大切な相棒「エルゴノミクスマウス」を壊してしまいました
春の緒戦3クラブ調査がいちおう完了し、緒戦の相手として残すは6月1日に新リストが出るユニオンさんだけになったが、この調査の最中にここまで1年半がんばってきてくれたヘンな形のマウスをデスクから落下させて(2度目…)壊してしまった。
私はここ2年くらい、手首に優しいという角度50度くらいに立った中華エルゴノミクスマウスを使っている。しかしなにぶんまだ市場にレパートリーが少ないので、ふふ、こんなこともあろうかと用意していた別のiclever製エルゴノミクスマウスに早速チェンジ!
しかしこいつが困ったことに電波干渉を強く受けるタイプらしく、USB口が2つしかない現状のMac miniでは、隣が空いていないと使い物にならない動きをする。前はそんなことなかったんだけどな。ああやっぱり中華製とは言え、安いんだから気に入ったらもうひとつ買っておかなきゃダメだわ…。
壊れたのはNPETというメーカーのもので、奇跡的なフィット感とボタンの軽さがお気に入り。一番気に入ったのが、親指の戻るボタンが少し下向きに弧を描いて少しだけ親指に触れてくれてたこと。調査では親指でものすごく頻繁に進む戻るを繰り返すので、もはやこれがないと生きていけない体に。eゲーマーか?
NPETの新製品もあるにはあるが、全体フォルムも親指ボタンの形もすっかり変わって、別物マウスになってしまった。こうなるとわざわざ選ぶ理由がなくなる。
時間の猶予もなかったのでまた問題になりそうなUSBマウスはやめ、仕方なく日本・サンワサプライ製にすがり、Bluetoothエルゴマウスを購入。これは手触りとフォルムはNPETに似ていい感じ。だがボタンが硬い!かっつんかっつん音がする!
いちおう今回の動画はこれでがんばって編集したけど、終わったらとうとうAmazonで「ゲーミングマウス」を物色し始める始末。これはもう「マウス沼」にどっぷりハマったことになるのだろう。幻のNPET、早く新製品出さないかなあ……今なら中古でも!絶対アレを買う気がする。
新M1X Mac miniのリーク画像出回る
機器ネタをもうひとつ。初回はスルーしたM1 Mac miniだが、ここへきて何ともう次世代のSoC「M1X」を搭載したMac miniが用意されているというリーク情報が!
しかも今度はめちゃ薄くなり、天板が透明な樹脂ガラスになり、Thunderboltが4発付いて(USB3.0は相変わらず2発だけどw もうひとつほしい!)、底面に滑り止め付き、電源は例の磁石式に、となかなかおしゃれに変わるらしい。これはほしいぞ、ほしい。
メモリも今度は64GBまで積めるらしいので、これだこれ、私の本命はこの次期Mac miniで決まりです。Mac Proはオーバースペックです、ハイw
IntelのMac mini2018も今となっては熱いし、コスパ悪いしで、すっかり時代遅れの遺物になってしまったが、なんといってもここまで私を支えてくれた一番の功労者。内部換装させてあるので、どうやって引退させようか悩ましい。Appleに引き取りに出すと、自分のメモリを取り出さなきゃいけないし、かといって中古IntelMacって今相場がすごく安くなっちゃってるのね。Thunderbolt端子が1発死んでる疑惑もあるし、これは売らないかもな。居間のテレビに付けとくか。
枕が長い師匠でごめんなさい
ここからやっと本題。3クラブ分だけ調査が終わり、ここからは読み物をどう書いていくか、どのくらい書くかなどの構想に入る。
ここまでの調査感想を少しまとめておくと、今年は例の「月の評価=月のサイクル+種付けイベント」で主にスピード面の総合的な判断をしているので、昨年とは注目する馬のタイプがまるで違う。また月のサイクルが裏であっても、目がいく馬がかなりいる。
正直ここまで目が変わるとは思わなかったが、自分でも基礎体力を重んじる比率はかなり下がった。もちろん虚弱はダメだが、50を超えていればお化けじゃなくても★がなくても、どんどん候補に入ってくる。逆に体力お化け、アウトブリードでも全然面白くない馬に見えることもあって、落差の激しさに自分でも驚く。でも今年はそれでいいと思っている。
