▼シルクホースクラブ2018 2歳馬最速診断 心残り解消編(No.17、30、32、43、67)

シルクさんの走る2歳馬大集合だ!

クラブ馬主さん特集の際に、主力種牡馬の産駒ではなかなか良い馬をご紹介できなかったシルクHCさん。
じゃあ今年のシルク2歳はダメなのか、どこにいい馬がいるんだ、という声に応えるべく、残りの募集2歳馬全頭を検証してみました。

私としても「絶対いないはずがない…」という心残りがあったので、今回はその気持ちを払拭すべく、気合いを入れて調べましたので、どうぞご覧ください。

なお、番号は募集時の番号で、名前は全て競走名になります。

 

父がギリギリ劣性期に入りダート馬化しています

 

▼No.17 アーティファクト

牡2・古賀慎明厩舎
父 キンシャサノキセキ
母父 Songandaprayer
2月17日生まれ 鹿毛

【診断結果】

・優先祖先 Storm Cat

・馬場、距離適性 ダートのマイル

・基礎体力値 59(平均50)

・頭脳 普通

・総合 ★★(満点は5つ)

 

キンシャサノキセキは南半球産で、北で12歳といっても実質は11歳半でしかなく、北半球での中性期も劣性期扱いになるのがポイント。
したがって本馬の血統は母アンティフォナの系譜を探ることになります。

中でも唯一の優性期種牡馬が母母父のCat Thief(1996)で、その父Storm Catが優先。
脚の白の位置がやや違えども、本馬はかなりStorm Catと似た姿形を有しています。

スピードは中程度でダートのマイル〜千八あたりがよさそう。

 

折り合いのつく芝ステイヤーが理想型か

 

▼No.30 エレンボーゲン

牝2・鹿戸雄一厩舎
父 ブラックタイド
母父 Acatenango
2月19日生まれ 鹿毛

【診断結果】

・優先祖先 母父 Acatenango〜

・馬場、距離適性 芝のクラシック〜

・基礎体力値 81(平均50)

・頭脳 良好

・総合 ★★(満点は5つ)

 

本来の優先祖先は母父Acatenangoからずっと先にいる馬なのですが、Acatenangoから先の父系はどこまでいってもドイツの芝ステイヤー血統ですから、適性はだいたい同じです。

血統表のポイントは2つ。
ひとつは2代母So Sedulous(1991)がその父The Minstrel(1974)のゼロ活性産駒であること。
つまり母系からNorthern Dancerの影が全て消えるということ。

そしてもうひとつが4代父ともに系統の異なる傍流を交えた系譜であること。
上から順にTurn‐to系、ハンプトン系、Northern Dancerゼロフェアウェイ系ですから、まず日本ではお目にかかれない「重厚さ」があります。

基礎体力も鬼に金棒の領域。
ですから本馬の成否は一にも二にも「スピードがどの程度活性されるか」これに尽きます。

その点、母ショアー17歳時の満点活性を受けられたことは大きなアドバンテージで、本馬が優秀だった兄エックスマークイモータル以上になっても何ら驚きません。

 

ダート界のベストtoベストで生まれたマイラー

 

▼No.32 プテリュクス

牝2・大竹正博厩舎
父 スマートファルコン
母父 Seeking the Gold
4月2日生まれ 栗毛

【診断結果】

・優先祖先 Turn-to(1951)

・馬場、距離適性 ダートのマイル

・基礎体力値 41(平均50)

・頭脳 普通

・総合 ★★(満点は5つ)

 

ゴールドティアラスマートファルコン
実際、やってみたくてもできない配合のひとつではないでしょうか。

優先祖先はTurn-toなのですが、母ゴールドティアラそのものという可能性も少しあります。
毛色と誕生日&種付け予想日を見るのですが、いずれにしろダートのマイルは得意な馬になるはずです。

ただし体力面にはいささかの不安があります。
父母同様、古馬になるまで無理をせず、開花を待つのが常道でしょう。

 

残り少ない父の産駒に夢を託すなら

 

▼No.43 サルトアトランテ

牝2・西園正都厩舎
父 ゴールドアリュール
母父 キングカメハメハ
1月23日生まれ 鹿毛

【診断結果】

・優先祖先 父ゴールドアリュール

・馬場、距離適性 ダートのマイル〜千八

・基礎体力値 47(平均50)

・頭脳 普通

・総合 ★★(満点は5つ)

 

ゴールドアリュール最後のMAX活性期産駒です。

母は快速で鳴らしたダートのスプリンターでしたが、その母と比べても娘はスピードのサイクルがちょっと後半なので、コテコテの千八ダート馬になる可能性があります。
でもゴールドアリュールの仔を応援するなら、それもいいでしょうね。

本馬も上手に使いながら、キャリア後半の完成を待ちたいところです。

 

いまだ成長待ちも将来はかなり面白い1頭

 

▼No.67 フロントライン

牡2・小笠倫弘厩舎
父 エスポワールシチー
母父 Storm Cat
5月12日生まれ 栗毛

【診断結果】

・優先祖先 Raise a Native(1961)

・馬場、距離適性 ダートの短距離〜マイル

・基礎体力値 63(平均50)

・頭脳 普通

・総合 ★★★(満点は5つ)

 

5月生まれで成長待ちのところはありますが、完成時にはちょっと夢を見られる器かもしれません。

自身の栗毛は父エスポワールシチーではなく、母系からきたもの。
しかもミスプロの父、Raise a Native由来とは驚きました。

スピードは中程度を確保していますので、あとは自身の形が短距離に出ればスプリンターにもなるし、賢ければ距離も保つでしょう。
馬体には「ふんふん、なるほど」と思わせる何かを感じます。

まずはぜひ競走馬としてデビューしてほしいですね。
待つだけの価値は十分にある1頭です。

 

以上、シルクさんから2歳馬5頭の紹介でした。
これでちょっと肩の荷が下りたかな?

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