▼冬の小倉で1000万馬券を獲るプロジェクト2020(2)

9年前の「事件」を振り返る

JRAのHPには過去の3連単払戻ランキングがあるが、その中に9年前冬の小倉に投下された超弩級爆弾の成績もちゃんと記載されている。

私が以前書いた記事もそれに触発されたものだが、今回のプロジェクト第2弾では、現在でも堂々の第6位にランクされる「小倉19,507,010円」事件の詳細を記しておくことにする。

冬の小倉 超高額馬券プロファイル

●2011年2月13日 1回小倉8日4R
3歳未勝利芝1800M 重 1分51秒2(上がり37秒7)

8ゲティスバーグ 川島 8895 9番人気
3カリスマミッキー 伊藤工真 3575 15番人気
13シルクフラッシュ 渡辺 2221 6番人気

3連単 19,507,010円
3歳未勝利戦で配当史上ベスト10入りしているのはこれだけ。

○ゲティスバーグ 牡 栗東 大橋厩舎
 父リンカーン 母父タイキシャトル 母母タケノベルベット
【優先】母〜ウェルシュマフィン(芝マイル)

キャリア3戦
京都新馬1600 9番人気4着 秋山
京都未勝利1600 5番人気9着 秋山
名古屋ダ1400 6着
騎手 川島に乗り替わり

2000、2400の500万特別戦で2、3着したが抹消。

○カリスマミッキー 牡 栗東 中村均厩舎
 父カリズマスティック 母ジュピターガール 母父パークリージェント
【優先】Victoria Regina(ダ・マイル)

キャリア6戦
阪神新馬ダ1400 1番人気7着
京都ダ1200 10着
京都ダ1800 14着
同 8着
阪神ダ1800 10着
小倉芝2000 13着 ここから伊藤工真

その後、1000万まで勝ち上がり、障害入り。
障害OPでも2勝している。

○シルクフラッシュ 牡 美浦 金成厩舎
 父ジャングルポケット 母父エンドスウィープ
【優先】パシフィカス〜Damascus

キャリア2戦
京都新馬1600 10番人気3着
同未勝利1600 7着
騎手 渡辺のまま

この後直後の小倉未勝利1800で勝ち上がり。
秋には新潟で500万も勝ったが、その後は1400、1600を主戦場に最後まで500万下に所属。抹消。

1番人気 7着
○アドマイヤサイモン 牡 栗東 松田博厩舎
 父ハーツクライ 母父ノーザンテースト 母ノーザンプリンセス
【優先】ハーツクライ

キャリア4戦
京都新馬1800 3番人気7着
阪神未勝利1800 4着
同2000 2着
同京都2200 4着
騎手 田辺に乗り替わり

このあと直後の小倉ダ1700で勝利。
冬には芝1800で500万勝ちしたが、その後は障害入り。
1勝するも落馬、抹消。

2番人気 10着
○キョウワオリオン 牡 栗東 日吉厩舎
 父キングヘイロー 母父メジロライアン
【優先】母〜アリダー

キャリア9戦
夏小倉新馬1200 10番人気7着
1800 5着
1800 5着
阪神ダ1800 2着
同 8着
京都ダ1800 10着
同 10着
阪神ダ1800 6着
小倉芝2000 10番人気3着
騎手 太宰に乗り替わり

このあとは未勝利勝てず、抹消。

3番人気 14着
○プレミアムカード せん 美浦 清水英克厩舎
 父ネオユニヴァース 母父ダイナフォーマー
【優先】Doubly Sure〜Crepello(芝中)?

キャリア4戦
新潟新馬1800 6番人気3着
阪神未勝利1800 9着
京都2000 8着
同1600 9着
騎手 浜中に乗り替わり

このあと、未勝利で2着するなどいいところまでいったが、地方転出。
再転入後はダート、障害と渡り歩く。

第1弾の解析が少し活かされている

▼当時のまとめ

重馬場条件で何かが起こる
●敗れた馬より勝った馬たちの方がその後も出世。決して世紀の一発屋ではない
●人気馬に人気になるほどの理由がない
血統的な裏付けがあるとなお良い
●ローカルでは乗り替わりより連続騎乗。訳ありの馬多し

少し後追いしておくと、まずこういうレースで穴をあけた馬はいかにも色物フロックとして扱われるが、実際はこの事件の後も走り続け、上のクラスに上がったりと実力を発揮する馬が圧倒的に多い。人気で負けた馬こそがこの後鳴かず飛ばずになったりするものなのだ。

次に血統的裏付けというのは、主に母系のことを指す。

冬の小倉競馬は哀しいかな「血統馬の墓場」と揶揄されることがある。個人もクラブも忍び難きを忍び、まず目先の1勝(特に芝)を積み上げるためにあえて遠征するケースが後を絶たない。

それは穴馬とてまったく同じで、実は母もしくは祖母あたりが誰もが知る活躍馬で、一本筋が通った血統馬であることを忘れられているだけなのだ。

さらに前回の検証で得たダート経験有(ダート血統ではない)に加え、キャリアは浅いほど大きな変わり身の気配が感じられる。

また夏の事件ではあるが、昨夏9月1日の小倉未勝利戦では

▼2019.9.1 未勝利2.03.8 重
17人気イルマタル ダート→芝初戦 Priddy Fair(芝中)▲三津谷テン乗り
16人気ディオーネプリンス 小倉2戦目 Nearctic(ダ・マイル)藤懸テン乗り
1人気ジュベルハフィート 母ドバウィハイツ(芝中)

という下剋上も起きている。

とにかく今週から小倉重馬場の芝中距離戦では、芝適性有、ダート経験馬、キャリア浅い、小倉初物でもいい、の4点から入って、10番人気以降の激走馬を探してみる手はありそうだ。

今週小倉は雨こそない模様だが、さっそく出走の決定する明日以降に中距離戦からクサい馬を挙げてみたい。

さて次回第3弾は開催オーラスの小倉大賞典に向けた解析を進める。

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