▼皐月賞2021は「表」の競馬にならなかった【回顧】

速い馬が勝つはずの皐月賞で起きたラップの「異変」

レース全体を通じては前半363〜後半370で、最遅ラップが終いの10F目(12.6)という、典型的な「道悪の消耗戦」になった今年の皐月賞。

しかしよく見ると通常ダッシュがかかるはずの2F目が「11.7」という異様な遅さで、最速ラップは中だるむはずの6F目「11.4」。緩む場所で緩まず、後半は究極の我慢比べ。遅早ラップ差はたったの「1.2秒」だから、ペース配分自体は過去の皐月賞を見ても優秀な部類、ゆうゆう重賞級の「持続力」とみていい。

テレビを見ていた当時は「なんだ、前半スローじゃん」と勘違いしていたが、実は前にいる馬にも力を試されるペースであり、好走は先行勢の「展開利」だけではないと思う。これを3馬身突き抜けたエフフォーリアの実力は本物で、次走は距離適性も味方するダービーなら、コケる姿はまず想像できない。

今年の皐月賞はダノンザキッド、レッドベルオーブらスピードが「表」の馬には、タイム的にもラップ的にも馬場的にも、何一つ味方しなかった(もちろん気性面での課題も残った)。わずかにステラヴェローチェが意地を見せてくれたが、道悪の巧拙やここまで基本的に漁夫の利作戦を採り続けた恩恵もあろうかと思う。

ではダービーはどうなるのか。裏タイプが制した皐月賞の年をすぐには挙げられないから、のちほどゴールドシップ(1着→5着)の年などを調査してみるが、逆転候補の脚質タイプとしては

・エピファネイアを差すキズナの一瞬の脚

・ゴルシが捕まえられないディープブリランテの先行力

このどちらかではないか。まあ私としてはロジャーバローズ同様、毎年先行勢を探す人なので、ややハイペースでも我慢しそうな逃げ馬をトライアル等で見つけられれば………。にしてもいやはやエフフォーリア、強いわ。逃した魚が大きすぎる会員さんもいるようで………。

YouTube動画、リハビリに1本撮ってみました

ご心配おかけしております。いま一番ノドが痛むのは「笑いをこらえるとき」。こらえる時って、ノドにヘンな力が入るんですね。いっそ大胆に笑っちゃえば痛くないです。それ以外は日常で困ることは少なくなってきた。相変わらず大きな声は張れませんが、皆さんにこのかすれトーンに慣れていただき、残りの解説動画も無理せず撮り切りたいです。

そうだ、今回ゴドルフィンの動画をアップしたとき、またYouTube内の「コンテンツポリシー」が変更されたと通知がありました。今度は

ちょっとくらいおふざけしていても、これからは冗談だとわかればBANしないよ(みたいな)

って書いてあります。なんだこりゃ?

AIがいよいよおふざけと本気の戯れを見分けるようになったとでもいうんでしょうか。ちゃうやろ、これじゃない!本来YouTubeに求められるのは「基準は一律BANでもいいから、きちんとその理由を私たちに語りなさいよ」という一点です。ポリシーを締めたり緩めたりすることじゃありません。

これは少なからず「おふざけ系YouTuber」の再興を黙認するもの。いやホントにAIがケンカを見分けるならスゴいけど、これまでの対応を見る限り、あいつらはそんな優秀じゃない。 シバター、何かひとこと言ってくれないかな。

次週は天皇賞(春)動画でしょうか。

POGの「赤本」を予約しました

Amazonで気がついたので、予約しました。発売は23日頃ですか。早いっすね、もう赤本の季節だって。今年は赤本だけ解説の予定です。他のムックは巻末に母の年齢がないので、テシオ的には使えません。

赤本解説動画は春天のあとかな?その頃にはクラブ特集の原稿にもいよいよ着手するんでしょう。自分にはGWなどあるわけもなく………。

▼皐月賞2021は「表」の競馬にならなかった【回顧】」への6件のフィードバック

  1. 40口クラブも検討していましたが、皐月賞の結果からやっぱりキャロットでいいかなと思い始めてきました(笑)

