▼POG赤本2019はこう読め!(1) 注目内国産馬1260頭をテシオ理論で徹底解説 〜体力重視編〜

第1回 基礎体力に不安のない個人所有馬たちをご紹介

おとといAmazonPOG赤本POG王道の2冊を注文したところ、連休中にもかかわらずこのド田舎まで24時間で荷物が到着しやがって、じゃない、送り届けていただいて、連休最終日にさっそくページをペラペラめくることになった。(連休前に買っとけばいい暇つぶしになったのに)

とはいっても私の場合は「誰がどの馬を推しているか知りたい」とか「写真が見たい」とかいう希望はなく、あくまでも「専門家がいいと言っている馬たちのリスト」を手っ取り早く入手したいのだ。

さらに本当は「赤本」だけで済まそうと思ったが、2千円以下だと送料がもったいないので「王道」も買ってみたという次第である。

さあ、これ以降POG企画についてどう書いていこうかあれこれ迷ったが、次のように決定した。

●まずは赤本から検討をスタートし、補足的に王道へと移行する


●1頭1頭細かい解説まではできないので、オッと思わせる馬がいたときだけ、解説する(でもちょっとだけよ〜)


●クラシック候補とかダービーを狙うとかそういう視点ではなく、あくまで「走る走らない」を中心に見ていく


●共同馬主クラブの馬は後日の企画であらためて紹介する

そして第1回目の今回は


→ 内国産の個人所有馬について、あくまで基礎体力の観点からリストアップする

ことにする。


里見氏とか、島川氏とか、金子氏とか、小笹氏とか、ゴドルフィンとか……そういう方たちの馬ですね。

テシオ理論だもの、MAX活性期の母親たちを追っておかねば

ひとくちに基礎体力重視でといっても、やはり全ての馬の数値を計算するわけにはいかない。

そこでまずは単純に、いつも配合論で重要視している「MAX活性期」を、種付け年(2016年)に迎えた母馬(8歳と16歳)たちにスポットを当て、スピードと体力とを兼ね備えた優駿狙いで探していこう。

体力は競走の基本。どんなにあっても困ることがないし、頼もしいものである。

さてみなさんはこの赤本の中にMAX活性期の母親って、どの程度存在すると思われるだろうか。

今年の赤本中に掲載された内国産馬1260頭のうち、母がMAX活性期の産駒は 175頭(=14%)にのぼる。

つまりプロから注目されている馬の7頭に1頭は、母の一番良い活性時に配合された産駒である。そのうち、

→クラブ馬 90頭(後日の企画で)
→個人購入などの馬主 85頭(今回の対象)

だから、クラブにも個人にもMAX活性期産駒は平等に存在するらしい。

ところが残念なことにこのうち

→MAX活性ではないor怪しい馬が27頭

もいる。(あぶない、あぶない)

そう、これがいつも言うところの「ゼロ活性」産駒である。

この中には2か月のリミットギリギリのものも含んでいるので、本当はMAX活性期産駒と呼ぶべき馬もいるが、そんな危ない橋を渡ってまで人に馬を勧めるものでもないだろう。

だから怪しい馬は今回ほとんど除外してある。

そこまで条件を狭めると、個人所有の基礎体力的おすすめPOG候補2019は58頭にまで絞られる。

以下これらを、星の数の多い馬(MAX活性期を複数所有している馬)たちから順に掲載してみよう。

★が2つ以上の馬

(馬名は母馬名の17で統一。星の数、基礎体力、父馬、簡単な判定、興味がある馬は優先祖先、の順。?は怪しい判定もしくはBAD。以下同様)

ミスセレンディピティの17(★★★84・キングカメハメハ) →OK
ミッキーレモンの17(★★★78・ダノンバラード) →ぎりBAD6日

ツルマルワンピースの17(★★56〜81・オルフェーヴル) →ぎりOK8日
チューニーの17(★★81・キングカメハメハ) →?
パシオンルージュの17(★★88・キンシャサノキセキ) →ぎりBAD1日
バラダセールの17(★★64・ディープインパクト) →OK ディープインパクト
エカルラートの17(★★84・ノヴェリスト) →?
アンシャンタンの17(★★75・ハーツクライ) →?
マイウィンの17(★★88・リアルインパクト) →ぎりOK8日 母母エクボ芝千二
ジョーアカリンの17(★★88) →ぎりOK1日

