iPadProでお絵かきし、マイクで録音もしてみました。近日テスト動画を作ってアップし、YouTube上でどう見え、どう聞こえるか試してみたいと思います。(とくに声が心配かなあ。動画はいずれ削除します)
皐月賞は何よりもスピード負けしない馬から
【 基礎体力一覧 】(枠順どおり)
アドマイヤマーズ ★69
サトノルークス 53
ファンタジスト 44
ダノンキングリー 47
ランスオブプラーナ ★63
クラージュゲリエ 56
ヴェロックス 88
ニシノデイジー 59
メイショウテンゲン 44
シュヴァルツリーゼ 44
ラストドラフト 81
サートゥルナーリア 56
ブレイキングドーン ★53
ダディーズマインド 59
アドマイヤジャスタ 53
ナイママ ★★9488
牝馬クラシック第1弾の桜花賞は、★★馬2頭(グランアレグリア〜シゲルピンクダイヤ)の組み合わせで決まり、やはり牝馬は今後の繁殖活動を考えてもああいう馬に走ってもらった方が納得できるな〜という思い。
さてそこで牡馬クラシック第1弾・皐月賞はというと、今年は★の付く良配合馬があまりおらず、こういう年は時間の経過とともに主役が交代していく(あとから出てくる★馬でも本番に間に合う)と考えておきたい。
ただ基礎体力と合わせ、皐月賞ではぜひとも
「前傾ラップ理論」
を解説しておきたい。
なに、理論は簡単で、ここまで来る間に「前半の入りが早くて後半上がりがかかる」前傾ラップの経験があるかを見るだけのこと。
・サトノルークス●12月28日阪神 2歳500万下 芝千八 355〜359
・ダノンキングリー●12月15日中山 ひいらぎ賞 芝千六 347〜361
・ランスオブプラーナ●1月19日中京 なずな賞 芝千四 345〜347
・ランスオブプラーナ●12月22日阪神 2歳未勝利 芝千四 351〜362
・ニシノデイジー ナイママ クラージュゲリエ●札幌2歳S 芝千八 360〜376
・メイショウテンゲン シュヴァルツリーゼ ブレイキングドーン ニシノデイジー●弥生賞 芝二千 369〜370
・メイショウテンゲン●12月28日阪神 2歳未勝利 芝千八 350〜359
今年はこんなところが主だった前傾ラップレース(弥生賞はギリギリMペースかも)で、ここに名前の挙がった馬たちは本番皐月賞の激流にも惑わず対応可能な精鋭と見る。
スロー、スローの連続で勝ち上がった馬たちは、たとえどんなに強く見えても激流皐月賞ではギアチェンジが遅れて馬群に飲み込まれるケースが圧倒的に多い。
スピード十分な★馬といえばコイツだけ
さてここまで総合して、穴でちょっと買いたいと思わせるのがランスオブプラーナ(牡3・父ケープブランコ・本田優厩舎)である。
【 繁殖サイクル 】
エスサーデイー 1902
第三エスサーデイー 1914
越竜 1920
エツフオート 30.3.18 3.1〜5.1
竜梅 39.3.8 き○ 2.22〜4.22
ジヤヌワ 56.5.8 き× 4.22〜6.22
チエリーエクスポ 70.6.18 ぐ× 6.2〜8.2
チエリービーナス 76.3.22 ぐ× 3.5〜5.5
チエリーガール 82.3.27 ぐ○ 3.10〜5.10
チェリーコウマン 89.4.20 き× 4.4〜6.4
マイプラーナ 06.4.26 き○ 4.10〜6.10
ランスオブプラーナ 16.3.31 ぐ○
サイクルはちょっと乱れているが、祖母はウインターS(当時中京)を勝ったチェリーコウマンで、母マイプラーナは祖母のMAX活性産駒である。
ランスオブプラーナは母から十分体力を受け継げず、またMAX活性期のはずの15年にはルーラーシップをつけたものの、残念ながら不受胎となっている。
このため母はMAX活性期を繁殖で活かせなかったが、その空胎ボーナスを含め、16年産のランスオブプラーナには数字以上に基礎体力の恩恵があると見てよい。
【 優先祖先 】
父 ケープブランコ 活性値8(MAX)
母父 マンハッタンカフェ 活性値7
3代父 スプレンデイドモーメント 活性値5
4代父 クラウンドプリンス 活性値4
優先は父であるケープブランコ。
MAX活性期を迎えてやっと出てきた感のある重賞勝ち馬が本馬で、ランスはスピードがあるのでマイルもこなすが、父の適性通りなら二千をこなす素地も十分にあると考えたい。
代々父たちの活性値が全て異なり、基本、頭脳が明晰である。
【 クロス 】
見えるクロスはNorthern Dancerだけだが、実は父ケープブランコはGalileoのゼロ活性産駒であり、Northern Dancerの影響が切れているのでクロスの弊害はない。(母系には強く残存している)
他の代も母父がサンデー系、4代父がネイティブダンサー系、5代父がトゥルビヨン系のパーソロンと、傍系や非ネアルコ系で固められ、本馬には血のコンプレックスがほとんどない。
繁殖期(とくに春)に行われるクラシック競走では、これが大きなアドバンテージになる。
【 結論 】血のコンプレックスがなく、前傾ラップで好走中のランスオブプラーナが、大本命の前々でレースを運んでさあどこまで通用する?
前傾ラップとはいえ、それはあくまで距離千四での話だろ?という意見も確かにある。
しかし二千あたりのスロー戦でぬくぬく勝ち上がってきた「一見して二千に不安がない」馬よりスピード的に上位にいるのは間違いなく、イメージとしてはロゴタイプやキャプテントゥーレ、ジェニュインに近い(ウインフルブルームという噂も)。
間違ってもメジロブライトやスペシャルウィークはつかみたくないな、というお話である。
最後に★★88のナイママについては、また後日どこかで詳しくお話ししたいと思う。
先週のシゲルピンクダイヤはお見事でした。
距離が伸びて良いとのことですし、
オークスでも大注目ですね。
皐月賞はランスオブプラーナですか。
これまた注目させてもらいます。
それにしてもナイママの基礎体力94って今まで見たこともないような数値で驚きました。
わにさん、いつもありがとうございます。
基礎体力についてはときどきこのような高値が出てきますが、スピードの要素とは異なるので、全く走らない馬にも体力のバケモノのような馬がいます。
中央で最近走った馬の中では、ダート重賞3勝のノボバカラ(牡7・父アドマイヤオーラ・森厩舎)の★91あたりが最高でしょうか。
たしかによ〜く走っていますけどね。
ナイママの解説にもどうぞご注目ください。