▼この1頭!今週末の新馬戦ピックアップ(2018.10.20)

秋も深まり、いよいよ新馬戦も怒とうの出馬ラッシュ!

今回ご紹介する東京の2レースはともに18頭フルゲート

こうなるとレース中のアクシデントや枠順といった要素も絡んで、馬券はさらに難解さが増しますが、心配なのは厩舎サイドそしてPOG、クラブ馬主さんも同じこと。

掲示板等では「がーん、外枠が当たった」「大本命があんあり強くないと見込んでのフルゲート参戦かも」など悲喜こもごものやりとりがされていて、読めばウフフと微笑ましくなります。

今週は他にも芝の新馬戦が複数レース組まれていますが、とりあえずクラシック直結の距離を中心にお届けします。

 

▼土曜東京4R 芝1600

頭数の割にここはあまり良い候補がおらず、パドックを見ればさらに絞れるかも。

バシッとOK判定を下せる馬はいないので、あとはぎり判定馬をどう扱うかだが…。

 

いちおう16番の(外)イッツリット(牡・ぎりOK9日判定)は注目できる存在。

父はケンタッキーダービードバイワールドカップを勝ったスーパーホース・アニマルキングダム(2008)で、4歳時にはなんと芝のBCマイルでも2着した適性の広さを誇る。

ただ本馬は父よりも

父父 Leroidesanimaux(2000)ブラジル産芝のマイラー
母父 Whywhywhy(2000)米国産のダートスプリンター

この両馬のどちらかが優先祖先だろうと思われるので、よりスピードに特化したタイプ。

よって府中のマイル戦はドンピシャに近い。

パドックで芝適性と体のライン(距離的な適性)が好みなら、ちょっと買いたい1頭だ。

 

注目のモレイラ騎乗&ウオッカ産駒・2番タニノミッション(牝・父Invincible Spirit)は判定だけならBAD。

またデムーロが乗るキャロットC所属の5番ハーメティキスト(牡・父ロードカナロア)は判定も「?」だし、なにより基礎体力が超虚弱の部類。

これを買うくらいなら当日見た感じが良ければの条件付きで、

11番スパークオブライフ(牝・父ルーラーシップ・母ぎりBAD3日判定)
14番マイティウェイ(牡・父ジャスタウェイ・?判定)

あたりにも注意を払いたい。

とにかく大番狂わせもあるんじゃないかと密かに狙っている1鞍である。

 

▼土曜東京5R 芝2000

土曜日の見どころのひとつがこの新馬戦。

 

注目はなんといってもセレクトセールで2億8000万円(税込み3億!)の値が付いたサトノジェネシス(牡・父ディープインパクト)。

全兄がこれまたセール2億円馬だったサトノダイヤモンド

ところがやっぱり全きょうだいといっても、その実は全然別馬なんですよ。

 

兄・ダイヤモンドと弟・ジェネシスの一番の違いは、父ディープの活性値の差

兄は13年生まれでディープ2/8(劣性期)
弟は16年生まれでディープ5/8(優性期)

つまり兄にはディープの遺伝的影響は全くなく、弟こそがディープの仔であると言えるのです。

 

若い時からアニキは脚の使い方なんか見てわかるように、切れるんじゃなくて超堅実なんですよね。

意外かもしれませんが、これは母マルペンサ内の3代父・Logical(1972)という馬の影響が強いから。

Logicalは米バックパッサー系のダート馬で、大きな勲章こそないものの通算成績(9・6・1・6)という堅実さが売り。

その父バックパッサーは距離不問&31戦25勝のバケモノでしたが、息子は直系が流行らなかったバックパッサー系としてはこれでも上々の産駒でした。

ではなぜにダイヤモンドは真のディープ産駒でもないのにダート馬に成り下がらず、芝の一流馬でいられたのか。

それこそ
▼2代母によるMAX活性継承効果
だと私は読んでいます。

 

マルペンサアルゼンチン産馬ゆえ、繁殖サイクルが北半球と半年ズレている(これは変えられない)馬です。

よって北半球では母からはこれ以後も正確なMAX活性を産駒に伝えることはできませんが、もう少し先になればまたダイヤモンド級の産駒を出す可能性も残されています。

…って話が長過ぎなんですが、ようするに話題の弟は
▼基礎体力(38)に大きな不安を抱えたぎりOK4日判定馬
なので、私は買いません。

母と弟はミニマム期(06年と16年)のつながりしかなく、よしんば新馬は勝てても、今後どこかでガス欠になることは目に見えていますから。

 

このレースは他も判定が揺れている馬が多いので、いちおう列挙の形でご紹介すると、

・1番アトミックガイ(牡・父ワークフォース・父MAX活性、OK判定、優先は父、体力56)

・3番エフルラージュ(牝・父ゴールドアリュール・父MAX活性、OK判定、優先は凱旋門賞馬Vaguely Noble、体力47)

・13番トランスナショナル(牡・父ジャスタウェイ・?判定、優先は父、体力69★)

・17番ホウオウエーデル(牡・父ジャスタウェイ・OK判定、優先は父、体力59★)

この4頭は勝ってもおかしくない血統資質があります。

 

これ以上は馬券を買い散らかすことになるので、よさげな馬の単複馬券あたりにまとめてみたいですね。

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