いよいよ春のクラシックも大詰めに
フローラSは若き頃の思い出あるレースで、今考えるだけでも甘酸っぱい、青臭い「青春の1ページ」を謳歌していた自分が恥ずかしながらよみがえってくる。
本当に良い時代だったと思うが、思い出の中のフローラSは毎年ちょっと暑い日として記憶されているのはなぜだろうか。雨の記憶がないせいかもしれないし、またクラシックへ向けて最後の切符を賭けた闘いというレースの性格から、勝手に自分で盛り上がっていただけかもしれない。
あれから早、ウン十年…。少し引いた視線で再び春の府中開催を見つめると、ここ数年はフローラSに出てくる出走馬たちが「小型化」しているのではないか、そう思うときがある。
450キロを切るような体で、月一のローテを崩してまでも最後の切符を獲りに来た、そんな悲壮感漂う牝馬が多い気がしたのである。
入着した馬の馬体重の傾向を調べてみた
▼当日馬体重450キロ以下の馬の入着数
19年なし(450キロ以上は11頭)
18年4頭 (同4頭)
17年1頭 (同12頭)
16年1頭 (同12頭)
15年2頭 ※前走は450キロ台(同8頭)
14年3頭 (同9頭)
13年1頭 (同9頭)
12年1頭 ※前走は450キロ台(同9頭)
11年5頭 (同5頭)
10年1頭 (同7頭)
これは馬体重450キロを境にして、フローラSで出走馬たちの成績がどうなっているか、それだけを調べたデータである。
実は昨年とうとう450キロ以下の小型馬の入着が1頭もなくなった。
数字上ではこういう年は初めてに見えるかもしれないが、実は過去15年と12年にもまたそれに準じる出来事が起きていて、当日入着した小型馬は、前走までは450キロをキープしていた境界線ギリギリの馬だったことがわかった。
ということはもしその2回も馬体重450キロをキープしての出走であれば、昨年の入着なし現象はここ10年で実質3回目の出来事だったことになる。
そしてもし当日、馬体重450キロ以上の馬が10頭近く揃う年は、残りの小型馬の入着は多くても1頭だけであることがわかる。
馬体の大きさは、そのまま上積みの大きさといっていい季節に入っているのだ。
フローラS2020で馬体重450キロ以上見込みの馬たち
ウィスパリンホープ ハーツクライ 59
ウインマリリン 母コスモチェーロ(芝中) ☆70
ヴォリアーモ サクラハゴロモ(芝短〜) ★44
エレヴァテッツァ ディープインパクト 44
シャンドフルール 母バイコースタル(芝マイル)★☆69
ショウナンハレルヤ キズナ ☆☆69
ヒューマンコメディ サンデーサイレンス ★84
ホウオウピースフル オルフェーヴル ★★56〜81
リヴァージュ 母〜Lady Angela(芝) ★59〜★★84
ルトロヴァイユ 母〜マンハッタンカフェ 31
レッドサーシャ Sadler’s Wells ★44
3歳の牝馬重賞ながら、今年も配合的には見どころのある馬が多い。中型サイズ以上に該当する馬11頭のうち、★あり馬が8頭という豪華さ。過去何度も言っているが、ぜひ今年も一口クラブライフでは★のある馬を優先して確保していただきたい。
そうそう、明日24日自宅にまず「POGの王道」が到着予定になっている。5月には動画も予定しているが、私もまずは★馬探しからスタートしよう。ちなみに赤本は5月5日以降到着予定らしい。
で話を戻して、これだけ配合上高レベルだと、あとは当日人気のない方からパドックを見てイレ込んでいない馬を買うのがよさそう。小型に属する人気馬たちは相当強いが、繁殖期の牝馬は牡馬以上に体調面で難しさがあり、当日やってみなければわからないところも多々ある。
その様子はパドックに現れがちなので、見ていればだいたいわかる。
加えてレースの条件が10ハロンということを考えれば、ウインマリリン、ショウナンハレルヤ、ヒューマンコメディ、ホウオウピースフル、リヴァージュ、レッドサーシャから順に候補を絞っていきたいところだ。
今年の東京の馬場タイムは出るんだけど例年よりスタミナパワー寄りの馬場じゃないかな?ダービー オークス開催時期も?ハッキリした事わからないですけど〜
フローラSにはダート適性の出走馬がいませんでしたが、改装後の東京は確かに時計出ても芝適性馬が強い気がします。
昔はとりあえず良ならミスプロ系の優先馬を狙いたかったのですが。
G1までに調べておこう。
またまた当たりましたね。完璧予想でしたね。単複ゲットでお茶濁しました。ホウオウピースフルあまり良く見えなかったな。パドックでー
ホウオウピースフルって、いつも馬体が寸詰まりに見えるんですよね。
距離がどうかなって思わせておきながら、中距離でなかなかしぶとい脚を使います。