▼京王杯SC2021 ドルメロ理論も少しずつ成長しています ビオグラフィー

今年はすでにクラブ先行検討が始まっています

6月のクラブ募集スタートに向け、実は今年読者さんから社台系の募集馬リストを見せていただき、すでに先行検討を始めることができている(感謝感謝)。ところが作業中にネットを漁っているうちに、ある場所でそれと同一リストらしきPDFが一般人にも見えることがわかってしまった。(個人のブログ等ではない様子)

クラブの第1回リスト正式発表は本日5月14日なので、あれってどういうルート?誰が許可?なのかはわからないが、なんか腑に落ちない瞬間ではあった。

それはともかく、先行検討はすでにサンデーサラブレッドクラブが終了、本日からは一時オークス動画制作に転じ、来週再び社台サラブレッドクラブさんの検討に取りかかる。なにしろこの2クラブがデータ膨大(90頭以上!×2)でスケジュールの足かせになるので、これさえ済めば5月中のリスト完成がいよいよ見えてくる。

1年ぶりの作業とあって、サイクルの裏表のリズムがまだ頭に馴染まず、ようやく慣れたと思ったらもう8割以上完成しちゃってるという……。これも一種のドルメロあるあるで、このあとは少しずつペースが上がってくるだろう。

またこれに平行して、内外ショップの準備もいちおう完了した。内輪ではあるが試験購入なども済ませ、このHP上と外のネットショップ両方が稼働を待っている。そうそう、マイHP上の購入システムも意外と簡単に動くことにびっくりした。装飾などはないがむしろシンプルで、読者さんに信用さえしていただけるのなら来年以降は本当にこのHP上だけでいい気もする。

最初からこのHP購入口を開設するかはまだ決めていないが、できれば少しでも長くネットショップ側で販売したいと思っているので、PayPalアカウント等をご確認のうえ、今しばらくお待ちください。ネットショップの方では直接クレカが使える申請を出しましたので、ご安心を。

京王杯SC2021の上がり馬 ビオグラフィー

表裏リストばかり眺めて、今はそっち系に頭が適応してしまっているので、今回の記事もそっち系のサイクル論からひとつ。

今週の重賞京王杯SC2021に、シルクHCさん所属のビオグラフィー(牝4・藤岡健一厩舎)が出てくる。

ネロリ 69.3.17 3.3〜5.3
 シヤトーフオモサ 77.2.18 ぐ○ 2.4〜4.4
  メイショウテンシ 92.3.31
  チアズダンサー 93.4.6 ぐ× 3.20〜5.20
   チアズブライトリー 98.3.24(4.13付) き○
   空
   チアズメッセージ 00.4.7(4.15付) き○ 3.21〜5.21
    プレファシオ 07.2.8(2.16付) き×
    チアズメッセージの11 11.5.8
    クリプトグラム 12.5.14(然6.6付)2付 ぐ×
    ルメッサージュ(キャロット) 16.4.12(5.8付) ぐ○
    ビオグラフィー 17.4.9(5.4付) き○
    キネシクス 18.4.27(5.23付) ぐ×
    チアズメッセージの19 19.5.2(5.23付) き×

祖母のチアズダンサーは自分が競馬が好きでしょうがなかった頃の活躍馬で、エアグルーヴやビワハイジと同期。その子チアズブライトリーやチアズメッセージも堅実に走ってくれた。

一族のサイクルはとてもきれいで、こうしたファミリーの判定ならまず間違えることはない(皆こうだと助かるけど)。3代経った現在も「き○ぐ×」のときに狙うべきで、母のチアズメッセージは空胎後の15日付け馬、息子のクリプトグラム(キャロット)は2回目付けも自然サイクルで目黒記念勝ち。18年のキネシクスはいわゆる薬②で苦労してるが、19年産馬は裏(5.27)を早めた裏だろうなw

