▼コメントにお答えして 20.5.23

昨日のブログにさっそくコメントいただいたので、お答え代わりにいろいろ綴っておきますね。

YouTubeの中の人として備忘録

まずPOG動画がどちらも快調な滑り出しで、大変感謝しております。

皆さんにはあんまり関係ない話ですが、参考までにYouTubeの中の人側の情報をお知らせしておくと、POG1回目動画は、十分たくさんすぎる方に見ていただいたため、ほとんど告知、集客動画のような評価、役割になっています。

つまり一見さんがスゴく多いので、評価は低めなんだけど、YouTubeサイドはスゴく喜んでるっていうね。

逆にPOG2回目動画は、そのへんの事情がよくわかって視聴されたのか、ものすごい高評価です。あ、高評価っていうのは「GoodボタンとかBadボタン」という視聴者さん側の目に見える評価ではなくて、配信者側の「視聴維持率」という数字です。

こんなに維持率が高いのは、他にはアメリカンダミー回くらいで、もちろん新記録更新です。

なぜこんな話をするかというと、最近またYouTubeの配信者データ取得ページが一新して、それこそすごい分析ツールに生まれ変わりました。

前にも「YouTubeの配信者は思った以上に視聴者さんのデータをつかんでいるので、過度なボディタッチ?や絡みは避けた方がいいですよ」とお伝えしましたが、それの強力版と考えてもらえばいいです。

YouTubeの成功例、メソッドもよく動画にされますが、今はYouTube側が流す分析データをよく見ること、これだけで良くなりました。YouTubeがああいうお役立ち動画を潰しに来ているのかそこは定かではありませんが、もう初心者でもYouTube配信の方針に迷う事はないはずです。

サラブレッドの血統論はご自分で一家言持っている方が大勢いますので、オジサン世代にもぜひ配信にチャンレンジすることをオススメします。私ももっと仲間がほしいかなw

その際、古い怪しめYouTubeアドバイザーや、1年前のアドバイス動画の内容はもう聞かなくていいです。時代も運営もものすごいスピードで変わっていますので。(AIによる垢バンとか、それが問題になるときもあるけど)

最後にドルメロチャンネルの現在をお知らせしておくと、おそらくこのペースでいけば、来月には登録者数が区切りの1000人を超えるかもしれません。想定よりちょっと早いです。最近は少し視聴者層が若めにシフトし、女性も一定数ご覧になっています。驚くべきことです。

今後もやるべきことは変わりませんし、6月にG1解説回がなくなれば、登録ペースはグッと落ちます。ただここまで来れば1000人は大丈夫なので、そこから先は好きなようにやるつもりです。5月を週2配信ペースにしたもう一つの理由も、登録者ペースを考えたチャンネル戦略のひとつです。(運営側は手放しでデータを褒めてたw)夏の間にポチポチ1000人を目指すのは、いかにも難しかろうとね。

競馬というものは、回収率うんぬんの話もありますが、どだい大きな利益を生もうなどという方が間違っているのであって、あくまで趣味と文化です。

そこで馬券をやらない系YouTube配信者ならば、競馬にどっぷり浸かりながら雀の涙ほどのお手当が出る、という理想的な立場にいられるのではないかと前から思っています。そのうちギャンブルはダメになるかもしれませんが(JRA公式も垢バン?意外とJRAが私たちの盾になってくれている?)、もう少しチャンネルの様子を見守っていただけたら幸いです。

実は今リモートワーク界隈で話題の機器(スイッチャー&キャプチャー?)「Blackmagic Design ATEM Mini」を注文しています。私は編集ソフトも同社のダビンチリゾルヴ15なので。

品薄で全く到着メド付いていませんが、世間が落ち着いたら生配信の練習もしたいですね。ドリキンさんの動画で勉強しています。本当はこういうライブ配信が一番動画っぽくていいのかな?白衣とお茶の水博士のヅラかぶってがんばりますので(衣装は決めてるの?)その節は気長にお付き合いください。

ここからが馬のお話

失礼しました、長い備忘録はこの辺にして、期待の新種牡馬、モーリスとドゥラメンテについても補足しておきます。

ブログをご覧いただいている方ならおわかりかと思いますが、私は当初、種牡馬としてはドゥラメンテに期待していた派でした。

サンデーの位置が近いことは確かですが、逆に言うとモーリスよりサンデーの形が最後まで長く出る種牡馬であり、また例の劣性期ミスプロ消える現象もあるので、一発大物ならドゥラメンテ、この見立ては今でも揺らぐものではありません。

おっしゃるようにエピファネイアもまた、字面が近いという理由だけでサンデーが回避されている面はあろうかと思いますが、付けてみたら意外となんでもない(ゼロ活性だしね)ことがバレてくると、今度は「エピファネイアを付けよう」よりも「モーリスでいいんじゃね?」の誤解が心配です。

エピファネイアはNorthern Dancerクロスが最強だからね。よっぽどその方が扱いづらいわな。リオンディーズもサートゥルナーリアも…誰かが淘汰されていくはずなんで。

まあまあそうやって、サンデークロスの評価はあることないこと混ぜ混ぜになるはずなので、私たちだけでも冷静な目でこのサンデー狂想曲を眺めていきたいものです。サンデーが導入されたときも「HaloやTurn-toのクロス」を珍重した人がいたように、血統論のもう一方は常にそんな感じですから。

なぜクロスが生じても大丈夫なのか、そこを考えるのが面白いのですけど。人間なら、自分の親戚なら、母父じゃなくたとえ5代前に近親があっても「むむむ…」と感じるはずなのにね。

