※これは5月19日YouTube動画の台本原稿です。
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こんにちは、ドルメロチャンネルです。
さて今回はPOG特集の後編として、日刊競馬さんにエントリー予定の内国産馬など10頭をご紹介いたします。
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前編ではJRA-VANにエントリーするマル外馬を中心に10頭ご紹介しました。
ですが、マル外馬だけではPOGのほんの一面しか楽しめないことは事実で、さらに日刊競馬さんのような賞レースにもチャレンジするには、それなりの布陣で臨みたかった。
ということで、急きょ内国産馬を中心とする10頭も、選んでみたというわけです。
こちらは何らかの賞に引っかかってくれ!という願い?欲望?が存分に入っております。
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10頭の内訳は前回もお話ししましたが、その他にひとつ日刊競馬さんといえば「ミーハー値」という面白いシステムがあります。
これは各馬の締め切り時における指名者数のことで、評判馬を指名すれば当然ミーハー値は高くなり、マイナーな馬ばかり集めれば値は低くなります。
昨年は私もこのミーハー値を限界まで低くした上で、ランキング入りを狙おうとしたのですが、今年は人気にはこだわらず、あくまで自分のデータ中心に10頭をセレクトしました。
ミーハー値だけ考えれば、いっそ外国産馬10頭を入れた方が値は低くなりますし、また実際そうしようかとも考えたのですが、ひとまずそれは来年以降の宿題に取っておき、今年はミーハー値は考えずに楽しんでいきます。面白いルールなんですけどね。
では次のコーナーから、いよいよ今年の内国産馬編10頭をご紹介します。
馬名は母の24で統一します。
(4)(5秒ジングル)
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1頭目は、エイシンデネブの24(エイシンジュゲム)、父はエフフォーリアです。
本馬は母の真のMAX活性にギリ入っていると思われる1頭です。
父のエフフォーリアは、自らがサンデークロスを持つ次世代の種牡馬ですが、実際それを気にし始めるとなかなか使いづらい父です。
今回は父の名前をあまり見ずに選んだので、最終的に本馬ともう1頭、なぜか2頭も採用してしまいましたが、サンデークロスを避けてもこのようにSadler’s Wellsのクロスが出来てしまうなど、配合のどこかで妥協が必要な父かもしれません。
本馬は母父ロードカナロアが優先祖先系ですから、クロスも考えれば時計のかかる芝がよさそうなのですが、実際こういう配合がどこで走れて、どこまでやれるのかにも注目しています。
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2頭目は、ヴィルトゥースの24(タイセイ)、父はルーラーシップです。
本馬はきちんと母の真のMAX活性に入っています。
父ルーラーシップはこの2歳世代が2度目のMAX活性で、今年の社台系クラブ募集馬にも1歳産駒がちょこちょこ入っていて、いまだに健在です。
気性さえまともならいい子が出るのですが、成長に連れだんだん悪化するのも特徴で、こういう困った遺伝因子は絶対消えませんね。
本馬の牝系はドナブリーニの系統で、ジェンティルドンナも先頃繁殖を引退しましたから、残るヴィルトゥースあたりがもっと頑張って枝葉を伸ばしてほしい。本馬も芝の長いところでしょうね。社台の歴史の結晶のような血統です。
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3頭目は、メリッサーニの24(ミシェルバローズ)、父はナダルです。
本馬も母の真のMAX活性産駒です。
ナダルはスピードの種の種牡馬ですから、こうしてNureyevの母でもあるSpecialとのクロスを積極的に考えた方がいい。形はゴールドアリュールに任せて、クロフネという傍流から数えると、大樹、形、スピードとサイクルが1回転しており、ここらで何か結果が出てもいい頃合いに来ています。
ゴールドアリュールは今の白砂南関でよさそうな形なので、少し時計がかかる良馬場のダート向きでしょうか。牝馬なのでローテに悩むところですが、そんなハンデを乗り越えられる血統背景はありますね。
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4頭目は、プリディカメントの24(クランチタイム)、父はパイロです。
本馬も母の真のMAX活性産駒です。
ただし本馬は、月のサイクルが裏かもしれません。
ハードスパンにパイロという配合ですから、最初からダートでも仕方ないという割り切りで、指名しています。赤本で見ると、ものすごい大きな馬らしいです。580キロとか書いてあるし。でも立ち姿はそんなに太い感じがしません。
優先祖先が欧州のスプリント系、Cadeaux Genereux、Young Generationという系統へ遡っています。もちろんそれですぐ本馬が芝を走れることはないのですが、優先祖先と実馬の距離適性が合えば、祖先の形がより生きてきます。
長距離の形を遺伝された短距離馬ではやはりどこかに無理がありますね。本馬は少し時計のかかる短距離ダートで力を発揮しそうです。
パイロも本当に元気ですね。ダーレーの種牡馬や配合馬は、何気ないところに光るものがあって、サンデー系ばかり見ている私たちにたくさんの気づきを与えてくれます。私もよく配合候補に挙げさせてもらっています。
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5頭目は、リリサイドの24、父は再びエフフォーリアです。
エフフォーリアを意識してないのに、2頭も選んでしまった。でもこういう配合まで走らないとエフフォーリアは相当厳しいと思うんですよね。
