▼鳳雛S2020 気晴らしにブログを書くといいことがある

YouTube上のご質問にお答えする形で

いつも動画をご覧いただき、ありがとうございます。

このところ週2動画制作にかかりきりで、ブログは必要最小限の更新になってしまいますが、内容的にはブログの方が攻めているので、よかったら両方お付き合いください。

今回は鳳雛Sの有力馬をご紹介しながら、YouTube上のご質問にお答えし、過去動画の補足等も交えていきたい。

▼鳳雛S2020 ★馬リスト

○ヴォートルエロー 〜★☆72 サンデー優先 母父ディープ
サンデークロス

○ダノンファラオ ★53 Honest Pleasure(ダ中)優先
母父ミスプロ系 Storm Cat<0.125

○プレシオーソ ☆☆69 母〜ボストンハーバー(ダ短〜)優先
母父ボールドルーラー系 Northern Dancerクロス

○メイショウダジン ★72 メローフルーツ(芝マイル)優先
母父サンデー系 アウトブリード

○ヤウガウ ☆56 Lonely Dancer(牝・ダ・マイル)優先
母父インテント系 Northern Dancerクロス

ヴォートルエローはスクリーンヒーロー産駒で、前回動画でも取り上げたサンデークロス持ち馬。

モーリス現2歳世代の75%にサンデークロスがある事実は、少なからず驚きと「サンデー時代の終わりの始まり」のような不安を感じさせる。

しかし逆にこれらのモーリス産駒たちがまあまあ走ることによって、サンデークロスに対する過度な心配が解けて、一種の免疫のようなものが蔓延するのだろうとも思う。

それくらいモーリスという種牡馬はやってもらわなければならないスター候補であり、もしモーリスが大コケなら、それこそ社台Gにとっては「コロナ級」の厄災になってしまうはずだ。

あとはどの辺まで私たち「アウトブリード派」が許容できるかだが…。

あ、そうそう、スクリーンヒーローの全産駒中でサンデーのクロス持ち活躍馬はいないのかと探すと、札幌2歳Sを勝ってのちに障害OP馬となる弟トラスト&兄ウインオスカー(こっちはなぜかダートのOP馬)きょうだいくらいしか浮かんでこない。

やっぱり種牡馬の母父がクロス対象(3×3)になるのは、近すぎて生産者としても気が引けるのだろうか。しかしそれを悠然と所有する岡田総帥の相馬眼よ…。

とりあえず、ドゥラメンテだとチャレンジできないサンデークロスあうんの呼吸の近さみたいなものが伝わってくる。

さてお次のマル外アメリカンフェロー(合田さん風)産駒のダノンファラオは、母系のStorm Catクロスが0.125以内で弊害がなく、これはこれでアウトブリード扱いらしい。

しかしいくらアメリカンフェロー産駒とはいえ、本馬はセレクトセールで約2億の買い物だから、これはダートのG1を5つは勝ってくれないと気持ち的には収まらない感じ(誰が?)。

形がHonest Pleasure(ダ中)なので、地方競馬の二千以上が主戦場かも。

メイショウダジンがワンチャン芝もイケそうなのは、優先が3代母のメローフルーツだからか。懐かしい名前だ、メローフルーツ。

彼の優先をメローフルーツとすれば、適性は芝マイルかもしれないが、かの母は競馬初心者だった当時でさえ私もおかしな血統だと思っていたHalo牝馬であり、優先はExclusive NativeやSally Starkの方へいってしまうダート適性馬。

メイショウダジンもしばらくはどっちつかず適性ローテでややこしいだろうが、アメリカンな小回りコースOKだし、重のダートOKだし、きっと3勝目はダート戦に違いない。

ダービーの前哨戦?母の血が気になるヤウガウ

ヤウガウの優先は母父Tiznowの系統をさかのぼるので、ダートマイル適性でいいと思うが、実はこの系統は日本ダービーダントツ1番人気確定のコントレイルの母ちゃんロードクロサイトも同じ適性系。

詳しくは動画でお話しするが、少しタネ明かしすると、サンデー系を優先に持つ馬たちが距離をこなすときに必要なのが、母系の長距離遺伝子Tである。もちろんC/T型牝馬でも確率的にはT型を子どもに授けることはできるが、なぜか母の形(優先)もまた長距離系である方が、好走確率はずっと高まる。

というか、そういうディープ産駒以外は、ダービーに限らず、距離をいっさいこなせない。ディープ産駒栄光のダービーヒストリーは、父ではなくピンからキリまで母似産駒の歴史である。

一番シンプルに考えるなら、コントレイルがディープ優先であるだけで、ダービー馬はダービー馬から、の格言通り、栄冠に一番近い存在と考えるのもよかろう。キンカメ系(ワグネリアン)かハーツ系(サリオスか?)なら私も安心できたかも。

しかし過去の呪縛が簡単にそうはさせない。母系の優先が単なるダートマイル(遺伝子でいえばC/C型ダート短に近い)適性のディープ産駒が(自身はおそらくC/T型だろうが)果たしてグリグリのダントツ人気の中、府中の2400を堂々こなすかどうか、私はそこに一抹の不安を感じるのである。

じゃあそれを待ちかねる刺客は誰だよ、という問いにも、まだ答えを持ち合わせていないのだけれど。

まあまた動画見てもらえばいいや。

テシオ理論は、こうやってさまざまな角度からサラブレッドを楽しむものです。そこに正答はなく、また完璧さや過度な正確さを求めると、生物のことですから、足をすくわれることもあるでしょう。しかしその揺れ加減がまたいいのです。一生の趣味とは、元来がそんなものですしね。

▼鳳雛S2020 気晴らしにブログを書くといいことがある」への1件のフィードバック

  1. 動画興味深く拝見しました。
    モーリスとドゥラメンテはどちらも期待の新種牡馬ですが、果たしてどのような結果になるのか楽しみですね。
    エピファネイアも勝ち上がりはするものの2勝目をあげる産駒がまだ少ないのは、インブリードの影響も少なからずあるような気がしています。
    明日デアリングタクトがオークスで勝ち、サンデーのクロスを意識した配合が更に、しかも闇雲に増えないか気がかりですが、スペシャルウィーク経由のサンデークロスを持つ馬の流れにも注目したいと思います。

    赤本も初めて購入しましたので、また動画で紹介されていた馬達の配合など一度見てみます。
    キズナとエピファネイアは来年ゼロ活性産駒も出てくるでしょうから、POGも思わぬ馬が出てきそうな気がしています。

    鳳雛Sはプレシオーソに期待というか、注目して見る予定です。

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