▼東海S2018 同じキンカメ産駒でもこれだけ違う血の本性

テイエムジンソク1強説に異議を唱えるなら

暮れのチャンピオンズCで1番人気2着と責任を果たしたテイエムジンソク(牡6・木原厩舎)。
抜群の安定先行脚質で馬券を買って見ているには頼もしいけれど、なんだかんだ言って昨年冬からよく走っていますからね。
しかもステージが少しずつ上がっての好走だけに、そろそろガス欠が怖い。冬は一気にガタッときますから。

いいところ現状維持の馬が1強だというのですから、ならばここは穴っぽいところを探りたいじゃないですか!

 

と思ったら、それがみんなキンカメ産駒だった件

 

それでピックアップしてみた候補が実はどれもキンカメ産駒だっていうんだから、始末が悪い。
今回の血統のハナシの半分は「父キンカメ」で終わり?
そ、そんな…。

キンカメ産駒がダートを走るかどうかは、毛色と血統を見れば少しわかる。
というか、ダート走ったらまず「キンカメの血は薄いな」と思って差し支えない。

たとえば今回の東海S2018では

ドラゴンバローズ(牡6・渡辺厩舎)
母父 Polish Precedent
栗毛
母系のBering〜Sea Birdへとつづく、スタミナ&ちょっと気難しい血統

オールマンリバー(牡6・五十嵐厩舎)
母父サンデー
黒鹿毛
マンファス〜ラストタイクーンへとつづく、大昔にクロスで遊ばれた感のある狂気の血統

ディアデルレイ(牡7・牧厩舎)
母父サンデー
栗毛
血統的にはほとんど影響ないはずもディアデラノビアの毛色が出ちゃった不思議な血統(勉強不足)

しかもみなさんもう「ベテラン」でいらっしゃる。
G1前の最重要ステップでドカンと走れるかというと、そういう爆発力には欠けるかも。

ってことで、もう一度馬柱を見直して出てきたのが

クインズサターン(牡5・野中厩舎)なんであります。

 

クロフネにさらにネイティヴダンサーの味付けを施して

 

クインズサターン(牡5・野中厩舎)
父パイロ
母父クロフネ
芦毛

母系はあの藤沢厩舎ゆかりの名牝・シンコウラブリイ。そこへサンデーをかけてできた2代母にクロフネをかけたら、芦毛一色に染まったというファミリー。
パイロは何もしてないかというと、これがまた絶妙でして、わざわざIcecapadeという傍流ネイティヴダンサー系のスピードダート血統クロスを盛り込んできた。
よりによって5代血統表中には、クロスはその1本だけ。
これで芦毛のダートOP馬が出ない方がおかしいくらい。鹿毛なら凡馬だと一目見て断言できるクラス。

…余談だけど、シンコウラブリイは父カーリアン9歳時の産駒で、その本質は根っからの欧州血脈。
日本にいる種牡馬との相性がイマイチ&産駒に恵まれなかったのは、そのカーリアンが全く出ていないせいかもしれない…

もとい、クインズサターンはまだ5歳だし、名の知れたOP馬との対戦成績(条件戦など)も上々で、人気がないなら「隠れた実績上位馬」かもしれない。
だいたい太めで負けることが多い(休み明けやプラス12キロで3戦全敗)ので、ここは少し絞れてほしい。
調教には大注目だ。


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