▼サンデーサラブレッドC2018 1歳馬リスト最速診断 関東ハーツ・カナロア・オルフェ編(No.110〜119)

解説の前に、ちょっと即席でかんたんな自分用の血統表を作ってみましたのでご覧ください。

 

今後、図で説明した方がわかりやすい場合もあるでしょうし、印刷もしたい。
また将来動画のワンシーンの原型にもなればと思い、エクセルで作成しました(今回はスクショをアップ)。

もしうまく見えたら、ですが、ご説明すると

・代々付けられた4代の種牡馬の活性値を青いバーで横書き
優先祖先を青フラグで大きく表示
・4代までの母の活性値を赤いバーで縦書きに(例:4代母がMAX活性)
赤いフラグで基礎体力値
スピードサイクルの位置を紫の矢印の中に白丸で(例:今回は初期)

示しました。

薄い色つけは劣性期、濃い色つけ以降が優性期を示します。

いまやブログといっても半数以上の方がスマホで記事をご覧になる時代。
スマホだとこの表はどう見えるのかなど、細かい実験も兼ねています。

文字までは…ごめんなさい、読めませんね。また考えます。

 

今回はサンデーR関東所属ハーツ・カナロア・オルフェ産駒(No.110〜119)のご紹介です。

 

リストの見方

まだこれから鍛練を積む1歳馬なので、1頭1頭詳細な血統背景ではなく、最初に全馬スピードサイクル判定による分類を行います。

・スピードサイクルOK →馬体も良ければ推奨
・スピードサイクルぎりOK
・スピードサイクルぎりBAD
・スピードサイクルBAD
・判定不能

の5つに分けます。

OKとBADはそのまま(走る走らない)の意味ですが、ぎりOKとぎりBADは

その馬の誕生日が母のスピードサイクル境界日ギリギリに位置するので、OKがBADだった、あるいはBADがOKだったという可能性あり

の意味です。

よってどちらかといえば「ぎりOK」の方がコケて失敗する(ショックでかい)可能性が高く、逆に「ぎりBAD」が実はOKで思わぬ幸運をつかめることもあるでしょう。

馬体が良い、牧場評価高いなどの推し材料があれば、積極的に「ぎりBAD」までは狙っていけるかもしれません。

ぎりBADについては、こちらでも「狙えるぎりBADかそうでないか」を積極的にコメントしていきます。

またスピードサイクルOK判定の馬に限って、その馬の適性がわかる優先祖先と基礎体力値をご紹介します。

 

サンデーR1歳馬 関東ハーツ・カナロア・オルフェ産駒判定結果

【スピードサイクルOK判定の馬】

110 エセンテペの17(牡・鹿毛)

父 ハーツクライ
【優先祖先】 ハーツクライ
【基礎体力】 38(平均は50)
【適  性】 芝の中距離
戸田博文厩舎 予定

まず指摘しなければならないのが2代母と4代母のゼロ活性継承
本来なら強大な体力を得るチャンスもあったのに、残念ながらそれを2回とも逃しています。

上のきょうだいはいまだ1頭も競走馬になっていないことも、もしかするとその辺が関係しているのかもしれません。

スピードサイクルは初期の良い場所に位置しているので、体力面での不安は本当に残念です。

 

115 シュプリームギフトの17(牝・鹿毛)

父 ロードカナロア
【優先祖先】 キングカメハメハ
【基礎体力】 81(平均は50)
【適  性】 芝のマイル〜
中川公成厩舎 予定

逆にこちらは父、母ともにMAX活性を伝える産駒です。

 

祖母のスーヴェニアギフトはたいへん仔出しのいい繁殖で、母もサンデーR所属で重賞まであと一歩に迫った「夏女」でした。

叔父や叔母には粒ぞろいのマイラーがそろい、一族からそろそろ突き抜けた大物が出てもおかしくありません。

本馬は父ロードカナロアがMAX活性でも優先祖先はキンカメに移ります。
これは母父ディープら他の種牡馬活性が低いためで、よって本馬がより距離をこなす素地ができました。

 

いまロードカナロア産駒全般が距離を苦にしないのは、自身の活性の高さによる「キンカメ優先祖先ズレ」効果が高いからです。

種付けした種牡馬の活性が高すぎ、他の母系の種牡馬の活性が低いと、優先祖先は「父系を何世代もさかのぼる」現象が起きます。
これが「優先祖先ズレ」です。

来年からは産駒の傾向がガラッと変わって、適性は母方の資質が重要になります。
それがいち早く発現したのが次のカナロア産駒です。

 

116 ローザブランカの17(牝・芦毛)

父 ロードカナロア
【優先祖先】 クロフネ〜Bunty’s Flight(1953)
【基礎体力】 53(平均は50)
【適  性】 ダートのマイル〜
尾関知人厩舎 予定

こちらは逆に父ロードカナロアゼロ活性で、母の毛色を受け継いだ仔です。

 

ロードカナロアは2008年3月11日生まれなので、

シュプリームギフトの17 4月10日頃種付け→ゆうゆうMAX活性
ローザブランカの17 6月9日頃種付け→誕生日から約3か月経過→ゼロ活性

と、シーズン中でも誕生日から2か月を経過すると活性がMAX→ゼロへ変化します。

今までロードカナロア産駒の芦毛クンはほとんど見られなかったと思いますが、これからは母方にその要素さえあればバンバン出ます。

 

またこの牝馬は繁殖においてもロードカナロアがゼロ扱い=キンカメもゼロ扱いですので、将来的にキンカメやキングマンボ、ミスプロのクロスを気にせずに配合できます。

バラ一族を支える新たなプリンセスの誕生でしょうか。

 

118 ワンダーレディアンエルの17(牡・鹿毛)

父 オルフェーヴル
【優先祖先】 オルフェーヴル
【基礎体力】 53(平均は50)
【適  性】 芝の中距離
田中剛厩舎 予定

オルフェーヴルも今年がMAX活性の種牡馬。

ですが誕生日が5月14日ですので、たとえ本馬のように6月10日頃という超遅い種付け日でも、ゆうゆうMAX活性内に収まります。

 

以前も言ったとおり、北半球で種付けされているかぎり、オルフェのゼロ活性産駒は生まれないと思います。

遅生まれは晩成のハンデばかりがクローズアップされがちですが、一度活躍してスタリオン入りしてしまえば、今度は産駒に間違いなく自分の資質を届ける武器になるというわけです。

ルーラーシップなどもそういう種牡馬の1頭です。

 

本馬はカタログにあるとおり、まだきゃしゃな感じで脚長&尻高に見えますので、まずは馬体の成長待ちなのでしょう。

母の産駒にしてはリーズナブルなのも納得がいきます。

 

【スピードサイクルぎりOK判定の馬】

113 イリュミナンスの17(牡・父ロードカナロア)
114 スピードリッパーの17(牝・父ロードカナロア)

どちらもカナロア産駒で、どちらも「母がぎりOK判定馬」という2頭です。
自身は十分サイクル内に収まっています。

イリュミナンススピードリッパーも競走馬としては十分成功したといえますので、いつもよりはかなり確率の高いぎりOK判定かもしれませんね。

 

【スピードサイクルBAD判定の馬】

111 アスコルティの17
112 ラルナデミエルの17
117 オールピュールの17
119 ピクシーホロウの17

 

次回金曜日は、週末新馬戦展望をお送りします。

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