▼父の名に隠された真の芝適性を感じよ シンザン記念2020

正月早々の親戚不幸で前回動画から間隔が空いているが、次回コンテンツそのものはすでに完成済みなのでご心配なく。

ただ競馬開催日はYouTubeアクセス数が減る(すごくよくわかる)ので、みなさんのおじゃまにならないよう、3連休競馬が終わった来週火曜日のアップを予定している。
次回もどうぞお楽しみに。

さてそんなわけで動画を出さなきゃ正月からただボケているだけと思われがちだが、実は普段出来ない編集技術向上にもチャレンジしたり、次回以降の資料を集めたりと、今月は忙しくけっこう充実した毎日だ。

でもあまりにアップ間隔が空くのも確かに寂しいので、自分からふれあいを求めてwブログで今週の3歳重賞2レースを解説していこう。

ということで今回はシンザン記念、次回明日はフェアリーSを予定しているので、今週の★馬紹介はありません。

ちょっとダート適性っぽい馬が揃った感じ

サンクテュエール ★50  母ヒルダズパッション(ダ・マイル)
ヴァルナ     ☆63  母〜ヌレイエフ(芝マイル)
コルテジア    ☆59  NorthernDancer(芝ダ中)
タガノビューティー 56  父〜メドウレイク(ダ短)
オーマイダーリン  63  サンデー(芝中)
プリンスリターン  66  バックパッサー(ダ中)
ディモールト   ★75  タニノクリスタル(芝中)
カバジェーロ   ★63  My Charmer(ダ・マイル)
ルーツドール    56  母リュヌドール(芝中)
ヒシタイザン    47  母〜ホワイトマズル(芝中)

このブログではこれまでクラブ馬の解説もたくさんしてきたが、とくに今年の3歳世代は重賞まで来る馬たちの基礎体力が平均してすごく高いと感じている。

もちろん基礎体力とスピードの間に相関関係はないのだが、重賞は新馬を勝った後の2戦目、3戦目に臨むケースが多いので、自然と連戦に耐えられる体力が要求される証なのだろう。

やはり基礎体力は競走馬にあってしかるべき資質のようだ。
今年もクラブではぜひ丈夫な馬をお選びください。

さてあらためて今年の出走予定馬たちを見ると、意外にダート適性優先の馬が多いようだ。

古馬の頂点G1と比較するのもどうかと思うが、いちおう同条件の秋の京都マイルCSで好走する馬に多いのは、芝の中距離適性である。

これで去年は3年目の浮気…じゃなかった、3年連続の出走だったペルシアンナイトの複勝で少々いい思いをしたばかり。

ではこのシンザン記念はどうなのだろうか。

穴だからこそ、適性が問われる(経験談)

そこでちょっと視点を変え、別格と思われるアーモンドアイミッキーアイルなどの大物勝ち馬は除き、適性がないと突っ込んでこれなかったであろう過去5年の大穴馬たちの血統背景を探ってみることにした。

19年10人気 マイネルフラップ  ヴィクトワールピサ(芝中)
18年7人気 ツヅミモン     ニジンスキー(芝中〜)
17年8人気 キョウヘイ     リーチザクラウン(芝中)
16年8人気 ロジクライ     Danzig(芝短)
  11人気 シゲルノコギリザメ Ahonoora(芝短)
15年9人気 ロードフェリーチェ 母〜Riverman(芝中)

まあ見事に芝適性馬たちが勢ぞろいしたものだ。

中にはスプリント適性を活かした組もいるのだが、それが同じ年にペアで馬券に絡んでいるのが興味深い。

16年は逃げ馬のシゲルノコギリザメが芝のスプリント適性馬でそのまま逃げ粘ったわけだが、この年の展開は(34.8〜36.0)のハイペースだから、こうなるとやはりダート適性馬の出番は限られてしまう。

事実その16年は
1着8人気 ロジクライ     Danzig(芝短)
2着2人気 ジュエラー     Tourangeau(芝中)
3着11人気 シゲルノコギリザメ Ahonoora(芝短)

の組み合わせで、2着ジュエラーの優先祖先馬Tourangeauはその父Val de Loir(MAX活性)につながる系統だから、奇しくも今年出走のルーツドールと全く同じ適性になる。

(脱線)
でむかしむかしの話をすると、私がマイルCSで得意げにバンバン馬券を買っていた頃は、きまって「3着欄には大穴スプリンターを入れよ」がセオリーだった。

今はもう馬券は引退したので自慢しちゃうと、11番人気のトウカイポイントの勝った02年も、4番人気ブルーメンブラットの勝った08年も、大穴は3着馬のスプリンターが演出していた。

02年は15番人気のリキアイタイカン、08年は10番人気のファイングレインで、02年は昼休みのそば屋で会社の皆に3連復を一口乗ってもらったし、08年は当時書いていたまぐまぐのメルマガでほぼ3連単1点買いだった記憶がある。

これは本当に大きな成功体験で、かえって私の馬券ライフセミリタイアを早めることにもなったのだが、しかし現在では芝の中距離適性の方がなにかと安心できるらしい。

話を現代に戻すと、このシンザン記念は展開が前傾ラップになる年がとにかく多い。
最近でスローになったのはアーモンドアイの勝った18年くらいで、あとは全部前傾ラップを刻んだ先行馬がちょっと垂れたところを後方一気の追い込みが届くか…というパターンばかりなのだ。

だが実は本当に忘れてはならないのがこの時先行した負け組で、中にはペルシアンナイトやアルアインといった後のG1馬も含まれている。

今年はそこまで徹底した先行タイプはいないようだが、その代わり「できれば前にいたい」馬がかなりいる。これもダート適性が高い年の特徴なのだろうが、これらが折り合わないようだと意外な乱ペースも十分に考えられる。

ということで今年も芝適性の確かな中距離タイプを探してみると、まずは前述の欧州Val de Loirの血が騒ぐルーツドール(牝・父ジャスタウェイ)は人気でもおかしな競馬にはならないはず。

また差し脚質を定着中&前走の未勝利戦で(354〜356)のイーブンペースを一気差しした脚が光るオーマイダーリン(牝・父ディープインパクト)は、その展開利があれば一角崩しも。

最後に恒例の大穴候補は、優先がタニノクリスタルというれっきとした芝馬で、父の名前に隠されちゃった芝適性を感じてみたいディモールト(牡・父ヘニーヒューズ)。

この馬のダートの新馬戦は(356〜389)という超絶前傾ラップを逃げ粘ったもので、もし本当にダート不得意でここまで走ったのなら、今回芝で再び先行争いをさばいての逃げ粘りがあるかもしれない。

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