▼今週の★馬!2019 9.22号

フェデリコ・テシオの血統理論がよみがえる
YouTube【 ドルメロの魔術師チャンネル 】

いつもご視聴ありがとうございます。
自分は明日競馬は見られないけど、楽しみな馬がけっこういますよ。

▼日曜中山5R 2歳新馬 芝1600

ツクバゴールド(牡2・清水久詞厩舎) 
 17.3.13生(16.3.1付)

父 ダイワメジャー
母 アグネスラズベリ

ダイワメジャーまたは母アグネスラズベリ 優先
基礎体力 → ★84

【ひとこと】予定日をかなり過ぎての生まれで、こういう馬がいるからほんと特集号を見ないと怖い目に遭う。

優先は父母両方の可能性があって迷うが、いずれにしろ本馬は栗毛だし、走るのは芝のマイルだし、どちらでもあまり困ることはないだろう。

人気になる馬らしく取材からは「気の悪い時期があった」というコメントが出ているが、確かにNorthern Dancerノーザンテーストも濃いクロスが残り、その点は仕方がないかなと思わせる。

アグネスラズベリからは思ったほど走る馬が出ていないので、そろそろ爆発しても。

▼日曜阪神5R 2歳新馬 芝2000

おもしろそうな馬が多いので3頭ご紹介。

メメモンロー(牡2・武英智厩舎) 
 17.5.6生(16.5.30付)

父 ルーラーシップ
母 メメビーナス

Paleo(1953・パーソロンの母)優先
基礎体力 → ★63

【ひとこと】本質的にはもっとスピードタイプかもしれないが、欧州系優先はマイラーの方が日本向きだろうということで、10ハロンでも穴で推してみる。

ビットクラッシャー(牡2・須貝尚介厩舎)
 17.2.10生(2.20付)

父 エピファネイア
母 オーマイベイビー

母父ディープインパクト 優先
基礎体力 → ★☆72

【ひとこと】土曜新馬の同族キングサーガが一発回答とはいかなかった(惜敗2着)ので、近親(いとこ)の本馬が再びファミリー判定の羅針盤となってくれるか。

セレクトセール当時の動画を見たらどこまでもディープそっくりで、初仔&ディープ優先だけにまずは馬体をどれだけ増やしてこれるかが課題。セリ当時はそんなに細い感じはしなかったけど。

マテラアシスト(牡2・浜田多実雄厩舎)
 17.2.17生(3.23付)

父 トゥザワールド
母 トスカーナ

トゥザワールド 優先
基礎体力 → ☆56

【ひとこと】☆56が示すとおり早期出動型の期待もあるので、穴っぽいけど1票を。

母系は筋の通ったスプリント系だから、本馬のように父似でなければ距離二千をこなす素地は全くない。母の初仔アシャカボラール(父ディープスカイ活性値7)以外は産駒全部がスプリント系で、本馬は久しぶりの父似クン。

▼今週の★馬!2019 9.22号」への5件のフィードバック

  1. ビットクラッシャー惜しかったですね!

    終始手応え良く一瞬勝てるかも!と思いましたが…

    やはりこの一族はこっちのサイクルなんでしょうか。

    そう思えるほどビットクラッシャーの走りは良かったように思います。

    1. 今帰宅してさっそくVTR見ましたが、岩田くんもよく乗っていたと思います。
      道中ちょっとかかりましたし、勝ち馬は外からまくり気味に加速できたので、2着も仕方なし。
      よく抵抗してめどは付きましたね。

      ただストライドや馬格そのものはチュウワノキセキの方が明らかに上で、もう一段成長待ちかな。
      サイクルの判定ももうしばらく待ちましょうか。

      キングサーガも2着だったから、この仔も2着かな…と予感していたんだよね。

  2. いつも丁寧に質問に答えていただきありがとうございます。

    また、質問なのですが母馬が出産時、9歳17歳のゼロ活性というのは母の種付日より後に種付した子供の事ですか?

    1. ガロマルさん、こんばんは。

      馬は太陽のサイクルという8年周期のサイクルを持つため、満8歳で活性値がMAXへと達します。
      そこから再び活性値がゼロになるのですが、その途中経過は少し変わっていてなだらかにだんだんゼロに戻るのではなく、満8歳から少しの間はMAX以上に高まり、そしてある日を境に突然ゼロになるというのです。

      その日は8歳と2か月であると私は見ていて、これらに関しては次回以降の動画で詳しくご説明します。

      よって子馬が母から残念ながらゼロ活性を継いでしまったケースというのは、母の満8歳2か月をすぎた時点で種付けされて翌年生まれた子のことです。

      3月1日生まれの母ならば、満8歳の5月2日以降に種付けされ翌年生まれた子は、母からゼロ活性を受け継ぎ体力的な恩恵が全くないということです。日にちがそんなに厳密かどうかはさておき、イメージとしてはそうなります。

      母の種付け日はこの場合、関係ありません。あくまでこの世に誕生してから母の活性値は動き出すからです。

      なおテキストが出版された当時は9歳、17歳時のMAX活性とも表現されていますが、日本ではもちろんその後8歳、16歳に呼称が変更されましたね。

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