コントレイルの三冠確実? う〜む…
またずいぶんとユーイチも自信満々の様子で、春から格段にパワーアップしたことが伝え聞かれる二冠馬コントレイル。
菊花賞直前の動画も楽しみにしていただきたいが、もちろん私のスタンスは「穴狙い」であり、当週まで三冠阻止の刺客を粘り強く探してみるつもりだ。
とはいえ現代競馬は秋も条件戦でくすぶっていたのでは菊行きチケット入手は難しく、やはりどこかで権利を取らなければならないし、また夏のどこかで好パフォーマンスを見せなければ、それ相応の騎手にも乗ってもらえない。
だからこそ神戸新聞杯あたりでこそっと3着にでも入っておけば、あとは3ハロンの延長でトウカイパレスにもヒシミラクルにもなり得るって寸法で。
いずれにしろ王者が走る限りもう残りの菊チケットは2枚しかないし、春の実績馬も多数出走と言うことで、現実的にはイスが残っているのかも怪しい今年の神戸新聞杯。あえて東上セントライト記念の目を絶った「背水の陣」を成就させる新星はどの馬なのだろうか。
もちろん血統的にはT/T型にフォーカスシフトする
このブログでは血統を見るんだもん、3歳秋まで来たら菊花賞路線ではT/T型を推すべきで、配合表上マイラーの優先持ちや母がスプリンターとかならいっそコントレイルを買った方が早いし、確実だ。
そこで今回のブログでは、確定ではないけどT/T型の可能性のある条件クラスのニューフェイスたちを1頭ずつご紹介しておく。春の実績馬の血統評価は皆さんの記憶力にお任せする。
▼アイアンバローズ(父オルフェーヴル) 59
ここまでことごとく後の重賞勝ち馬の後塵を拝し続けてきた苦労人?で、5月の休養前にようやく2勝目を挙げてひと息ついた(その2着は青汁王子が手放した母ベガスナイトの1億円馬)。ディープボンドやヴァルコスあたりとは遜色ないが、時計が速いとオーソリティクラスには歯が立たない感じ。
優先は父のオルフェーヴルで、4系統は母父がRoyal Anthem(カナディアンINなど)、4代前がインリアリティ系のSkywalker(BCクラシック勝ち)だからそこそこ母にもT型遺伝子が降りてきている感じ。時計が足らないのでこの条件を走るしかない→表のスピードが乗っていない説もあり、この仔あたりまで席が回ってくることは…今のところなさそう。
▼ターキッシュパレス(父Golden Horn) ★44
今年のゴドルフィンのステイヤー候補はこの馬らしい。父は英国ダービー、凱旋門賞勝ちの名馬だが根っからのクラシック適性ではなく、その他のG1勝ちが2つとも10ハロンなので、おそらくはC/T型。優先は祖母のCriquetteで、英・愛ダービー勝ちのShirley Heightsの影響が強いので、菊花賞を走る形としては理想に近い。
残念なのは本馬が母のゼロ活性産駒で体力的恩恵がないこと、また母父がC型遺伝子確実のディクタットだから、本馬もC/T型の可能性があること。ここまでブログでは事あるごとにゴドルフィンの良血に助けてもらったが、この馬は菊ではなくいつか10ハロンあたりで狙いたい。
▼ディープキング(父ディープ) 47
いまだ1勝馬ではあるが前走のラジオNIKKEI賞で3着に。その勝ち馬バビットがセントライト記念を連勝、4着馬パラスアテナが紫苑Sで2着だから、論法からいけばこの馬が神戸新聞杯で3着だって誰も驚かないわけだ。
優先は母のダリシア。現役時ドイツでは芝の10ハロンあたりで活躍しており、その父アカテナンゴ(おそらくT/T型。ヴェルトライゼンデの母父でもある)は劣性だが、3代父のダンシングブレーヴが優先の系統で、すると欧州ではコマンダーインチーフとかホワイトマズルかな…?と思ったらどちらも米系ダートの方が影響強いのは内緒の話。
つまりDブレーヴという種牡馬は、中にT型遺伝子は持っているけど、自分の形でどんと走った産駒ってのはあまりいないらしい。ちなみにエリモシックやテイエムオーシャンもちがいまっせ〜。こういう馬は「形」は決して適していないけど、母由来のスピードや運動神経がすごかったオールドタイプの欧州馬かもしれないね。だから種牡馬としては繁栄しませんけど。
そうそう前回の動画「凱旋門賞2020特集」で、言いたかったことのひとつはこれ。オールドタイプは自分の能力がすごくて走るけど、それが形としては子孫に伝わりにくいってことね。エネイブルも繁殖としてはどうなのかな。ラヴの方がまだ試し甲斐はありそう。
脱線したけど、ディープキングは父のディープからT型遺伝子をもらっていれば、これはもうステイヤーになるしかない配合と言える。
▼(地)シンボ(父ベーカバド) ★59
