▼ロードサラブレッドO2018 2歳馬最速診断 ロードカナロア編(No.2、8)

またまた残念ながらシルクさんには推せるロードカナロア産駒がおらず…(いじめかフェイク?)

ほとほと困っていたのですが、ふと「そうだ、ロードカナロアの故郷・ロードTOさんにはどんなカナロアの仔がいるんだろう」と思い立ち、さっそく調べてみました。

すると16年募集馬の中にロードカナロア産駒がなんと10頭!も。
本家本元はやっぱり相当力が入っているご様子。

クラブゆかりの牝系に軒並みカナロアがつけられ「路線が全部かぶってしょうがないのでは?」という贅沢な悩みも出てきそうなラインナップでした。

今回はそのロードさんからよさげな産駒2頭をご紹介します。

 

弟から甥っ子姪っ子までみんなロードカナロア!

 

▼キャサリンオブアラゴンの16(競走名:ロードアドミラル) 番号2

牡2・高野友和厩舎予定
父 ロードカナロア
母父 Holy Roman Emperor
4月5日生まれ 鹿毛

名牝ミエスクの末えい。前年のディープ産駒は見事な「裏年」に引っかかりますが、その前の姉と本馬は立派な「表年」とみてよさそうです。

【診断結果】

・優先祖先 キングカメハメハ

・馬場、距離適性 芝のマイル〜

・基礎体力値 53(平均50)

・スピード 良好

・頭脳 やや心配

・総合 ★★★(満点は5つ)

3代母は世界的な名牝・名マイラーのミエスク。
このくらい有名だとたとえ80年代の牝馬でも詳細な情報がバッチリ取得でき、子孫のスピード判定が楽になります。

3代母 ミエスク 84年3月14日生まれ (2月28日から4月28日良好)
2代母 Monevassia 94年5月24日生まれ × (5月8日から7月8日良好)
母 キャサリンオブアラゴン 08年3月2日 × (2月16日から4月16日良好)

姉 メイズオブオナー 14年3月18日 ×
兄 ロードマドリード 15年4月6日 × →不適
本馬 ロードアドミラル 16年4月5日 ×

ファミリーはすべて「偶数歳に良い発情期に入らない」サイクルですので、兄だけがスピードを逃しています。

母には13年にもディープがつけられているのですが、そちらは競走馬になるまでいかなかった様子。
いずれにしろディープが2回とも裏年種付けとは、もったいないことをしました。

 

また母の初仔(持ち込み)つまり本馬の4つ上の姉グラナダ(父Galileo)は、すでに繁殖として毎年ロードカナロアをつけていますし、本馬の弟も来年はロードカナロア産駒。
もう矢でも鉄砲でも持ってこいといわんばかりのカナロア祭りです。

ちなみにその弟カナロア産駒は、ギリギリ母が奇数歳の良いサイクルに入った可能性があります。
本馬のデキ次第では人気になるかもしれませんね。

 

クロスに関しては、何といってもミスプロ×ミエスクの全きょうだいクロスが存在するくらいで、気性的な難やボス性の欠如があっても仕方ありません。

ただ母の繁殖活性が今年〜来年と最強に近づくので、そちらでなんとか良さが出ないものかと思います。

 

これは走らないとクラブが危うい!ゆかりの牝系最後の大物?

 

▼ワンフォーローズの16(競走名:フォーエバーローズ) 番号8

牝2・藤原英昭厩舎予定
父 ロードカナロア
母父 Tejano Run
2月7日生まれ 鹿毛

ワンフォーローズはクラブの屋台骨といっていい基礎繁殖ですが、自身の産駒は久しぶりの登場になります。

【診断結果】

・優先祖先 ロードカナロア

・馬場、距離適性 芝のマイル

・基礎体力値 56(平均50)

・スピード 良好

・頭脳 良好

・総合 ★★★★(満点は5つ)

初仔・レディアルバローザはじめ、OP勝ち馬多数輩出の名牝ワンフォーローズ。
おそらく彼女の最晩年の傑作になり得る存在が今年の牝馬です。

といっても決して当てにいったわけではなく、ちょっとギャンブル的要素も加味しての指名になります。
詳しく見ていきましょう。

 

まずワンフォーローズ牝系の年回りをよく見ていくと、代々体力の継承に大きな波があることがわかります。
やや古くなりますが、

6代母 Caninha (1949)アルゼンチン産
5代母 Cancelada (1958)→MAX
4代母 Lady Barbizon (1970)→半分 米国産
3代母 Lady Sauce Boat (1980)→MIN
2代母 Saucyladygaylord (1989)→MAX
母 ワンフォーローズ (1999)→MIN カナダ産

とまあ、受け継ぐ体力量が年によってすごく極端なんです。

しかしMAXを受け継いだ(近くの)馬たちは軒並み長い競走生活を送れています。
4代母 47戦9勝
2代母 31戦7勝
母 27戦15勝
自分はMINを引き継いでも、先代までの貯金にものをいわせれば、トータルでは十分優秀な体力を持つことができるのです(体力は4代の足し算なので)。

加えて繁殖活性MAXの年はスピード面でも恩恵があるといわれ、私もとくに重要視しています。
そしてそれが今年のワンフォーローズの2016にあたります。

ワンフォーローズ 99年5月26日生まれ (5月10日から7月10日良好)
Rアルバローザ 07年4月21日生まれ ○
キャトルフィーユ 09年3月3日生まれ ×
エンジェルフェイス 13年3月5日生まれ ×
・本馬 フォーエバーローズ 16年2月7日生まれ ○

初仔・Rアルバローザだけサイクルを外れていますが、これは初仔で生まれが遅くなった可能性があります(データはない)。
よって本馬は活躍した姉たちと「裏表のWinWinの関係」に持ち込めそうなのが推薦理由の第1点。

そして牝系の年回りを見てわかるように、とくに母ワンフォーローズが唯一、母系4代のうち2代でMAX活性を継ぐことができ(回数はもちろん多いほどよい)、キャリア27戦で重賞3勝の大活躍。
これが今年のフォーエバーローズにもそっくり当てはまるのが第2点。

そして、トップサイヤー産駒の中で、ミスプロやNorthern Dancerクロスが皆無な馬がほぼ初めてだったこと。(ちなみに3代母経由のTurn‐toもネアルコ0の系統)これがダメ押しの3点目です。

欲を言えば、距離はあまり保たないでしょうし、2回のMAX年があっても、基礎体力は56と平凡の域を出ませんから、慎重な調教スタイルが望まれます(藤原厩舎はちょい強めだし)。
しかし我慢強く開花を待てば、かなり面白い存在になりそうな気がします。

前年の未出走きょうだいの分も羽ばたいてほしいですね。

ちなみに娘・キャトルフィーユの2016(牡馬)も同じくロードカナロア産駒なのですが、あちらは明らかにサイクルを外れてオススメできません。

牝馬の分、ちょっとこっちの方がお値段もリーズナブルですしね(お、ねだん以上)。


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