    それに40口は敷居が高くて身の丈に合ってないのかなと。

    それでも値段の割に(おそらく2000万前後)凄く良い馬の可能性ありで諦めるのももったいないくらいで。

    ダイワレジェンドの20(牡・父ノヴェリスト)なのですが、母とはサイクルが異なること。

    あとはノヴェリストがどうかなとも思いますが、劣勢期になって活躍馬を出すのではという期待もあります。

    不安といえばそれくらいで、

    ①高い基礎体力(91)
    ②クロス○
    ③サイクル(超)初期
    ④空胎明け
    ⑤母Max活性
    ⑥スパイス(+1)

    ポジティブ要素がズラリ!

    これだけ揃った馬はなかなかいないですよ!

    それが2000万前後なんですからお買い得かもしれません!

    私としてもこれくらいの価格が限界なので、こんなチャンスはないと結構悩んでるのですが、リスクを考えるとやっぱりやめようかなと考えてるところです(笑)

    まあ出資せずともこの馬がどれだけ走ってくるのか注目したいですし、出資してたらどうなったのかと思うとめちゃくちゃ楽しみではあります。

    1. なるほど、ダービーの結果次第では再び夏に「キャロット旋風」が巻き起こることも考えられますからね。
      昨秋のノルマンディーさんの比じゃないかも。
      よって今から他クラブの動向に目を向けるのは、ごく自然なことだと思います。

      私も一口デビューをよく考えますが、どうせ複数クラブに所属したくなることが目に見えているのでw踏み切れないでいます。
      全ての馬のプロフィールが見えてくるからこそ、チャンスがある気がして悩むし、また実際に手が出ます。

      せいぜいこうして皆さんを応援している方が、いっそ私は公平かつ気楽かもね。
      まだ時間はあります。せっかくのチャンス。大いに考えてください。

  2. エフフォーリア勝ちましたね!

    検討したとは言いましたが、今となっては絶対に申し込むことのない馬なので(裏という意味で)全く悔しくありません(笑)

    それにしても自然サイクルの威力はすごいなと改めて思いました。

    名馬に出資するには自然サイクル出身馬を探すことが近道だと思いますし、今年は同じ父であるクルミナルの20に出資するつもりです。

    今年のキャロットは他にも良い馬が多い感じですし、ドルメロさんの評価が待ち遠しいです。

    1. いや、いさぎよし! お見それしました。
      そのブレない志が、いつの日か名馬を引き当てることを祈って、私も微力ながら応援します。

      先日ブログ拝見しました。
      クルミナルの仔はともかく、他に今年狙っていた馬が40口クラブに入りそうなんですって?
      さてどうなさるのか………運命の日が少しずつ近づいていますが………注目しています。

  3. いつもお疲れ様です。動画見ました。声は聞きにくいところはなかったのですが、若干苦しそうな雰囲気でしたので、ぶり返さないようお気をつけください!

    エフフォーリア強かったですね~、3レンタン馬券もとれましたし(というか、上位4頭のみしか買ってないので、完璧な馬券でぢた)
    スプ朗ことスクリーンプロセスも露払いで勝てました!

    あんまり調子が良いと怖くなってしまうのは小心者だからですかね笑。

    また楽しみにしています!

    1. スプ朗くん2勝目おめでとうございます。
      クラブライフでは「勝たなきゃいけないレース」ってそうそうないと思いますけど、パドックをひと回り見た瞬間「これは勝たないかん!」と直感しましたわ。
      しかしまあ自力で動いてなおかつゴール前は舌出して勝ちきるなんぞ、個性派でよろしいわ〜w
      愛すべきキャラですな。
      もし夏に強ければ、レパードSなんていかがすか〜?

      声、苦しそうに聞こえますよね。でも意外とかすれているだけで、以前よりも収録を楽に終わらせています。
      しばらくはこのレベルでお付き合いください。

      この調子でダービーも前日夜、教えてくださいねw

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