▼米国ベルモントS2019 出走馬中6頭に共通する配合ポイントあり!真の距離適性で浮かぶ穴候補はこれ

日本馬マスターフェンサーにも大金星のチャンスあり!

日本の競馬はG1ウィークの中休み。

血統解説者としては本来ならちょっとメインレースの予想から離れて、有力新馬たちに目がいく時期なのだが、今年はなんと米国3冠ベルモントSの馬券を買えるということで急きょ参戦決定!(たまにはこういう記事も書いてみたくなった)

日頃なじみのない米国3歳戦線をちょっとのぞいてみることにする。

いるわいるわ、MAX活性含みの馬がゾロゾロ!

 馬名
【 優先祖先 】 適性
【 基礎体力 】

・WAR OF WILL
【 War Front 】 ダートスプリント
【 66 】

・TACITUS
【 TAPIT 】 ダート9ハロン 
【 ☆59 】

・TAX
【 ARCH 】 ダート10ハロン
【 ★69 】

・EVERFAST
【 DEHERE 】 ダートマイル
【 ★38 】

・SPINOFF
【 Sir Gaylord 】 芝マイル
【 ☆72 】

・BOURBON WAR
【 Malibu Moon 】 ダートスプリント 
【 69 】

・SIR WINSTON
【 母LA GRAN BAILADORA 】芝ポリマイル
【 ★59 】

・JOEVIA
【 3代母SPECIAL BROAD 】 ダートマイル
【 ★66 】

・INTREPID HEART
【 母FLAMING HEART 】 ダートマイル
【 44 】

・マスターフェンサー(日)
【 Deputy Minister 】 ダートマイル 
【 59 】

まず目につくのがMAX活性★含みの馬が多数いること。

★は正統派MAX活性、☆は父の誕生日に達していない疑似MAX活性を表すが、それにしても出走馬10頭に対して6頭がMAX活性産駒とは恐れ入る。

今年の日本の3歳クラシック戦線は牡牝かかわらず

▼MAX活性馬★を買っていれば必ずどこかでいい目に会えた

ので、また今回のベルモントSもそうやって1頭か2頭いるはずの候補馬を応援しようと思って分析を始めたら、こんな結果に。

仕方がないので、きちんと優先祖先まで考慮し、距離二四にもビクともしない血統背景を持つ穴馬を挙げてみたい。

3強にはそれぞれ泣き所あり?

人気ではウォーオブウィルタシトゥスイントレビッドハートが3強で、そこに日本馬マスターフェンサーが食い込む展開らしいが、マスターフェンサーはともかく、米国の3強にはそれぞれにちょっと食い足りない泣き所がありそう。

まず土曜現在の1番人気であるタシトゥス
専門家たちがこぞって「父タピットは3頭のベルモントS勝ち馬を輩出」とよく言うのだが、実は調べると3頭ともに父タピットの非・優先産駒

つまり、3頭ともタピットの形を持ってして12ハロンの距離を克服したのではないということだ。

タピット 2001.2.27生

2014 Tapwrit → Valid Appeal
2013 クリエイターⅡ → King of Macedon(なぜか芝スプリンター)
2011 Tonalist → Buckpasser

さらにウォーオブウィルは優先の父がウォーフロントというダートスプリンターでそろそろ距離限界が来るころだし、ここにきて人気急上昇のイントレビッドハートはダートマイルの母優先で、★☆もなしと配合面に不満が残る。

そこで距離適性と配合から浮かび上がるのが唯一のセン馬・タックスだ。

Kダービー14着が見事な隠れみのに?

タックスの父アーチクリスエス産駒ながら父ミニマム期で、5代まで他の優先をさかのぼるとLalun(1952)という米国牝馬にあたる。

実はこの牝馬、エピファネイアやその母シーザリオの解説で何度も出ている祖先で、シーザリオ親子の距離適性にも大きな影響を与えている馬。

Lalunは自身も10ハロンのベルダムSを勝ち、繁殖入り後にはHail to Reasonとの配合でBold Reason(1968)を産み、ナスルーラとの配合でNever Bend(1960)を産んでいる。

アーチもエピファネイアらと同様にこのLalunの影響で自身10ハロンのG1スーパーダービーを制し、優性期にはG1アラバマS(10ハロン)を制したPine Islandらを輩出している。(JRAのHPにあるBCクラシックを制したブレイムは劣性期の産駒)

今回の出走馬の中では距離適性においてはこの父アーチが最右翼であり、加えてタックスの基礎体力は★69と文句なし。

前走のKダービー14着はさまざまな要因が重なり後方のままレースをしていないので、不本意ながら余力もありそう。

ウッドメモリアルSで本命タシトゥスに負けているのでそこは一目置くとしても、土曜の段階で7番人気単勝オッズ16倍なら狙ってみる価値あり。

相手はそのタシトゥスとしたが、もう1頭要注意なのがバーボンウォー

マリブムーンはスプリント戦を2戦1勝しただけで引退したため、距離適性を間違えられることがあるが、優性期の産駒OrbがKダービーを勝っており、本人も無事ならきっとクラシックに乗った逸材なので、距離適性に不安はない。

そして日本馬マスターフェンサーの優先デピュティミニスターもマイラーに見られるが、優性期の産駒Touch GoldがきちんとベルモントSを勝っており、こちらも二四は大丈夫。

よって今年のベルモントSまとめは

タックス
タシトゥス
バーボンウォー
マスターフェンサー

とする。

▼米国ベルモントS2019 出走馬中6頭に共通する配合ポイントあり!真の距離適性で浮かぶ穴候補はこれ」への2件のフィードバック

  1. ベルモントステークス 、当てさせて頂きました!3着以内全て星付きでしたね!

    サーウィンストンを買えた理由ですが、このレースは芝の短い距離で活躍できるような、スピードが求められるレースではないかと思ったからです。
    tapitで説明されてた、以下のコメントからそのような発想にたどり着きました。
    『2013 クリエイターⅡ → King of Macedon(なぜか芝スプリンター)』

    実際、2013年のベルモントステークス を見てみましたが、スローペースで馬群一段になって、最終コーナー辺りからしか競馬をしていないように見えました。確かに3歳でダート2400はスローペースでないと持たないんだろうなーと。

    お陰様で馬券は今までにないくらい調子が良くて、ダービー、安田記念、ベルモントステークス と重賞3連勝です。すべて基礎体力が高い馬が勝っています。
    本当にここのレース分析はお金を取ってもいいんじゃないかと思うぐらい参考になりますし、正直ここの予想がないと自信を持って馬券を買えないぐらいはまっています。

    という訳でこれからもレース分析、よろしくお願いします!

    1. 越智さん、またまた的中おめでとうございます。
      自分は一銭も実になっていないのに、もうwww!

      記事を書きながら確かに「クリエイターⅡってどうして芝スプリンターが優先なんだろ?」と思っていました。
      今は日本で繋養されていますので、実際にどんな産駒が出るのか注目ですね。

      私は寝坊してレースも何も見ていません。
      早起きは三文の得なんですね、やっぱり。

      このところ若駒の血統表ばかり見ていてちょっと飽きてしまったので(本当に数百頭以上)、久しぶりに重賞の予想をする気になりました。
      お役に立てて何よりです。

      夏は自分が毎年馬券を買わなくなるのですが、需要があるようならまた新勢力が出そうな重賞レースに注目してみたいと思います。(ごめんなさい、宝塚記念は回避予定です)
      2歳馬情報ともども、今後もご期待ください。

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