。
これは前述のITコンシェルジュはるかさんも注意喚起中のポイントで、IPoEオプションを古いプロバイダーに残したままでは新事業者先で通信が速くなる可能性が一切ないこと、IPoEオプションだけの解約ができないこと、もっとひどいとIPoEオプションが切り替わらないor2社間の仕様が違うだけで、新たな先でネット通信そのものがうまくいかないケースもあるとか。我が家は今のところ一般的なIPv4のルートだけは辛うじて確保できている。
一般的なIPv4とIPv6オプション有りとの体感速度の差は「やや感じる程度」。YouTubeだと一瞬CMに移行するのが遅かったり、Gmailの着信時も少し待つ気がする。ただYouTubeで頻繁にグルグルマークが出るようなことはなく、動画自体はちゃんと見られる。配信者としてはYouTubeへの大容量ファイルアップロードが不安だが、測定値自体はWi-Fiでも昼なら600Mbps台、夜や混雑時も350Mbpsほど出ており、時間をかければいけるだろう。
いま自分は旧プロバイダーにオプション解約申し込み中。いっぽうIIJからは27日あたりにオプション開通可の連絡があったので、そこでうまく引き継げないかなと思っている。解約できないまま新開通日にぶつかると重複エラーが起きるので、IIJにもう一度オプションを申し込まなければならず、ただただめんどくさい。速度にあまりこだわりのない方、転勤族の方などは、いっそオプションを申し込まない手もあると思う。
金額的な話も
いちおうこれで我が家もスマホとネットがセットプランになった。となれば今後はIIJだって料金の割引もあるし(ずっとスマホ660円割や12ヶ月基本料金引き、2年後違約金無し)、今キャンペーンでは電子マネー(35,000円分)もいただける。24ヶ月経過に1ヶ月早かったのでNTT東との間で違約金が少し発生している(戸建て4,950円)が、それも十分相殺されるし。忘れていたフレッツポイント17,500Pで違約金を払う手もあったが、4月からすっきり新しい環境に移りたかったからまあ良しとしよう。
長々話してきたが、これで将来的に有線の光ファイバーをイジることはもうなくなったはず。もしIIJ本体に何かあったら、その時は有線に見切りを付けて解約、スターリンク(Starlink)のような宇宙的通信サービスに移行しよう。災害時を考えれば、もう今からStarlinkを契約しても面白いと思うのだが。月6,000円台でしょ?YouTuberなら十分経費の範囲内だよね。また続報があるかもしれないよ。
なおこれはIIJのステマ記事ではないのであしからずw 困ったところを正直に述べています。
記事と全く関係ない競馬の話で申し訳ありませんが…
いよいよ桜花賞ですね。動画拝見しました。アルセナールは賞金的には足りていたみたいですが、結局体調が整わず。もしかしたらNHKマイルも怪しいかもしれません。ということで桜花賞はある意味高みの見物です(全然違う)
今年の3歳牝馬は昔でいう薬剤馬がずらりと有力候補になっていてなにやら異変が起きてるのでは?と心がザワザワしております。牡馬はまだ許せますけど、牝馬はね…結果次第では考えを改める必要があるのか、それともそれくらい今年はレベルが低いのか。
個人的にはコラソンビート、ステレンボッシュあたりに頑張ってもらいたいですかね。
アスコリピチェーノは予定日ズレ−5なので早熟?でここではどうか。
何はともあれ楽しみです。
そうなんですよねえ、アルセナールの席も結局空いてたみたいで。
しかしどこの陣営もヤネのルメール大将がいないのでは、騎手獲り合戦に困っているでしょうね。
月のサイクルの裏と同じ意味で、薬剤で生まれた子同士で戦うなら薬剤の勝者が誕生する、それだけのことだと思います。
3歳戦は特に箱庭の中の争いですから、いないものは追いかけようがない。
しかし自然派の牝馬を追い求めることには、それ相応の価値があります。またその信念でいい馬に巡り会うことに力を尽くしたい。
私も配合が良ければいつか薬剤のダート馬をお勧めすることがあるかも、と考えた時期がありましたが、今はぜひ自然派からフォーエバーヤングのようなダート馬を探したいと頑張るつもりです。
アンテナを上げて受信と言うのは、やったことが無いとピンと来ないかも知れませんね。
存外スイートスポットが狭く、強風でずれて見えなくなる事もありました。最後の方は受信強度のメーターを購入して、音を聞きながら方向決めをしていたのは懐かしい思い出です。
嵐のお陰で録画が全滅なんて事も有りましたねぇ。
衛星設置当時にくらべれば、いまや隔世の感ですね。
私も家人にピープ音を聞いてもらいながら、数ミリずつアンテナを動かした世代です。
なんでも自分で工夫して頑張ったのは楽しい思い出です。
しかし物置にはパラボラが3つも転がっています。さてどうしたものか…