土日の新馬戦が終わったあとにこれを書いていますが、土日はいいところを突きながら痛み分けのような感じで、いまいち波に乗り切れていません。
とくに日曜は★サルウェーテが単勝40倍超えの激走で、なんとか複勝まではとりましたけど、肝心の◎ポートロイヤルがさっぱりで…。
それもそのはず、推奨した4頭のうちパドックでの見栄えはどうがんばってもポートが一番下。
1番人気になっちゃってた○プライムもちょっとコロンとした体型で、本当はもっと他に適性があるんだろうなと思わせる1頭。
こういうときは何かが起こりますね。
ヒマしていても仕方ないので、月曜の新馬戦2鞍も予想してみました。
▼月曜中山5R 芝1200
気をひく馬はたくさんいるが、そういうときこそ迷いが生じる。
しかしさすがに芝のスプリント戦がバッチリという適性馬を見つけるのは容易でなく、どこかで妥協が必要だ。
基礎体力面も加味し、本命はケンデューク(父ノヴェリスト)。
以前も話したが、ノヴェリストはNight Shiftが強い馬なので本来はマイラーをバンバン出していい種牡馬。
しかしNight Shiftには距離の融通性があって、自身がスプリンターだということが忘れられる傾向にある。
ここはOK判定と基礎体力トップの72とNight Shiftの眠っている適性に賭けて、同馬を本命に推す。
もう1頭のOK判定馬クリノテバク(父パドトロワ)は、父そのものが優先祖先でスプリント適性はメンバー中No.1!
しかし基礎体力が22!と虚弱もいいところで、パドックを見て1回だけは買うかもしれないが、過度な期待はかけられず…。
そこでもうちょっと頑丈そうなマイラーを探していくと、ローゼンオルデン(父ダンカーク)という馬にたどり着く。
本馬は芦毛だが父の毛色を継いだわけではなく、優先祖先はアルゼンチン牝系の中の1頭で、どうやらマイラーらしい。(らしいでゴメン)
そんな本馬最大の武器は体力面。
MAX活性が1回&不確定でもう1回ありそうで、数値は64〜!
母がぎりBAD6日判定ながら、それさえ合っていればこの仔自身はOK判定なので、1票を投じる価値ありか。対抗格へ。
3番手は母ぎりBAD1日判定の、クリノアマテラス(父トーセンジョーダン)。
もちろん父は劣性期で母方のミスプロが優先祖先。
ということは短距離のダートならもっと強く推せるが、千二の芝もダート戦のような激しさなので、意外とダート適性は必要。
おそらく全く調教動いていない&人気がないと思うので、パドックで動けそうな馬体だったらという条件付きで3番手に。
そして大穴として母ぎりBAD3日判定&自身もぎりOK1日判定という超アブない牝馬、セイウンティアラ(父リーチザクラウン)はいかがだろうか。
優先祖先のニアークティックもノーザンダンサーの父としてばかり有名だが、自身はスプリンター。
これとMAX活性1回継承で、どこまで上位に肉薄できるか。
ちなみに目下絶好調!菜七子ジョッキー騎乗のグランエスタード(父パイロ)は「?」判定。
優先祖先HighTopは芝のマイラーだから、条件は決して悪くない。
この馬の走り次第では、オジサンの血統表メモを書き直すことになるかもしれないな。
◎ケンデューク
○ローゼンオルデン
▲クリノアマテラス
△セイウンティアラ
注グランエスタード
▼月曜阪神5R 芝1400
ここは東京ホースのレッドルゼル(父ロードカナロア)が人気らしいが、クラブの情報によればどうも馬体に硬さがある馬のようで、人気がかぶるようならあえて軽く扱ってみたい。
とはいっても、ぎりBAD10日判定、体力値44〜69なのでそんなにひどい馬ではない。
これに勝てる素材を探す方が難しい(汗)が、総合力&仕上がり早という意味ではラフィアン出身のドアトゥブリス(父グランプリボス)は面白い存在。
ぎりOK6日判定&基礎体力59は合格圏だが、実はグランプリボスという馬自身が「劣性期種牡馬ばかり付けてできた名馬」なので、自身の母方のうちの1頭が優先祖先になり、いまいち適性が判然としないのだ。
こういうタイプは最初に見つけた馬の名を取って「アドマイヤムーン型」と読んでいるが、あの馬もJCを勝っておきながらスプリンターばかり出すので、グランプリボス産駒も適性にはよくよく注意して買ってみたい。
判定でいけば本当は本命級のシャムラマート(父ベルシャザール)だが、やっぱり優先祖先が父ベルシャザールで、芝適性に一抹の不安が…。
これなら同等の評価として大穴メイショウオニテ(父キンシャサノキセキ)を挙げておく。
優先祖先はStormBirdで、芝の7ハロンはこれ以上ない条件。
人気は皆無なので、あとは当日馬体がどんな形をしているかだが…。
◎ドアトゥブリス
○レッドルゼル
▲シャムラマート
△メイショウオニテ