▼ウインレーシングクラブ2018 1歳馬リスト最速診断(No.24〜36) 2次募集含む編 完

ウインさん1歳馬の最終回は、2次募集を含む12頭です。

今回OK判定の馬はすべて満口になっています。

ウインRC1歳馬 判定結果

24 コスモチェーロの17(牝・栗毛)

 判定 【 OK 】

 父・スクリーンヒーロー
【優先祖先】 スクリーンヒーローまたはDanzig
【基礎体力】 ★72(平均は50)
【適  性】 芝のマイル〜
 美浦・手塚貴久厩舎 予定
 満口

牝馬ながら募集価格が高めの設定で、クラブの期待がうかがえる1頭です。

 

母は日本で走りましたが、母系は代々南半球豪州産のため、サイクルの判定等にも少しずつ調整を加えながらの検討になります。

まず優先祖先ですが…

年代だけ見ると父スクリーンヒーローと母父Fusaichi Pegasusにはちょうど1世代分の活性差がありますが、母コスモチェーロは豪州産で11月の種付けですから、Fusaichi Pegasusの活性値は北半球時よりも半年分高く計算します。

よってその計算どおりだと、優先はFusaichi Pegasusの母系にいるDanzigということになります。

一方でもし栗毛の発現を優先的に見るならば(母が栗毛ですので娘も栗毛でいいんですけど)、活性はやっぱり1世代分の差で、父のスクリーンヒーローが優先と見る向きもあるでしょう。

カタログには「歩きがシャープで動きが繊細」とありますので、ここはDanzigかもしれませんね。

 

基礎体力についても同様で、4代母April Flower(ここから豪州産)の9歳時産駒が3代母April Wonderなので、MAX活性継承の可能性を見なければなりません。

しかし残念ながら4代母の正確な誕生日は不明。

そこで3代母の誕生日1959年8月1日から推察するに、豪の8月は北半球でいうところの真冬2月といった感じですので、いくら4代母の誕生日が早かったとしても、3代母がゼロ活性になる確率は相当低いと言えます。

よってここはMAX活性の可能性大、と判断しています。

 

現3歳の兄イペルラーニオ(牡・父ディープ)はキャロットさん所属で今も現役ですが、判定はBAD。

現2歳の姉ウインセルリアン(牝・父オルフェーヴル)は、牧場での評判上々というOK馬。

本馬は姉と1か月以上誕生日(つまり種付け日)が離れたため、年仔でOK判定です。

 

29 シャドウリングの17(牡・鹿毛)

 判定 【 母ぎりOK7日 】

 父・グランプリボス
【優先祖先】 グランプリボス
【基礎体力】 ★59(平均は50)
【適  性】 芝のマイル
 美浦・金成貴史厩舎 予定
 残277口

2次募集馬の中では一番わかりやすい配合で、判断に迷うところがありません。

 

グランプリボスはこの年がMAX活性も、自身4代にわたって劣性期の種牡馬ばかりを付けられた「アドマイヤムーン型」の名馬。

よってたとえ自身の活性値が高くても、産駒の優先は母ロージーミスト、祖母ビューティフルベーシック…と母系に流れてしまう種牡馬です。

ですからグランプリボスの「馬体の型」がどこから来ているのかはいまひとつ判然とせず(いちおう5代父Father Johnは優性期だが米系のダート馬)、優先祖先から得られる情報は他馬よりずっと少なくなります。

幸いにも本馬は3代父のフアバージ(1961)の活性がけっこう高く、グランプリボスの母系をたどる必要はありません。

逆にこういう年廻り(グランプリボスがMAX年、他にMAX活性手前の先祖がいるなど)でないと、グランプリボスにそっくりな産駒は登場しないともいえます。

 

カタログには「父母ともにマイラーだが本馬は千八以上が適性になる」というコメントがあり、非常に興味深いです。

グランプリボスも千二よりは千八を走れるマイラーであり、スピードを活かすためにマイルという舞台を選んだのであって、決して距離的不安が理由ではなかったと思います。

4代母トキワハナが3代母スーパージヨオーMAX活性を与え、基礎体力もぎりぎり合格圏内。

あとは中央で4勝した母の判定を「OK」と見るならば、本馬の将来性もグッと開けてきそうです。

 

▼番外編 もうすぐ合格圏の馬たち

31番のチアフルの17(牡・父リアルインパクト)も、2次募集馬ながらすでに満口の馬。

 

なんでもサマーセールにて「総帥が絶対にほしいと思った馬」だそうで、逆にリアルインパクトに似ていないところもセールスポイントなんだとか。

私の判定も実は「OK」なのですが、困ったことに基礎体力が下の下(25)でして…。
(そして優先は確かにリアルインパクトではなくサンデー

クラブの近況欄にも「体力面には課題もあり…」ときちんと記載されていますので、今後の鍛錬をどう乗り切るか、デビューまで会員さんの心配が続くかもしれません。

OK馬なので、動き自体はすごくいいのだと思います。

 

さてこれにてウインさんの2018年1歳馬ご紹介は終了です。

みなさんお目が高くて、よい馬はやはり満口になっていることが多いですね。

すばらしいウインRCライフを楽しんでください。

 

そして次回からは、もう今やらないと全馬が2歳になってしまいそうな「G1レーシング1歳馬特集2018」に入ります。

全部で50頭近くいますので、何回かに分けて、のんびり思い出しながら書きたいと思っています(全馬判定は出ているんですけど、もう細かいことは忘れていて…)。

G1レーシングさんに関しては、OK判定以外の馬も、ぎりからBADまできちんと判定を出すつもりでいます。

影響力が大きなクラブですからね。

今後もどうぞお付き合いください。

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