★1つで基礎体力値が80以上の馬

ノヴァホークの17(★81・ディープインパクト)  →OK Wishing Well
アスターヒューモアの17(★88・ネオユニヴァース) →OK ポインテッドパス 芝マイル〜中距離
スウェアトウショウの17(★84・フェノーメノ) →?
トーセンインディの17(★81・フェノーメノ) →OK ダート馬?
セルキスの17(★91・リアルインパクト) →ぎりOK1日

★1つで基礎体力値が70台の馬

サマーソワレの17(★75・Medaglia d’Oro) →OK シルヴァーホーク〜Gris Vitesse 芝マイル〜
エピックラヴの17(★72・キズナ) →ぎりOK1日
ゼフィランサスの17(★78・キズナ) →ぎりOK9日
フレンチカクタスの17(★72・ジャスタウェイ) →ぎりOK5日
アピールⅡの17(★78・ダイワメジャー) →ぎりBAD2日
オーサムフェザーの17(★72・ディープインパクト) →ぎりBAD7日
ザズーの17(★78・ディープインパクト) →?
シスタリーラヴの17(★72・ディープインパクト) →?

★1つで基礎体力値が60台の馬

ワイルドウインドの17(★66・Medaglia d’Oro) →OK 
タガノラヴキセキの17(★66・エイシンフラッシュ) →ぎりOK2日
ブリッツフィナーレの17(★69・エイシンフラッシュ) →?
ショウナンアピアの17(★63・エピファネイア) →?
プントバンコの17(★69・エピファネイア) →OK
リアリサトリスの17(★66・キズナ) →?
スウィートアンドセイヴォリーの17(★63・キングカメハメハ) →ぎりBAD8日


ザルソバの17(★63・スピルバーグ) →?
グラッブユアハートの17(★66・ダイワメジャー) →OK
ベアフットレディの17(★69・ディープインパクト) →ぎりBAD1日
タミーンの17(★69・ハーツクライ) →OK
ブライトサファイヤの17(★69・ベルシャザール) →ぎりBAD8日
シェリールの17(★66・ルーラーシップ) →OK
アクロスザライトの17(★63・ロードカナロア) →ぎりBAD8日

1回目のあとがき

さてあなたの気になる馬はこの中にいただろうか。

★があってもOK率はそんなにいつもと変わらない気もするし、またBADが少ないわけでもない。

★が多くても走るわけではないし、★がなくてもOPくらいは軽く勝つ。
競走馬とはそんなものだ。

クラブ馬に関しては会員さんの方が「馬体が良い」とか「気性が素直」とかその辺をよっぽどご存じなのだろうが、個人所有馬のPOG穴馬をコツコツ見つけるには(赤本スタッフのような)気の遠くなるような根気と情報力が必要となる。

その一助として(隠しパラメータ的に?)これからも当ブログをお読みいただければ幸いだ。

馬見ブログとしては、NHKマイルCでブログ馬による最高の結果(2着ケイデンスコール、3着カテドラル)を得ることができ、また今年も襟を正して馬を学んでいく覚悟をした次第である。(次回あの人の指名馬はどうなのか、につづく)

追伸 このところ、ブログへのアクセス数が急増しています。
新しい記事だけでなく、古い記事も掘り起こされて読まれているようです。
皆様のご愛読にいつも感謝しています。


▼POG赤本2019はこう読め!(1) 注目内国産馬1260頭をテシオ理論で徹底解説 〜体力重視編〜」への2件のフィードバック

  1. 今年久しぶりにpogをやろうと思ってるので参考になります。ありがとうございます。

    ミスセレンディピティの17は以前も取り上げていましたよね。1つ上の仔は残念ながら登録抹消となってしまいましたが、本馬も高額馬ですしどんな走りを見せてくれるのか注目したいと思います。

    1. わにさん、こんばんは。

      そうですか、わにさんまでPOGですか。
      …そう思ってましたwww

      ミッキーセレンディに関しては、本当にかわいそうなことをしました。
      競馬歴30年の私も、いまだにああいう時どうしたらいいのか、わからないでいます。

      弟もキンカメ産駒ですが、先日談義したキンカメの健康問題は「いったいいつ頃から」だったんでしょうね。
      それがあって、私は今後一切キンカメからは手を引くことにしましたが(馬主かお前は)さて実際のところはどうなのか…。

      次回以降もお楽しみに。

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