いよいよ馬ライフ周辺が慌ただしくなってきた
寒の戻りを経ながら一気に暑くなったりと、4月の気候はどうも安定しないが、ドルメロが住む田舎の山野はいま春爛漫といった感じ。すでに平地のサクラは散り始め、山桜が見頃を迎えている。
それと同時に、4月はドルメロの「お馬さん」活動周辺も少しずつ慌ただしくなってきた。別に私が何かしようとしている訳ではないが、たとえばウイニングポスト9の新作2022体験版を遊んだり、15日にはソフトが届いたり、昨日「POGの赤本」を予約したり…。(それは全部趣味じゃないかって?)
失礼いたしました。実務的には、今年一発目のSTORES開店&試運転として先週「シルク・キャロ追加募集合併号2022」を販売いたしました。おかげさまでたくさんの方にお買い上げいただき、コメントも全部読ませていただきました。会員さんはもう今年の本募集の動向が気になるところですよね。また今夏あらためてお世話になります。
でまあドルメロ本人は、今年の月の評価表も決めたし、相変わらず動画をシコシコ作り(皐月賞動画が久しぶりにバズったな)、たまにデータ整理をしながら、来たるサンデーR、社台RH、ジーワンRの3強クラブデータ同時制作に向け、英気を養っているところ。5月末は絶対めちゃ忙しくなるんだから。
中でも今しかできないデータ整理の一環として今回は、4月26日に行われる「JRAブリーズアップセール2022」の上場馬たちを、新・月の評価で調べてみた。動画にしてもよかったのだが、さすがに「誰得」内容になりそうだから、いっそブログ記事の方が良かろうと思った次第。YouTubeを100人くらいの馬主さんが見てくだされば、反響もあると思うけどねw
セールの入門編「JRAブリーズアップセール」
ブリーズアップセール(Breeze Up Sale)とは、主に2歳調教セールを意味するそうで、
『一般に米国では“時計の速さ”で馬を高く売るセール、欧州では“調教タイムよりトータルの馬の仕上がり”をアピールしていくセールとして開催されています。JRAブリーズアップセールでは、“時計よりも馬の走法や出来映え”を購買者にアピールします。また同時に上場馬の情報発信を充実させ、不慣れなお客様がわかりやすく参加しやすい入門編としてのセール運営を目指しております。』(by JRA) とのこと。
育成面は心配なさらずに、まずはここで実際に動けている2歳馬を買って走らせてはいかがですか、というあくまで馬主登竜門的な親切設計セールらしい。
そうはいっても過去の上場馬からは活躍馬もけっこう出ているし、あのモーリスだって時計を出して売れたトレーニングセール出身馬だし、何より今ある程度確実に仕上がっていることが大きなアドバンテージなのかも。活躍馬に少し早熟傾向があることは差し引いてもね。
新・月の評価で見たセール注目馬
いちおうこれが「誰得」のセール注目馬8頭ですけど、もちろんみんな自然派なので、あえて「自然①」みたいな項目は入れていません。
それよりすごいなと思ったのが、セール上場馬全頭に対する自然派の割合が非常に高いこと。今回のセールには83頭がエントリーし、うち23頭が自然派の産駒。そのうち欠場9頭と初回発情3頭を除いて計算した「純・自然派」の割合は24%。実に4頭に1頭が自然派という高確率なのだ。
ただしJRA本体がそこまで自然派を推し進めているわけではない。セールにはJRA自身が生産した「ホームブレッド」というカテゴリーの馬たちも多数出ているが、自然派の産駒は2頭のみ。あとは薬剤も当然使っている。
じゃあこの自然派がどこからやってきたのかといえば、実はここまでの各セールで買ってきた馬たちの中に、ものすごくたくさんの自然派が含まれているのだ。その辺がJRAのちゃっかりしたところなのかもw
さて今回の注目馬選出方法は、
①まず全自然派産駒をピックアップ
②基礎体力40以下は除外
③母の10番仔以上は除外
④サンデークロス馬は除外
⑤先週の時点で「時計を出した動画がなかった」馬や「ゆっくり調整している」とコメントされていた馬、私から見て元気がなさそうな馬は除外
という感じで行った。でも表でも裏でも関係なく、各馬が意外と積極的に展示時計を出しているので、タイムだけ見たら決断に迷うだろうなと思う。最終的にセールではやはり自分の中のどこかにこういう選別基準を持って線引きしたいところだ。
