▼セプテンバーセール2019 1歳馬最速診断(No.1〜100)

フェデリコ・テシオの血統理論がよみがえる
YouTube【 ドルメロの魔術師チャンネル 】

絶賛解説中!ご視聴ありがとうございます。
今週予定の動画キンカメ編は週後半になりそうです。

今年新設の1歳馬セール!上場500頭超え!!

クラブ1歳情報もやっと一段落し、ブログの話題としては週末の2歳戦、3歳戦が楽しい季節なんですが、今年はこの時期になにやら北海道市場で新設の1歳馬セールが行われると聞き、さっそく良き馬がいないか調べにやってきました。

ところが新設セールにもかかわらず、今回の上場馬はゆうに500頭超え!
500?このあとオータムセールがあるのに、ここで500頭ってすごくね?

オータムセールの先取り感もあって、レベルもある程度保証されそうだし、なにより生産者の方にとっては1日も早く売れてほしいんだよね。

というわけで上場馬500頭あまりをつぶさに見ていくことは困難ですが、まずは王道の「牝系にMAX活性を持つ馬」を中心に、クロス少なめ、誕生日プラスなど、いつもの視点で浮上する候補を何頭かご紹介します。

▼セプテンバーセール2019 1歳馬最速診断(1)

22 チャームラブの18(牡)

 父 リアルインパクト
 →OK
 +1か月半 8番仔

【 優先祖先 】 Raise a Native(1961)
【 基礎体力 】 ★☆81

栗毛ですけど父リアルインパクトミニマム期なので、これはやっぱりRaise a Nativeの影響かと思われます。

とはいえRaise a Nativeの影響下にある5代前Where You Lead、4代前Slightly Dangerous、そして3代父ウォーニングMAX活性)がすべて芝を走れる形らしいので、母はダート馬だったものの、スピード上位なら本馬は芝を走る可能性も残されています。

クロスはプリンスキロHold Your PeaceIn Realityの2本で、非常に珍しい組み合わせ。傍系クロスは主流に比べて弊害を免れることがあるそうで、種族生き残りの知恵かも…と中島氏は語っています。

チャームラブと3代母ソワレがともにMAX活性を継承し、基礎体力★☆81は立派なもの。

立ち写真しかありませんが、実馬は全体にシュッとした感じで後肢のつなぎが立ち気味。首が細めでしょうか。まあダート馬だとしても短距離中心にコツコツやれそうな雰囲気ですね。

68 ベルグラーノの18(牝)

 父 ストロングリターン 
 →OK
 17年産なし 8番仔

【 優先祖先 】 Prontisima(牝・1968) ダ・マイル?
【 基礎体力 】 ★★☆95

3代父アルゼンチン産のPropicio(1976・ハイペリオン系)の影響が強く、本馬、母そして祖母の栗毛もここからきているのでしょうが、Propicioはダートの中距離に最も適性があったらしく、古馬になってからのビッグタイトルはダート10ハロンあたりに集中しており、初見の適性はこのへんかな?と思わせます。

ただしPropicioは優性期の父を持たない女系種牡馬で、自身は母似ということになりますが、その母系がダートの短距離に適性があったようなので、本馬にはそっちが出てもおかしくありません。

日本で知られた近親としてはアルゼンチンスターペルーサ(青葉賞勝ち)、パシャドーラ(白井特別など3勝)のラインや、シーディザーブス(中京2歳S2着など5勝)〜コスタパルメーラ(晩秋特別など4勝)のラインなど、けっこうどれも堅実に走るファミリーです。

これらの母を祖先に持ったときは★の恵みが相当期待できるということですから、人気薄でも狙って妙味あり、です。

で、本馬の★★☆95は鬼クラスの基礎体力。
だからというわけでもないでしょうが、写真の立ち姿も堂に入って体がパンと張り、丈夫そうに見えるかな。
5代中にクロスがありませんので繁殖としても面白いと思います。

84 マキシマムジョイの18(牝)

 父 リオンディーズ 
 →ぎりBAD5日 
 +5日 5番仔

【 優先祖先 】 トニービン(1983)
【 基礎体力 】 ★53

これは確かにハーツ系の子だわ。

珍しく動画付きなのですが、歩様が前開きでわちゃわちゃして、後肢は内向気味に閉じた感じ。バランス悪いんですね。

でもこれハーツの若い頃にそっくりな気がします。腰が甘いのかもしれません。歩様自体も少し硬めでもっとクッションほしいけど、若いうちは我慢してゆっくり使い、4歳の夏を超えて前肢が閉じて一直線に坂路を登れるようになったら、こっちのものです。
ハーツの快進撃もそこからでした。

基礎体力タイプが★53ですから、ますます3歳春終了か晩成かの極端な成長曲線を連想させます。

祖母シャイニングピアスの産駒にスギノエンデバー(初仔・父サクラバクシンオー)がいますが、あの馬もこのライン特有の基礎体力不足に泣かされた1頭(基礎体力は44)。

本馬以上に無理せず使われたことで、やや決め手不足には映ったかもしれませんが、G3北九州記念など58戦6勝、総賞金2億2千万。7歳時にもOP鞍馬Sを勝つなど息の長い競走生活でした。(よ〜く見ると休み明けや叩き2戦目までに結果を出すリズム)

本馬も歩様の速度はいいので、運動神経は大丈夫じゃないかな。
ここ2世代で一気に基礎体力を盛り返してきた馬なので、なんとか走らせてみてほしいですね。

次回は100番台をご紹介します。
お楽しみに。

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