この夏、まず北の条件戦でビックリ逃げ切り勝ちを収め、返す刀で札幌日経OPでも4着に粘ったカク地の「最もそれらしい上がり馬」。前に赤本特集でも生産者の方が言ってたけど、3歳の夏にダートで10ハロン走れれば、それはもう立派なステイヤーですよってこと。
本馬は6月の北海優駿で2着。勝ったアベニンドリームって馬は★付きで牝系があのカツミエコー(ミホノブルボン輩出)っていう地方にしては珍しい良駒だから、スケールではちょっと負けちゃったけど、向こうは500キロ、こっちは450キロしかないスリム体型なんだから、夏はやっぱり北海道の芝を走らせてみたいわけさ。
しかも優先はこっちも三冠馬ミスターシービー輩出「シービークイン」の系統(なんだ、負けてないじゃん)で、その父トピオ(仏)がMAX活性という伸び伸び走らせてナンボの欧州馬なんですわ。まあシービーとは正反対の逃げてナンボの馬らしいんで、展開ひとつ、時計ひとつではありますが、なめてると誰も追いつかないなんてこともあったりして。
ただ今度は輸送があるんで、450キロ以下にはなってほしくないけど、パドックで元気そうなら日本が産んだ和製ステイヤーに一票投じてみますか。
確かに母系の遺伝子型も大事ですよね!ぱっと優先だけ見て書きに来てしまったのでもっとデータ集めてみます。
ジャスタウェイは個人的に注目してるので調べて馬券や一口にいかせたらなと思ってます。種付け数も減ってるらしいですから見返す様に産駒が走って欲しいですね。
僕もそのレース、デルマカトリーナ軸で買ってました。
デルマカトリーナの馬群を縫う様な走りもすごかったですが、外からグッドマックスがすごい足で来てましたね笑
スプリンターズSのグランアレグリア強かったですね!これ見て代々、表判定のスピードの絶対値の違いを見せつけられた感じがしました(外差し馬場もあるかもですが)。
本題は1着のグランアレグリアではなくて3着に検討したアウィルアウェイなのですが、最近のジャスタウェイ産駒の活躍を見て気になったことがありまして。
それはジャスタウェイ産駒における1200mで走っている馬の優先がジャスタウェイの牝馬ばかりだという事です。アウィルアウェイの優先祖先もそうなはずです。
また自分の出資馬がスプリンターなので条件戦もよく見るのですが、昨日の勝浦特別を勝ったグッドマックスや、ラキという2cの馬も優先がジャスタウェイです。3頭だけなので統計的には不足かもしれません。
また今の所、活躍馬の牡馬で優先がジャスタウェイの馬はいないですが、もうすぐデビューの自分の出資してるレヴォリオという牡馬がそうなのでマイル辺りを走ってくれるのではないかと期待してます。
ジャスタウェイも初めはマイル辺りで走っていたので、スピードを引き継いで産駒は牝馬ならスプリンター、牡馬ならマイラーになるのかもしれませんね。
あれはスピード違反ですね。
むかしむかしのダイイチルビーを思い出しましたw
ジャスタウェイは確かによくC型遺伝子が落ちる種牡馬だと思います。
もちろんアウィルアウェイもそうですが、それが即スプリント型(C/C型)につながるか、これは母方の遺伝子型もよく見た上で判断したいところです。
アウィルアウェイは祖母がトキオリアリティーか…。
またジャスタウェイの形自体がけっこう寸が詰まって見えるので、形が似ると…ですね。
ああなるほど、グッドマックスはオルフェの牝系ですか。
オルフェもスピード因子は母のオリエンタルアート由来ですよね。
父ステゴでT/T型を被って、距離万能ですけど。
そう言えばグッドマックスのせいで、私のデルマカトリーナ馬券はハナ差複勝的中に格下げしてしまいましたわw泣
MADAMA LYDIAさんこんばんは。
一年間、検討に検討を重ねていたのに今年のキャロットは出資ゼロで終わりました。シンハリーズの19が…(泣)
それでも懲りずに来年に向けての検討が始まり、今のところはリラヴァティの20かラドラーダの20が本命となってます。リラヴァティの20はシンハリーズを超える3年連続Max活性で「もうこれでいんじゃね」という気にもなってます。
私事で失礼しました。
わにさん、どうか気を落とさないように。
先日すでにブログで拝見したのでよほどコメントでもと思ったのですが、いざとなるとかける言葉も見つからず、「そっ閉じ」してしまいました。
こんな年もあるんですね…。
それと前後してYouTube上に同じキャロットの会員さんらしき方から出資成功のコメがあり、なにやらシンハリーズも獲れたとか…他もイケたとか聞きまして、人の世のはかなさを痛感しておりますです。
がんばりましょう!これで軍資金は2年分プールできましたから!
いや、違うな…何と言っていいかわからないや…。
とにかく、しばらくは傷を癒やしてください。