あ、そうそう、今年の検討で「自然サイクル馬」に関して、今までサイクル日より「−3日」まで早まった馬を有効としていましたが、それを「−2日」まで厳しくしてみました。またプラスの方も「+8日」つまり1週間以上遅い馬に関しては、全てを自然サイクルとせず、不明扱いにしています。

で肝心のビオグラフィーはというと、17年生まれ18年シルク募集馬といえば、私が判定を始めた初期の馬たちで、今ブログをふり返るとさすがに「OK判定」で基礎体力88!激推し(今でいうと★88)までは同じだが、優先祖先の「父ロードカナロア」はちと違うぞと(あの頃の自分に)指摘したい。

父のMAX活性、ゼロ活性に甘かった頃

まずビオグラフィーは母チアズメッセージのMAX活性か否か、これは「○」だ。母はすごく遅生まれだから注意が必要だが、いちおう4.15付の馬だから、子が5.15付けまでならMAXとみなせる。

ところが父ロードカナロアはどうかというと、カナロアは4.3付の馬だから、MAX活性は5.3付までになる。もちろんビオグラフィーの5.4付はギリギリアウトに過ぎないが、ドルメロ理論は最もMAX活性を大目に見ている理論なので、決まり事としてたとえ1日でも過ぎていれば全てゼロと見なす。今ならビオグラフィーは父カナロアのゼロ活性産駒である。

では優先はどこに移るのか。実は母チアズメッセージ内にはもうひとつMAX活性のラインがあり、それが4代前のシヤトーゲイ〜Swapsのラインだ。この親子はそろってケンタッキーダービーの勝ち馬で、Swapsはのちに芝のアメリカンダービーも勝って芝ダート両方のダービー馬となった。つまりビオグラフィーも芝ダート兼用の米国適性馬になる。

現代の日本競馬でこんなに応用範囲の広い適性はあまりなく、したがって今後の活躍の舞台も広がろうというもの。距離適性こそ父カナロアからC型遺伝子が100%降りるので短めではあるが、わずか12戦で重賞に出てきた素質と残りの高体力も合わせれば、むしろ本格化したこれからの馬といえる。

まだ成長中だなというのは、その馬体重にもよく現れている。デビューからすでに30キロ以上増えているだけでなく、1戦ごとの馬体の増減が激しい。C型馬にありがちなムキムキ筋肉が付いている最中でまだ体のラインが決まっていないのだろう。この馬体重が落ち着いた頃に彼女本来の力を見せてくれるはずだ。

そして父のゼロ活性馬ということは、繁殖に上がってもカナロアはもちろん、キンカメ、StormCatなどのクロスに気をつかうことがない。優先祖先第1候補だけは1代下がってアンバーシヤダイ〜Ambiopoiseのラインに移るが、これもアンバーだけでなく、キタサンブラックで証明済みの日本適性ライン。ややタイプは違えど、走る仔、丈夫な仔を見つけやすい母として覚えておかれるといいだろう。シルクさんは母優先とかないんですか?

ドルメロ理論も当時からすごく進化したなと思わせる1頭である。

▼京王杯SC2021 ドルメロ理論も少しずつ成長しています ビオグラフィー」への16件のフィードバック

  1. 多ければいいとは思いませんし、少なすぎてもとは思いますが、厳選して7頭、8頭くらいであれば丁度良いのかなと思います。

    でも数に捉われずにきちんと厳選していただくことが一番大事だと個人的には思いますが‥

    それとこれも個人的なことですが、あらかじめ狙った馬が掲載されているのかいないのかの方が重要かもしれません。

    でも自分では気づけなかった馬がそのコンテンツによって新たに注目できるということもあると思うので、それも含めて楽しみではあります。

     
    どうしても気になる馬がいれば1頭診断をしていただくこともできるわけですし、忖度なしで渾身のコンテンツを販売していただきたいです。

    1. 実はわにさんと同様のお考えの方がいて、今年その方はすでに「1頭診断」を複数ご注文済みです。
      私も少しうっかりしていた点はあるのですが、今年は印を打たないので、コンテンツに推薦されなければドルメロの判断は一生見えないんです。
      そのような方のためにも「1頭診断」があってよかったなとホッとしているところです。
      (そちらには思い切り書いています)

      というわけで、読み物は忖度なしのレパートリーと内容でお届けします!

