▼桜花賞2018 基礎体力ではハッキリ2強の桜 3連単にこそ妙味あり

先週も絶好調の体力値予想!ドバイ4戦3勝!

G1大阪杯こそ残念(ミッキースワロー痛恨の出遅れ)でしたが、ダービー卿CT的中、そしてその夜のドバイでも4戦3勝(とくにWCの馬単・ワイド1点的中はおいしかった!)と、基礎体力馬券の勢いはとどまるところを知りません。

来年からのドバイ遠征に関しては、一連のUAE勢によるチャレンジ競走を見て「今年の出走馬の脚質に馬場が合っているかどうか」絶対見ておくべき。

あの逃げ馬天国の馬場では、差し馬を出走させるだけバカみたいでしたね。
おそるべしUAE…。

春はなにかと物いりな季節。
どんどん今のうちに「春の馬券ボーナス」作っちゃいましょう。

 

桜花賞だからといって何も変わらない基礎体力の優劣

 

さて今週は、クラシック第1弾・桜花賞である。

もしこの基礎体力予想が指数系ど真ん中の予想法なら、レースごとに「数値が伸びた、成長が見られた、いや頭打ちだ」など見解、手心(忖度ともいう)を加えるのだろうが、基礎体力はその馬が産まれたときからこのかた決して上下しない一定の数値

幾多のトライアルにおいてすでに一度計算された馬がほとんどなので、あとは順番に並べればいいだけ。
G1に近づくほど、かえって何もすることがなくなる簡単な馬券術である。

 

▼桜花賞2018 基礎体力表

リバティハイツ   75
ラッキーライラック 72
(ラブカンプー 66 除外対象)
アンヴァル     59
モルトアレグロ   59
リリーノーブル    56
レッドサクヤ     56
プリモシーン  53〜56
レッドレグナント  53
フィニフティ    53
ツヅミモン     50(平均)
トーセンブレス   50
アーモンドアイ   44
アマルフィコースト 44
コーディエライト  44
スカーレットカラー 38〜
ハーレムライン   38〜
デルニエオール   34
アンコールプリュ  34
マウレア      25〜

※週中時点で除外対象の馬は割愛

 

指数だけ見てしまうと、上位2頭の単複と組み合わせ馬券だけを買って観戦するのがもっとも潔い勝負だろう。

その下から中間にかけては、どの馬にもチャンスあり。
さらに3連単(非推奨)まで買いたい人にとっては、空前の大混戦桜花賞。

指数59組のアンヴァルモルトアレグロ、またリリーノーブルについてはすでにチューリップ賞、フィリーズレビューで紹介したので、その下指数56組で残ったレッドサクヤと、評判馬のアーモンドアイ(指数44)について軽くふれておく。

 

3連単3着付けの有力候補はこの2頭か

 

レッドサクヤ(父ディープ・黒鹿毛・藤原英昭厩舎)

この春何回お世話になったかわからない、藤原英昭厩舎の隠し球(いったい何頭いるんだ?)。

優先祖先は父ディープだが、4代前のNijinskyである可能性も残されている。
Nijinskyは持続力があって距離も保つ馬(よってサクヤもオークス向き?)だったが、もしNijinsky優先でないとしても、それはそれでよいこともある。

というのは、3代母BoundはNijinskyの17歳時の産駒であり、また母父デインヒルDanzig9歳時の産駒である。
よって母系のすべてのNorthern Dancerクロスがきれいに消え、ディープ側のNorthern Dancerともクロスしない完全なアウトブリード扱いになるからだ。

これからパンとすれば、とても素性のいいお嬢さんになるだろう。

 

アーモンドアイ(父ロードカナロア・鹿毛・国枝栄厩舎)

牡馬相手にシンザン記念を差し切った東の切り札。

ロードカナロア産駒ではあるが、優先祖先は母父のサンデー
名牝フサイチパンドラは、サンデー9歳時産駒でありながら、ちょうどサンデーの誕生日近くで種付けされ、最強の値を引き継いでいる。

ロードカナロアはみなスプリンターだと評価しているが、体そのもの、とくに心臓をはじめとする内臓面はステイヤーに近い値をはじき出していたという話を聞いたことがある。

彼はそれをスピードの持続力に使っていたのであり、カナロアだから全ての産駒に距離限界がある、という話には決してならない。

またこの馬のように母を介して母父のサンデーが優先と判断された馬は、サンデー自身がもっと前のMontparnasse(亜国産)やHillaryといった祖先の血を濃く受け継いでいることに留意しなければならない。(父Haloは17歳時の産駒で影響ゼロ)

この場合は、距離の融通よりもスピードが優先される。

両馬ともあまり聞かない名だが、傍流の血の集大成こそ、サンデーの存在意義、真骨頂である。

 

馬券的には明日お届けする予定のNZT(マイルCトライアル)の方がおもしろいかもしれませんね。


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