これは言い換えれば、今後読者の皆さんともさらに予測が一致しなくなるだろうということだ。小さな修正はあれど、私は今年の評価基準がここ数年先の基礎となるもの差しだと思っている。そのくらい変わったし、また本質に少し踏み入った感がある。そのかわり、表も裏も受け入れるので、見方はさらに人それぞれになるはず。でもそれでいいと思っている。
最近少しご質問をいただいたので、ここでお答えしておこう。
まず読み物コンテンツには、どのくらいの頭数が掲載されそうかということ。現段階でざっと見積もってみると、3クラブともに10頭くらいは候補がいる。そのうち最終的には1、2頭さらに絞って、計7〜9頭の間で考えている。これが多いか少ないかはわからないが、今後クラブによってもし数が少ないときは、ちょっとだけ定価を勉強することでバランスを取っていくつもりだ。
そしてここが大事な点。今年ドルメロは自分の評価をどこにも書かない。読み物コンテンツに載る馬は確かに高評価ではあるが、別に推奨するつもりもないし、中には裏の馬もいる。ということは、読み物コンテンツの中に皆さんが詳細を知りたい馬が入る保証がどこにもないのだ。表紙に目次も用意しないから、発売までラインナップを知るすべもないし。
私はそれを全部フォローできないので、もしドルメロの決断まで知りたい方は、たとえ主要クラブであっても、すでにスタートしている有料Note「個別相談」をご用命ください。このことに気づかれた方からは、最近もう個別相談をいただいている。私もうっかりしていて広く告知していなかったが、今後はNoteをそのようにご活用ください。
個別相談Note まずはこちらへメールを madamalidia1869★gmail.com ★=@
ただいま繁忙期につき、おひとり1件最大2頭までに願います(1頭=2,200円 2頭=4,400円税込み)。
YouTubeの概要欄にもアドレスいつも張ってあります。
今年のコンテンツ類は、皆さんの手で、お好きなように使っていただくものになる。ドルメロが手取り足取りアドバイスする時代はもう終わった。よく読み込んだ上で、わからないところがあったらどんどんメールで質問してください。
今回の最後に。アドバイスが終わっちゃったら、肝心の「月のサイクル」「月の評価」についてまとめた上級編がまだどこにもないじゃないか! はい、ごめんなさい、その通りです。
これについては、YouTubeでの配信予定はない。むしろ私がYouTube定期配信から離れた折をみて、どこか違う動画販売サイト等で、ほしい方だけにお譲りする予定だ。
今年のクラブコンテンツもそうだが、これがもし1万人、2万人と輪を広げ始めたら、それこそクラブは今以上に一部の馬の激しい争奪戦になるときが来る。「月の評価」は突き詰めればそのくらい威力がある、ゲームチェンジャーになりかねない領域に入ったかもしれない。
私は血統やテシオ理論の信奉者ではなく、○か×か再評価に来た一人の競馬ファンである。30年の時を経て、消えようとしていた奇妙な理論を遺跡から掘り出し、土を払い、もう一度石板の古代文字を解読した。その半分程度が白日の下にさらされたことで、私の役目は遠からず終わりの時を迎えようとしている。新解釈はあとに続く方にお任せしよう。
今はそのあとに続く何十人かの方を導いているだけ。そのくらいでちょうどいいのではないだろうか。
そうそう、コンテンツの発売は、6月第2週頃、クラブ募集が始まった直後を予定しています。YouTubeで告知しますので、お見逃しなく。意外と会員さんの初動がゆっくり目ということを教えていただいたのでw
もしかしたら1クラブずつ、3〜5日間限定とか数量(昨年の各動画視聴回の5%くらい?クリック率を参考にします)限定で、サンデー、社台、ジーワンの順に3回に分けての販売になるかもしれません。いずれにしろ何らかの限定はつけます。そのあとユニオンさんの発売になります。お楽しみに。
【続・ご質問へのお答え】
Q:読み物コンテンツに掲載予定の馬について、個別相談をお願いすると、内容は変わるんですか?