  2. 私も社台サンデーを全頭見てみましたが、見る項目が多くて選ぶ難しさを改めて感じました。

    サンデーのイスラボニータ産駒のポルケテスエーニョなどサイクルがはっきりしない馬も何頭かいて頭を抱えましたよ笑

    この記事のチアズメッセージみたいに皆が分かりやすいといいんですけどね。

    それでも良さそうな馬も何頭もいて社台だと、ダイワスカーレット、ダイワレジェンド、シーティス。

    サンデーだとブエナビスタ、ピースバーグ、ソベラニアあたりが気になりました。

    早くドルメロさんの評価を聞きたいところですが、書き物系の商品の方は何頭くらいをアップされる予定でしょうか?

    1. ふぁ!? もうそんなに調査が進んでいますか! ちょっと焦りますねw
      というのは冗談で、私もサンデーと社台さんは調査済みです。

      読み物系の掲載頭数に関しては、正直「馬のデキ次第」としか言えません。
      ただし虚弱でないならば、自然①、空胎後などの産駒(S〜B中限定で)は、なるべく備忘録的にも書き留めておきたいですね。
      しかも少しストーリー性のある馬だとなお助かるし、リーズナブルな馬は毎年応援していますw

      という感じで今ちらちらっと見返すと、サンデーさん、社台さんそれぞれ10頭以内で厳選するくらいかな?
      率でいうと約1割か……多いですか、少ないですか?

      でも馬レベル的にはこの2クラブがやっぱり双璧といった感じなので、ジーワンさん以降のクラブは5、6頭に落ち着くかも。(シルク、キャロ、自然の多そうなウインなどはまた別として)
      頭数が少なかったら、その辺は値段にも反映させる予定です。こちらは私の趣味みたいなもんだしね。

  3. こんにちは!お疲れ様です。
    ネットショップ、楽しみにしてます。
    5/14以前にわかってる情報って一体どんな状況なんですかね、漏れてるのかなあ。

    今週は中京競馬場の指定席を当てました。出資馬のスクリーンプロセスが鳳雛ステークスに出るので、日帰りで茨城から応援行ってきます。
    ここで勝てば、JDDも夢ではなくなるので楽しみにしてます!

    1. あとでわかったのですが、流出していたのは、会員さん向けのPDFと全く同じものでした。
      URLを控えておけばよかったな。ちょっと見たことないアドレスでした。
      あれがあの日に一般人も見られるならば、毎年苦労はしませんよね。

      いま鳳雛ステークスの登録見ましたけど、かなりいい線いけるのでは?
      タケルペガサスあたりを徹底マーク&一騎打ちに持ち込めば、あるいは……。
      いい夢見られそうですね。

  4. 昔ココナッツパンチが好きで応援していました。

    3歳でありながらダービーと同日の目黒記念でポップロックの2着。

    もしダービーに出走できていたら‥なんてことを今でも考えてしまいますが、その近親のファインルージュがこうやって活躍していることを嬉しく思ってます。(オークスはもちろんファインルージュを応援)

    昔は表至上主義でしたが、裏でも種付けイベントによってはアリだと最近になってようやく思えるようになってきました。

    あえて裏を狙って成功を収めた時はめちゃくちゃ気持ち良いんでしょうね(笑)

    1. な、な、懐かしい……ココナッツパンチ!
      詳しい事情を知らないのですが、当時はなぜ目黒記念だったのでしょうか。
      新聞記事、読んだ覚えはあるけれど……立派なチャレンジャーでした。

