※これは4月30日YouTube動画の台本原稿です。
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こんにちは、ドルメロチャンネルです。
さて今回はアメリカで行われるケンタッキーダービー2026の出走馬について、血統的に私が注目する馬を何頭かご紹介します。
短めの動画になりますが、どうぞお楽しみください。
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世界どの国の競馬シーンにおいても、3歳馬の頂点を春に決めるダービーというレースには、その世代の種牡馬検定競走という側面があります。
しかし我が日本ではその他にも「ダービーは最も運の強い馬が勝つ」「ダービー馬はダービー馬から生まれる」等のおもしろい格言が知られています。
もし本馬米国でも、このダービーが種牡馬検定競走として機能し、しかも「ダービー馬はダービー馬から生まれる」のであれば、今年狙うべきはこんな条件を満たす馬ではないか、と考えました。
ひとつめが、優先祖先「馬体の形」が過去のケンタッキーダービー勝ち馬であること
種牡馬の役割は馬の形を遺伝することであり、その遺伝情報「形」が勝ち馬からしっかり伝わっている馬がケンタッキーダービーを制覇すべきではないのか。
ふたつめが、そろそろポストInto Mischief時代を見据えよ ということ
のちほど解説しますが、今年の3歳世代からスーパーサイヤーInto Mischiefの活性値が大きく変化しています。結果この世代のInto Mischief産駒をどう見るのか、新たな勢力の中から抜てきするならどの種牡馬を推すのか、その辺りからも狙える馬がいそうです。
今回の動画では私がとくに推したい馬のみを5頭解説していますが、それぞれが1番か2番の選抜条件を満たしています。
皆さんの参考になれば、幸いです。
(3)(5秒ジングル)
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まずは単勝オッズ5倍相当の人気馬、レネゲイドです。
父のInto Mischiefはこの世代ミニマムという強い劣性期に入っており、遺伝には関与しないので、母系の血を重視する必要があります。
本馬の中では母系3代前のBernardiniの影響が強く、そこからさらに奥へ遡ったQuiet Americanが優先祖先「形の源」となります。このQuiet Americanが、98年のダービー勝ち馬Real Quietを出しているので、選抜の条件1番を満たしています。
本馬は素のままでも5代までアウトブリード配合ですが、これでアメリカでも配合として成立するのがInto Mischief産駒たるゆえん。
ミニマム期は父側祖先の活性値が全体に弱くなるので、弊害無しでクロスを試してもよい時期ですが、本馬にはそれもなくある意味ミニマム期配合の理想といえる姿。最内枠を引きましたが、人気馬の中ではまず推してみたい1頭です。
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続いては単勝オッズ9倍相当の、チーフワラビーです。
父のConstitutionは名種牡馬タピットのミニマム期産駒でありながら、昨年の北米リーディングでは第5位にランクされた馬。よってこのConstitutionは、優性よりも劣性期でこそスピードや大樹の役目を果たすタイプの種牡馬と私は見ています。
そしてこのConstitutionのように、ミニマムやゼロ活性の産駒がサイヤーとして受け入れられたということは、タピット系はそろそろ直系の役目を終わろうとしているのかもしれません。DubawiとNight of Thunder、ディープとリアルスティールの関係性と同じ、いわゆる終わりの始まりにあたります。
優先祖先は正確には祖母のGloryzapperですが、その祖母は間違いなくDistorted Humorの影響を強く受けています。Distorted Humorは03年のダービー勝ち馬Funny Cideを出しているので、今回の選抜条件1番を満たしています。
本馬にはDistorted Humorの3×4というまあまあ大きなクロスがありますが、父のConstitutionは通常クロス多めのスピードの種役に使われることが多いので、米国なら許容範囲なのかもしれませんね。