A:はい、変わります。
というか、読み物コンテンツはいつものブログに近いものとお考えください。その馬の誕生背景、なぜ近親が走るor走らないのか、古くはこんなエピソードがあった、血統的価値はここにあるなど、個別診断では語りきれない内容が主になります。
個別相談は、初心者様からベテランまで幅広い方を対象とした「基礎データの説明書」になります。優先祖先、基礎体力、インブリード、月のサイクル、といういつものドルメロ理論、そして最後に私のひとりごととして、おおまかな評価を下しています。
対して読み物は、データはすでに別の一覧表で持っている方にも楽しんでいただけるよう、あえて少し脱線&くだけた内容も含みます。「いい馬」と断言はしませんけど、読んでいれば「ああお気に入りなんだな」とわかるような文章ですね。
参考までに、今まで個別相談を購入された方のご感想を伺うと「初心者には本当にいい内容」というお声から「確認のために注文したけど、間違いもわかってよかった」というベテランさんまで、さまざまです。私は難易度のさじ加減をしませんので、あとは受け取った方に何か感じてもらえればそれで幸いです。
事前に一覧表を自分でまとめられるクラスの方には、あえてどちらも必要ないかもしれませんよw 楽しく書かせてもらいます。
ブログコメント失礼します。いつぞやにヴェルトライゼンデの中性値の件で質問させてもらったものです。
その節はありがとうございました。
日頃の1歳馬データ集めしかり、コンテンツ販売しかり、また動画作成と大忙しなこの頃、お身体にはご自愛くださいませ。
一方の私は、ダービー当日に備えて血統表を見て自分なりに整理しているなかで、遅ればせながらダービー特集の動画を拝見しました。
相変わらずのわかりやすい内容と考察で、益々悩みも増してくるのですが、一点だけ気になる部分があり、ご質問します。
大穴馬として取り上げていた「ヴィクティファルス」の血統表において、ハーツクライがゼロ活性のため母似になる、というのは理解してますが、「シルバーステート」と同じ5代父のTyrant、が優先になる、というのは間違いかと思います。
シルバーステートは母がシルヴァースカヤで、シルバーステートからみた各父の活性値がそれぞれ(2,5,2,6)なので、4代父のTyrantになります。
ですが、ヴィクティファルスは母母がシルヴァースカヤで計算上は1代未来に進んでるためTyrantの活性値は計算には含まれず、各父の活性値がそれぞれ(0,3,5,2)で同じ母似でもSilver Hawkを経由したMatchiche(Silver Hawkの父、母父は劣性期、仏ノネット賞勝ち)になると思います。
このように、過去の母から見れば活性値を計算しなくても応用が利くのは良いことですが、4代父Aの活性値が一番高い繁殖牝馬→1世代進んで母母になった際の活性値計算(Aが5代目)もAを考慮したものになるのでしょうか?
間違っていたら申し訳ございませんがよろしくお願いします。
ちせさん、こんばんは。
ご指摘ありがとうございます。
これは私がやっちゃってます(汗)ちせさんのおっしゃるとおり、Matchicheが優先です。
間違いの元は、私が新種牡馬紹介回でつくった、シルバーステートの紹介パワポをそのまま流用したことが発端です。
そこにあったTyrant〜Tourbillonの文字に誘われ、自分の興味からもっと古い祖先を調べたため、ヴィクティファルス自身の優先経路が変わっていたことに気がつきませんでした。もちろん4代前までたどれば十分で、一番数字の大きな祖先に入っていくのが常道です。
昔は私も5、6代前に活性の強い祖先がいることを知っているときは、あえて今回のようなたどり方をすることがありました。
しかし現在はもっと簡単に考えようと、血統は5代までを原則に、見えている中で一番高活性の祖先を優先としています。
今年からクラブ資料も全面的に簡便法を使っています。
いやはや、まったく申し訳ありませんでした。
今春シーズンはG1シリーズ動画終わってしまいますが(安田記念はスキップ)、秋もまたよく見ておいてください。
ありがとうございました。
こんばんわ。
お忙しい中ご返信ありがとうございます。
自分で予想した後の、ある種答え合わせ的な側面が個人的には強いので気づいた、と言いますか(笑)。
また今後も質問する機会がございましたらよろしくお願いします。
いつもお疲れ様です。
ドルメロさんらしい文章で終始淡々とお話されているのがとてもよかったです。
ワタシは自分なりに選んで出資まで確定したら、ドルメロさんに個別相談しますよ(←個別相談になってない)。
互いの意見を交換し合うのもまた一興でしょ?
