▼キャロットクラブ2018 2歳馬最速診断 関東馬編(No.30、39)

好素材集まるキャロットさんの隠し球を発掘してくぞ!

シルクさんの全頭検証が済んだなら、そりゃいちおうキャロットさんも済ませておきたくなるのが血統ファンというもの。

そこで今回から関東、関西の2回に分けて、キャロットさんの意外な(といっては失礼ですが)穴馬2歳馬候補を挙げておきます。

 

これはかなりリーズナブル!ただしダート馬です

 

▼No.30 レディグレイ

牝2・宗像義忠厩舎
父 キンシャサノキセキ
母父 トワイニング
4月18日生まれ 黒鹿毛

【診断結果】

・優先祖先 Buckpasser(1963)

・馬場、距離適性 ダートのマイル

・基礎体力値 44(平均50)

・頭脳 普通

・総合 ★★(満点は5つ)

 

母からあまり体力を受けていないことだけが残念ですが、スピードも中位のものがあり、なにより価格がリーズナブルで楽しめそうです。

兄もキャロットさんで募集された馬で、体力は満点だったものの、スピードはもろ本馬の裏サイクルにあたり、しかも今ではセン馬とか。
うーん、たった1年の差というものは怖い…。

 

3代父のEl Gran Senor(1981)がMAX活性で、現代に何を種付けしてもそうそう優先祖先を譲ってくれないのが玉にキズ。
すると全部優先はBuckpasserに流れていってしまうんですね。

Buckpasser、どこにいるかわかります?
El Gran Senorの母父ですからね。

今までのどの兄弟というよりは、母そのものの競走成績に一番よく似るんじゃないかと思います。

 

これは思ったよりスピードタイプ!芝もイケる

 

▼No.39 シャルマント

牝2・鹿戸雄一厩舎
父 エンパイアメーカー
母父 スペシャルウィーク
3月22日生まれ 青鹿毛

【診断結果】

・優先祖先 El Gran Senor(1981)

・馬場、距離適性 芝の中距離

・基礎体力値 59(平均50)

・頭脳 普通

・総合 ★★(満点は5つ)

 

エンパイアメーカーも、2017年種付け分が最後のMAX活性期。
そろそろまた芝馬を出してもいいのではないかとみている今日この頃。
本馬にはその兆候が現れています。

 

父系に含まれる優先祖先のEl Gran Senorは、強調したからといって日本で芝を走れるとは限らないサドラー系ですから、ダート馬の可能性もあります。

ですが、本馬の場合はスピードサイクルが初期の判定であること、また母ライツェントMAX活性を受け、よりスピードの裏付けが高まっていることなどを加味し、芝判定としました。

 

ただ実際の会員さん?の間では「気性が…」「ゲートが…」と心配している方が多い模様。

ここは代表産駒フェデラリスト同様、焦ることなく古馬になってからの開花待ちに徹するべきかな?と思います。

 

もうすぐトップテン圏内の馬はこちら

 

▼No.32 パシフィスタ

牡2・中川公成厩舎
父 マンハッタンカフェ
母父 パントレセレブル
3月9日生まれ 黒鹿毛

 

これもスピード面は合格です。

母父パントレセレブルの活性値がゼロorMAX(予想はゼロ)判定できず、サドラーズウェルズ優先と出るので一枚割引ですが、パワーを活かした条件なら、いいところがあるはずです。

 

さて次回は予告通り、今週日曜日の芝の新馬戦(マイル以上)から注目できる馬をご紹介します。

残りのキャロットC関西編はその次になります。
どうぞお楽しみに。

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