キズナやエピファネイアのゼロ活性はまず牝馬をチェックしておくべきでしょう。とくにエピファネイアは早生まれですから、産駒の相当数がゼロ活性になり得ます。キズナのゼロ活性は貴重かな?ディープのゼロ活性も100〜200頭に1頭くらいしか見ないので。

あ、プレシオーソは解説を忘れたわけじゃなく、紙面が足りなくなりそうだったので(アセアセ)…。ありがとうございました。

▼コメントにお答えして 20.5.23」への6件のフィードバック

  1. 毎年クラシックシーズンが来ると思うんですけどテシオ理論で簡単に数値など出せるアプリ出来たら高くても買うますね。私パソコン使ってなくてibadとiPhoneだけで血統表プリントアウトして書き込んでるんですけど、老眼と歳で気力が失せます。こないだ投票ミスで600倍が〜  泣く〜  歳はとりたくないなぁと。ここの主のお陰で楽させてもらってます。ほんとありがとうございます 主も御自愛して下さいね…  

    1. わかるわ〜それ。
      私も1回1回計算をし直す人だから、この前の動画でラヴズオンリーユーの基礎体力間違えたばかりだし。
      計算し直してくれる若い視聴者さんがいるから助かるんで、いつかこの負のスパイラルから抜け出したいです。

      とくに週2動画は体壊しますわ。
      目と肩が付いていかない〜!

      アプリ、かあ。
      私は逆にPCじゃないとやる気でない前時代型オジサンですね。
      にしても、ただ基礎体力出すだけでも「誕生日データをどこから引っ張ってくるか」とかけっこうインプット段階でめげそうだから、ユーザーさんに入れてもらえばいいのか。それじゃあ単なる計算機かw
      でもそういう基礎的システムなら、エクセルでもなんとかなるのかな?
      プログラム組める学生さんあたりに頼もうかw

  2. 動画、お疲れ様でした。そろそろ1000人登録記念のネタを考えておいていただくと視聴側も楽しみが増えます(笑)
    暗い話題が多いので、よろしくお願いします。
    ポストディープインパクト、一体誰になるのか楽しみです。
    去年、初めてディープインパクト産駒を出資しました。今年はラストになりそうですので、奮発して2年連続でぶっぱなすつもりです(笑)。
    私のポストディープは来年からにします

    さあ、牡馬牝馬無敗の二冠馬が誕生するのか、東京優駿楽しみです❗

    1. 実は本当に登録者1000人が迫っていて、もしかしたら安田記念の動画を出すと、そのまま6月1週に突破してしまう勢いです。
      (うまくいくとダービーウィーク中の達成もあるかな)
      ただ今月は、G1解説よりもPOG動画から登録増えました。
      本当にYouTubeのバズりルートはよくわかりません。

      弱ったな〜、本当に何も考えていなかったわい。
      明日その辺をブログにまとめようかな。今週2本目の動画もPOGかダービーかで悩んでいます。
      みなさん、オッサンに何を期待されているのか…w

      ディープ産駒を手にできるチャンスは本当にもうないのですから、思いのまま進まれることをオススメします!

  3. 質問に対する回答を1つの記事にまとめていただき、恐縮です。
    デアリングタクト勝ちましたね。出かけていたので後から動画で見ましたが非常に強い競馬だったと感じています。
    エピファネイアやキズナの来年の種付料を心配する声もちらほら見かけるようになりましたので、イスラボニータやビッグアーサーあたりが面白い存在になってくれれば、一口馬主としても選びがいがあるのかも?しれません。
    ブリックスアンドモルタルやカリフォルニアクロームについてのドルメロさんの考察も動画等で見てみたいなと思いました。

    サンデーやミスプロ、ノーザンダンサーのクロスと今後のその行方をテシオ理論を通して見つめていけるのは非常に幸せなことですし、それを一口馬主を通じて感じられるので良いタイミングで始めたかなと感じています。ギャンブルとしての楽しみを否定するつもりは私も一切ありませんが、競馬は趣味や文化という考え方には(勝手に)強く共感しているつもりです。
    アメリカやヨーロッパでは開催中止となる中で毎週開催していたのは本当に凄いことですし、今ではこの趣味が生活の一部になっています。

    初出資馬は残念ながらわずか2戦で骨折、引退してしまいましたが乗馬クラブに無事引き取られた姿や情報を見ることが出来、不思議とホッとした自分もいました。
    まだまだドルメロさんのように何か発信するには勉強が足りませんが、自分なりに色々と考えていきたいと思います。

    今後もブログと動画、両方とも楽しみにしています!

    1. デアリングタクトは、まさにぐうの音も出ない勝ち方でした。
      パドックでまじまじと馬体を見たのは初めてだったのですが、まるで子どもの中に大人が1頭混じっているような錯覚を覚えました。

      慌てて昨年の赤本を見直しましたが、デビュー前は遅い調整組にいたらしく、さほど目立つ馬体でもなく…。
      あれは持って生まれたものが違う、本当にそのクラスの馬なんだなと再認識しました。
      表裏判定、またよく考えますw

      私がデアリングタクトのような基礎体力低い馬を頑として推さないのは、天皇賞春を勝ったあとに下馬、即引退したレインボーラインを見てからです。やはり競馬が終わったあとも馬には無事でいてほしいので…あのレシステンシアさえ軽度の骨折ですからね。

      その辺はクラブライフを楽しんでおられる方と同様の見方をしています。デアリングタクトにもゆっくり休んでほしいです。

      血統リクエスト、ありがとうございます。
      いよいよポストディープ候補をみんなで探していかないとね。
      今年2歳がデビューする外国種牡馬については、ちょっと動画企画を考えています。
      Into MischiefやKingmanといった欧米のトップを1回くらいは考察しておかないと、クラブにもポツポツ産駒が出回っていますよね。

      今後ともどうぞよろしくお願いします。

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