あ、満口で1頭も取れなかった場合も相談にのってください笑。
月のサイクルに関してはワタシはあんまり気にしてないので、動画が販売されたら購入してみます。そしたら月のサイクルを気にするようにしようかな。
ともかく、また楽しみにしていますので、よろしくおねがいします(^^)
ちなみに、スクリーンプロセスは子供すぎて途中で走る気をなくしたそうで、山元トレセンに放牧に出ました。秋には成長して帰ってきてもらいます!
よくブンヤ(新聞記者)の文章だって言われます。
出資後個別相談って、なんすか?それ!www
満口慰め相談?には、もちろん乗りますよw
スクリーンプロセス、残念でした。
確かにちょっと前進気勢に欠けたままやめていたので、馬体に何もなくて良かったです。
ひと夏超えて丈夫になって帰ってきてもらいましょう。
拝読致しました。
たしかに昨年までのでように基礎体力中心の評価からは離れないといけないと思っておりました。
今後は、これまで教えて頂いた『基本』をベースに、それぞれが『考えて』、異なる結論を見出していくというご見解も想定しておりました。
私は
・面白4系統からのボス性
・母系のボトムライン又は優先祖先判断の父親4頭のところの『ゼロ化』や活性値【1】などによる軽さ
を中心に評価しようと考えておりました。
その方が現在の活躍馬との符号度が高いからです。
師匠からの今後のお考えは弟子たちには残念なお言葉ですが、これまで頂いた知見をもとに、私も私なりの評価方法を考えていこうと思います。
お別れではなさそうなのは安心致しました(^^)
そのとおりだと思います。
ここから現代競馬に適するものを抽出する方が、時代にマッチするはずです。
いまはネアルコは走っていないのですから。
4系統の軽さを追っているなら、シーズンが終わった豪州の種付けランキングを調べると面白いですよ。
https://www.jairs.jp/contents/newsprot/2021/9/2.html
4系統にゼロ活性いっぱいの父が多数存在します。
ありがとうございます!
拝見致しました。
クールモアの大攻勢、すごいですね。
日本でもアルゼンチンの血が注目された時代がありますし、今年のサンデーレーシングの募集馬にもいます。
オーストラリアも同じ南半球ですから、ここの勉強をすることは大きいですね。
勉強の題材を頂き、ありがとうございました
クールモア、すごい(笑)
ブログにて答えていただきありがとうございました。
基本データならば必要ないかなとも思いますので、読み物コンテンツだけ購入させてもらいたいと思います。(脱線話とか楽しそう)
楽しみにしています。
3クラブの調査お疲れさまでした。
「アドバイスする時代は終わった」とか「推奨するつもりもない」とか言われてしまうとめちゃくちゃ寂しい気持ちになります。
あー、もう頼ることができないのかと(笑)
でもそれだけドルメロさんは大きな存在でした。
これからはこのテシオ理論を各々解釈して判断する時代なんですねぇ。
それはそうと質問ですが、読み物コンテンツにすでに掲載されている馬を個別で依頼した場合、全く同じ文章になるのでしょうか?
決断だけ付け加えるような感じですか?
それとも個別の場合、さらに深く書いていただけるのでしょうか?
わにさん、そのご心配には及びません。
皆さんと縁が全く切れるわけではなく、できれば毎年こうして会員さんのお手伝いをしたいですし、あくまで頻度とか、露出度とかが減るだろうということです。
私も好きでやってることですから、毎年春になったらふらっと一覧表出してますよ、きっとwww
もうひとつは、こういう利益活動が世の中に認められるのか、その試験的意味合いもあって動いています。
うまくいったら、今後は雨後の竹の子のようにライバルたちがどんどん現れるでしょう。
今の市場はブルーオーシャン気味ですが、数年できっとレッドに変わるかもね。
真っ赤な海は泳ぎたくないんです。
ご質問のお答えは皆さんと共有したいので、ブログに書き加えておきます。
しかし読み物を読んだ後に個別相談を頼むのは、かえって物足りないんじゃないかな?
結論はちゃんとお答えしますけどね。