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続いては単勝オッズ16倍相当の、エマージングマーケットです。
父のCandy Rideはいま直系種牡馬が日の出の勢いで伸びている系統で、ポストInto Mischiefの1番手といってもよい存在です。
自身も年齢的には相当の大ベテランですが、まだまだこうして後継候補を出しているのが驚きで、今回選抜条件の2番を満たす存在として候補に入れてみました。
配合としては母父系の活性値が軽く、精神面に余裕がありそうなのがいいですね。
母父エンパイアメーカーと2代前のFappianoがそれぞれミニマム期のため、計算するとFappianoとミスプロの影響がなくなっています。
配合全体としてもクロスをミスプロ1本に抑えていますので、次世代の種牡馬としてもうまく機能しそう。父の最後の大物として活躍してもおかしくありません。
(7)(5秒ジングル)
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さていよいよ私が選ぶ、今年のケンタッキーダービー本命馬をお教えしましょう。
それがこの単勝オッズ7倍相当 ファーザーアドゥです。
でもよくみると本馬は父Gun Runnerのミニマム期産駒です。ついさっきまでCandy Rideの直系がいいとあれだけ言ってたのに、本馬はその否定形になるじゃないか。納得いかない方もいるでしょうね。
でもよく考えてほしいのは、たとえどんなに栄えた大種牡馬でも、その終わりの始まりは、全盛期のど真ん中からすでに芽生えているという事実です。
さきほど話したドバウィ産駒のナイトオブサンダーも、ディープ産駒のリアルスティールも、どちらも1回目のゼロ活性やミニマム期にはすでに登場していました。
だれも彼らが父の形を伝えない異端児だとは思っていないし、また未来に種牡馬として大爆発するなんて思ってもいなかった。
だから今が盛りのGun Runnerも、1回目のゼロ活性やミニマム期世代にキーポイントとなる馬を探すべきなんです。それがこのファーザーアドゥなんです。
彼の優先祖先は母父のスカイメサから遡り、Affirmedへと達します。Affirmed自身、78年のクラシック三冠を総なめしたスーパーホースでした。種牡馬としては期待ほどの成績ではなかったかもしれませんが、こうして未だに母系に入って渋い役割を演じています。
私の本命馬、ファーザーアドゥでした。
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でも私は基本的に穴党ですから、最後に大穴を1頭お教えします。
それが単勝オッズ31倍相当のグループ、ライトトゥパーティーです。
米国には現代までめんめんと優れた形を伝える系統が、大きなものだけでも5〜6本ほどあります。その中でもひときわ異彩を放つのが、本馬の優先祖先カロの系統です。
あれ?カロって確か欧州の馬だよな。しかも芝を走る馬だったよな。
その通りです。カロは古い欧州の芝馬で、当時の仏2000ギニーや、イスパーン賞、ガネー賞などを勝ち、北米ではBCマイルを勝ったコジーンの父として知られます。
でもそれとは別に、カロは米国内でSiberian Express〜In Excess〜Indian Charlie〜Uncle Mo〜Nyquistという見事な優性期の直系を繋いでいる最中です。
この血統内でいえば、実はUnbridled’s Songもまたカロの影響が強い馬です。でもその産駒であるEmcee(エムシー)は全くの無名種牡馬で、そのMAX活性産駒が本馬の母で、本馬は母似の馬である。これが成立するのは、ひとえにUnbridled’s Songやカロの形が優秀すぎるからです。
カロ直系のUncle Moは最後にNyquistというダービー勝ち馬を残しました。その功績が本物なら、このライトトゥパーティーも少しは走ってくれるんじゃないか、そんな期待を抱いています。
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ケンタッキーダービー2026 G1血統解析動画、いかがだったでしょうか。
主流であれ傍流であれ、種牡馬の血の交代というのは、その馬の全盛期にすでに始まっているんですね。
ミニマムやゼロ活性産駒としてこっそり種牡馬入りした馬がいたら、実績にかかわらずそれは一度は試してみる価値がある。元の父が大種牡馬であればあるほど、その否定形の威力はハンパなく大きなリターンとして配合に帰ってくるのです。