母はもう説明不要のリリサイド。リスグラシューの母です。リスグラシューは母系の奥深くにいるLyphardの形を持っていました。本馬はそこまで深く行かずに途中のミラーズメイトに引っ張られたので、どういう違いが出るか。
ミラーズメイトは日本に輸入されたミルリーフ系の種牡馬で、活躍馬こそほとんどいませんが、決して悪くない欧州系の形を持っています。母父のAmericanPostよりはよっぽどましかな。
リスグラシューは外国の重馬場でも鬼のように強い馬でしたが、本馬も重は鬼の可能性があります。母には最後、牡馬の強いのを1頭出しておいてほしいですね。
(10)(5秒ジングル)
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ここからは、昨年のセレクトセールで私が推した馬たちの中から簡単に3頭ご紹介します。(詳細は当時の動画内で)
まず1頭目が、エスメラルディーナの24(デュガピー)、父はクリソベリルです。
藤田晋オーナーの持ち馬です。
日刊競馬さんでは、看板馬というものを1頭決めなさいというルールがあります。
そこで、私の看板馬はこのエスメラルディーナにしました。
昨年も説明したとおり、クリソベリル産駒を狙うなら、アウトブリードで、きちんと自分に形が向いている馬、これが本線だと今でも思っています。でないとタダのクロスみっちり、母似でどこに向かうかわからないダート馬になりがちです。
本馬は昨年のセレクトセール推奨の中でも一番自信のあった馬で、藤田オーナーが買ったと聞き、何かこう納得感のようなものがありました。これが走らないなら、少しの間クリソベリルはお休みしていいと思います。
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2頭目は、エディスバーグの24(インヴィディア)、父はアドマイヤマーズです。
母の初仔リゾートアイランドがすでにジュニアCを勝っていて、今後もっと注目していい牝系です。
父のアドマイヤマーズは遺伝子型でいうとT/T型だそうですが、ここまではなぜか距離延びてよさそうな産駒が出てこず、みなスピード型として大成しています。
しかし本馬は深い父似の産駒で、ジャパンカップを勝ったシングスピールの形を得ており、これこそがアドマイヤマーズの本質だと考え、昨年候補に入れました。
だから母系にも欧州系の血がほしかったし、3代母イズリントンはジャパンカップに来日した名牝ですから、いずれこの子もジャパンカップに出られたら嬉しいだろうな、そんな妄想をしたものです。
こういう母にヘタに軽い米系の父を配合すると、なんだかよくわからない適性の馬になりそう。
初子の父イスラボニータも、実はサンデーの否定形でしたからね。
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3頭目は、コンヴィクションⅡの24(ダノンデスティニー)、父はキタサンブラックです。
本馬は、セールの推奨馬リストというよりは「高そうだけどこんな馬がいるので、現地でご覧になっては」という話をしていた馬です。
結局ダノックスが3億3千万円で落札しましたが、なにしろ動画の姿、歩様が落ち着き払っていて、とても1歳馬には見えなかった。上のきょうだいはあのコントレイル産駒のサガルマータなんですが、いやこれはどう見ても兄以上だろう、とひとり勝手に思っています。
いつもなら髙馬は指名してもつまんな〜いと思う人なんですが、この馬だけはいったいどこへ向かうのか、それが知りたくてあえて指名することにしました。
まずは無事にデビューしてほしいですね。
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ここからは、残る助っ人として外国産チームの補欠だった2頭を紹介します。
まずはOcean Roadオーシャンロードの24、父はまたもやFlightlineです。
前編動画で2頭のFlightline産駒を選び、この馬を補欠に回しましたが、今考えるとどうもこっちの方が走ってきそうな感じがする。
祖父タピットの活性値に関わらずクロスがないし、どうせ母似の馬なんだし、優先祖先としてたどれるOuija Boardはジャパンカップで2年連続入着したくらいだし、Australiaの系統は余裕で日本でも走れるっしょ! なんでこれが補欠なんだ? と、今さらながら自分を責めております。
キーンランドのセプテンバーセールで17万ドルで購買された、という他はあまり情報もありませんが、近親の適性からもまずは芝の長いところで下ろしてみて、そのうちにダートへ転向というパターンかも。どんな姿でお目にかかれるか、楽しみです。
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最後は、ウナアラバレーラの24、これはキャロットさんの募集馬ですね。
本馬はちょっとルール違反のクラブ馬なんですが、外国産馬編で選んだクラブ馬のキティマリオンなどを物色中に、いっしょに網に掛かってきたので、もったいないから入れちゃった感じですね。
母はアルゼンチン産で、形がコンヴィクションⅡと同じサザンヘイローの方へ遡り、結局は米系の名牝コスマーにたどり着きます。サザンヘイローはさすがに南米のサンデーサイレンスですな。
ちょっと基礎体力が少なめで、若いうちは無理できないかもしれないけど、祖父のCandy Rideの母Candy Girlがゼロ活性なので、クロスの弊害なく、数字以上の健康体なのかも。
繋ぎはやや立ち気味なので、おとなしくダートのデビュー戦を待つことにします。
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POG特集2026後編 内国産馬を中心に10頭紹介、いかがだったでしょうか。
いろいろな観点からセレクトした10頭なので、結果的にバランスが取れた布陣になりました。ちょっと牝馬の数が少ないですが、今年はサンアントワーヌが頑張ってくれたので、来年は牡馬に活躍してほしいですね。
これでなにか賞をもらえたら、来年まとめてご報告するつもりです。
初めての日刊競馬POGとなりますので、ご一緒の方、よろしくお願いします!