騎乗スタイルには賛否両論ありますが
そうなんです。体力値で馬を選んでいるにもかかわらず、気がつくと騎手ノリさんというパターンが多いです。
最近も一席物議を醸していたみたいですが、感覚派という騎手はあんなもんです。
馬をぶっ壊されるよりは、精神衛生上、あの方が好きではあります。
返し馬で「今日はダメだわー」と観客席に向かって叫ぶわけにもいかないのでね。
でも今回オススメする馬は、まだ体力的に余裕ありそうですよ。
1度仕上がるととにかく頑丈に使い込める上位馬たち
▼アンタレスS2018 基礎体力表
メイショウスミトモ 78
トップディーヴォ 72
マイネルバサラ 63〜
メイショウウタゲ 63
ナムラアラシ 59
アスカノロマン 56
グレイトパール 56
クインズサターン 53
コスモカナディアン 50
モンドインテロ 50
アルタイル 47〜
トラキチシャチョウ 47〜
ミツバ 47
ドリームキラリ 44〜
ユラノト 41
ロンドンタウン 41
タガノヴェリテ 38〜
ディアデルレイ 34〜
ザイディックメア 34
ブライトンロック 19
体力値トップがメイショウスミトモ(牡7・父ゴールドアリュール・南井厩舎)っていうのも、ホントうなずける。
7歳キャリア50戦以上にして重賞を勝つなど、体力値低い馬にはとてもマネできない芸当。
このごろ落馬など少しリズムが悪いのと、斤量も58キロまで増えるので、押さえの1番手くらいでどうだろうか。
というのも、指数2位のトップディーヴォ(牡6・父キンカメ・昆貢厩舎)がかなり人気薄のご様子だから。
優先祖先は母父Deputy Ministerで、その2代前Bunty’s Flight(1953・加)または4代前Polynesian(1942・米、Native Dancerの父)の影響が強い。
いずれにしろ、トラックコースでダートを走るにはもってこいの祖先といえる。
週末のお天気が崩れ模様というのも好都合。
トップは稍重や重馬場にめっぽう強く、時計勝負ならさらに自信度大。
複勝で厚めに買ってみる。
確定値でないものの、それでもゆうゆう指数3位を確保しているマイネルバサラ(牡5・父シニスターミニスター・松山厩舎)も注目しておきたい1頭。
優先祖先は母父のサザンヘイローまたは4代前の大種牡馬・Sadler’s Wells両方の可能性があり、それにより一番影響が強い祖先が異なる。
より可能性の高いサザンヘイローならば、父Halo(黒鹿毛)の影響が強いものの、Haloはさらに3代前のBold Ruler(1954)より影響力が弱いので、サザンヘイローの母であるNorthern Sea(1974)の鹿毛がマイネルバサラに隔世遺伝しているようだ。
よってデビュー当時がそうだったように、適距離はもう少し短いところにありそうだが、軽い馬場であれば距離をこなせる器用さがある。
ただこちらも斤量が58キロなので、押さえが妥当か。
人気どころでは、OP特別連勝中のナムラアラシ(牡5・父エンパイアメーカー・牧田厩舎)よりも、休み明けのグレイトパール(牡5・父キンカメ・中内田厩舎)に注目。
休養前の平安Sの勝ちっぷりが異常に強かったし、体勢さえ整えば、体力値56なら休み明けの方がよりベストの印象。
ナムラアラシはそろそろ目に見えない疲れがないか、気になるところだ。