そして今後、これらの馬たちの行く先にも注目しておきたい。
今後の動画配信予定など
それからこのあとのYouTube配信に関しては、
・種牡馬に関するシリーズのまとめ 日本編
・POG赤本特集
・米ケンタッキーダービー 展望
・日本3歳G1 解析動画
などが企画として控えている。次回はおそらく種牡馬シリーズのまとめ回、その次は赤本特集だろうが、そのあと5月2日週あたりは「K・ダービー展望」と「NHKマイルカップ」が2本かち合うんじゃないかと思う。
今年はせっかくK・ダービーが馬券発売されるし、これも米3歳の頂上決戦だから、米血統を見ること自体はマイルカップ展望より楽しそうなのでw ぜひ動画出したいと思っている。あとは自分にその時間があるかどうか、だ。
さて次回ブログはご存じ「今年春のドルメロ配合案件」についても少しずつ動き&気づきがあったので、あらためて基本的なことをまとめておこうと思う。
ある日突然ドルメロチャンネルを発見し
ずっと見続けています
そして同じく本家テシオ理論の中島氏の
0の理論をなんとか入手し、ドルメロさんの動画を見ながら、0の理論を読み返す日々を繰り返しております
元々は私は競馬は馬券よりもサラブレッドの歴史 血の継承に興味があり、約300年に渡る繁栄と淘汰を見る知る事を楽しみにしていました
今回コメントを残すに至り、まだまだ理解度は勉強不足な私ではありますが、本日動画があがった0サンデーに凄く刺激され今回初コメントをしようと決めたに至ります
お忙しいとは思いますが
是非この動画の続きを待ち望んでおります
まだまだテシオ理論も中島理論もドルメロ理論も至らない私ではありますが、朧気ながらも
何故にこの馬が走ったのか?が少しは垣間見えて来た事に自分自身での嬉しさを覚えています
今回の動画に初めてコメント欄が開放されており、そちらに書きたかったのですが、まだまだ私の理解度では浅はかだと思いコチラにしました。中島氏もドルメロ氏も実際に生産に携わってますので凄く説得力があります
余談ですが桜花賞は自分なりに探り上位馬を見つける事ができました。ありがとうございます
これからも応援しておりますので、素晴らしくも複雑な生産の奥深さを動画を通じて楽しみにしております
長文失礼しました
Qriousさん、はじめまして。
想像するに、ある日突然YouTubeのおすすめ動画にあがってきたんでしょうか。
まだまだドルメロchも捨てたもんじゃないですね。
ゼロ・サンデーに刺激されたとのことで、制作側としては嬉しいかぎりです。
毎回もっとセンセーショナルに盛る動画の作り方もあるでしょうが、これを実際の生産現場で活かす方もいることを考えて、
なるべくデータに基づいた「真実味」を大切にしています。
もっとも「今回は余興で楽しんでほしい」と思う回もありますけどね。
「種牡馬の本当の話」シリーズはうまく日本編でまとまったので、今回はここで終了ですかね。
でもこういうお話が好きな方が一定数いることは、動画分析データでもわかっている(視聴維持率が異常に高い)ので、
今度は「お母さん馬のはなし」でも企画しましょうか。
今後ともチャンネルを気長にお楽しみください。
真実だけが人生を楽しくするとは限りませんので。
そうそう、コメント欄がちゃんと解放されてましたか。安心しました。
みなさん全てこちらにコメントしてくださるので、まだ開いてないのかと思ってましたw
ブログ上ならきちんとお返事いたします。
お返事ありがとうございます
オススメにあがったのではなく、自ら探した
が本音です。
元々はかなり幼い頃から競馬は見ていまして
大好きなエルコンドルパサーが世界で活躍するにいたりサラブレッドて?そこからからが私のサラブレッドへの歴史を知りたいが始まりました。他者さんので申し訳ないのですが
吉澤譲治さんの競馬の血統学からが全ての始まりでした。ですからテシオ氏もドルメロの魔術師も知っていました
なので検索してました。三大始祖やダーレーアラビアン以外を取り上げるチャンネルはあれどコレと言ったモノはなく、半ば諦めかけの時にフェデリコ・テシオでヒットしたのです。
見て直ぐに虜になりました
次回作は牝系ですか
ドルメロ式の母系の見方を早く見たいです
母の力は偉大
これは少しは理解はしているつもりです
次回作待ってます