▼シンザン記念2018 有力馬2頭が順調な仕上がり

京都金杯アメリカズカップは絶好調だが雨次第…

東西金杯では調教からさほどの動きが見られなかったので、新年一発目の調教診断には3歳戦を持ってくることにした。

でも1頭挙げるとすれば、京都金杯のアメリカズカップ(牡4・音無厩舎)、これは掛け値なしに動きがいい。

ただ持ちタイムが致命的にない馬だから…。おさえかな。

 

調教がいいと思ったらまんま人気馬だった件

 

エアアルマス(牡3・池添学厩舎・鹿毛)
父 マジェスティックウォリアー
母父 エンパイアメーカー

CWで福永を背に単走。
6F84.8〜68.8〜12.3

とにかく脚さばきが軽い馬。今回福永はルメールの騎乗停止でお鉢が回ってきたのだろうが、どちらかといえばユーイチの方が手が合うくらいの繊細さは残る。

が、潜在スピード、気品のようなものが十分感じられ、走る馬であることに間違いはない。

そこであらためて血統表を見ると、よくまあこれだけクロスを集めたものだと感心する配合で、ぱっと見5代中だけでも

Mr. Prospector 4 x 5 x 4
Secretariat 4 x 5 x 5
Buckpasser 5 x 5
Northern Dancer 5 x 5

が生じている。

ところがよくよくひもとくと、母父エンパイアメーカーをはじめ、3系統で影響のない世代に種付けされているという「奇跡」もあり、残るクロスは

Mr. Prospector 4 x 4
Secretariat 5 x 5

はい、これだけなんです。

とくにMr. Prospectorの系統は父母ともに色濃く残るので、スピードと早熟性の源はここら辺にありそう。

ただし、血統的にはOP馬ではあまり例を見ないほど「おとなしい配合」。

なにしろ、母のNokazeの情報からして表立ったところにはどこにも存在せず、わずかに米で条件戦をチョビチョビ走ったことがわかる程度。毛色も不明。

祖母も不出走らしく、かといって母父エンパイアメーカーの影響は9歳時産駒でなし。

ここへかけられたマジェスティックウォリアー自身も10歳時の種付けで産駒にさほど強い体力は授けていないと思われる。

あの繊細な感じは、そもそもの体力的な不安の表れか。
杞憂に終われば嬉しいのだが。

 

道悪要員と決めつけるなカフジバンガード

 

対照的に元気よく「動」の調整だったのが、カフジバンガード(牡3・松元茂樹厩舎・鹿毛)。

父 ハービンジャー
母父 サンデーサイレンス

栗東坂路で一杯にやられ、52.1〜12.1としっかりまとめた。

陣営は「とにかくタイムのかかる馬場が希望」とのこと。

4着に負けた昨年秋の東スポ杯で1分47秒2と踏ん張ってはいるが、未勝利勝ちが2分8秒2の極悪馬場、前走こうやまき賞が中京マイルで1分37秒8だから、陣営の言うこともよくわかる。

ただ、私個人としては真っ向勝負でそれほどスピード負けする馬とも思わず、最初に道悪適性を見せてくれただけなのでは、と考えている。

そのスタミナ、道悪適性は、実は父ハービンジャーから来たものではない

血統表を見ると、カフジは父ハービンジャーの9歳時産駒で、一見毛色からすればなさそうな母方の血を継いでいる。

さらに自身が鹿毛であることを考慮すれば、2代母のダジルミージョリエから母系をさかのぼり、リボー系のTom RolfeやHoist the Flagにたどり着く。
どうりであんな馬場に適性があるわけだ。

調教から挙げた2頭とも、当日は人気になるようで、配当こそ望めないが、とくにエアアルマスの走りには注目しておきたい。

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