      一口クラブの「裏」狙いは、もはやMッ気の強い上級者向きですね。
      私にはとてもとてもそんな勇気はな〜い!
      これからも初心者の方には、表を見る目を養ってから裏の道に進んでは?とアドバイスするつもりです。

      1. どうしてダービーじゃなく目黒記念だったかというと単純に賞金が足りなかったのだと思います。(何せ3戦目で皐月賞、4戦目で目黒記念)

        2戦目の弥生賞2着だけでは足りず、かといって皐月賞では−14kgでの出走でしたからトライアルも使えなかったのではないでしょうか。

        体質がまだしっかりしてなかったんでしょうね。(基礎体力44)

        力はあったと思うのですが、無理使いが祟ったのかな‥

        1. そうか、馬体減か……。若駒あるあるですね。

          「裏」狙いについてですが、私がもし再び配合を手伝うことがあったなら、その時はやはり表の種付けを勧めると思います。
          ただしもし出産が遅くて、裏サイクルのまま春の繁殖期を終わろうとしている牝馬がいたら、そのときは裏の自然①日を狙う、というのはどうなんでしょうか。

          これはテシオ理論者として「裏を勧める」非道徳行為になってしまうのでしょうか。
          ふとそんなことも頭をよぎりますね。

          1. 一番良いのはその年は空胎にして来年の良い発情期に種付けすることでしょうが、どうしてもということであればおっしゃるように裏の自然①で良いと思います。

            私も裏サイクルの馬をあえて狙うとすれば自然サイクルか空胎明けのみに絞ると思いますし。

            裏を勧めるというよりも自然サイクルを猛プッシュするということでいいんじゃないでしょうか。

            エフフォーリアも裏サイクルの自然②ですしね。

          2. 自然サイクルを猛プッシュ、ふふ、その手がありましたね。
            この「自然サイクル」説を経て、配合の裾野ががすごく広がった気がします。

  5. ありがとうございます。

    そんな企画があったことをすっかり忘れていました。

    というのも社台に入会しようか未だにどうか迷っていまして‥

    一度は諦めたんですけど、ダイワレジェンドが思ったよりも安かったので再燃してしまいました。

    すごく良い馬だとは思いますけど、父ノヴェリストってどうなんだ?とか、それだったらまだ評価が固まってない新しい種牡馬(イスラボニータとか)で勝負した方が良いんじゃないか?とか色々と考えて追い込まれてます笑

    やはり40口だとリスクが半端ないので‥

    平然と40口やってる方とは住んでる世界が違うなと改めて感じてます。

    1. そうですか、迷いは相当深い様子ですね。
      私はまだ社台さんまでは見ていませんが、イスラボニータ産駒も将来的にいい選択肢だと思います。
      ノヴェリストねぇ……評価難しいなあ。
      しかし40口馬主って、本当にすごいことなので、時間いっぱいまで悩んでください。

  6. 個別に選んだ3頭を診断していただくという有料サービスは現在やってますか?

    あれって将来的なコンテンツでしたっけ?

    1. え、わにさんにはあまり必要ないと思ってましたが……

      と、そんな意地悪を言わずにwきちんとご説明しますと、
      「お好きな3頭を個別に選んでいただき診断する」というのは、実はチャンネル登録者数1,000人達成時の「幻のプレゼント企画」だったんです。

      でそれとは別に最近私が始めたのが、きちんと1頭ずつ個別に診断するサービスで、これは有料Noteにて、1件1頭として2,200円(税込)で承っています。
      しっかり料金をいただきますので、対象馬&内容は、過去の馬でもよし、現役馬でもよし、中小クラブ馬、今年の募集馬を誰よりもいち早く、でも何でもOKにしています。

      個別にご依頼Gmailいただいた方とのシークレット取引になります。
      いまだ皆さんにはこのNoteの存在も詳細にはお話ししていませんが、今年コンテンツを販売開始し、軌道に乗れば、それ以外の’21クラブ対応策としても、正式発表する予定です。

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