▼京王杯2歳S2020 アメリカンファラオの仔が芝OK説はもう少し待ってみようか リフレイム

ノルマン三冠効果十分です ありがとうございます

前回のノルマンディーOC特集動画もおかげさまでたくさんの方に見ていただき、ありがとうございます。

出す前は「いやゆうても弱小チャンネルにそんな三冠効果って…ご利益薄いやろ」と思っていたのだが、どうしてどうして、けっこうな大入り具合であります。ハッキリ言ってこんなに回数まわるとは思っていませんでした。

今週はスタッドブックのサイトが使えなかった分少し遅れてしまったが、予定通り「ノースヒルズ最強馬生産の秘密」をお届けする。今その直前にブログを書いている。

おてんばだけどめっぽう速い娘がいるって?

気性難はおそらくStorm Cat、Unbridled2本の4×4クロスがガッツリ残っているからでしょう。でも相当のスピードを秘めているそうで、今週の京王杯2歳Sでも人気が予想されるのが、リフレイム(牝2・黒岩厩舎)。

Nursery School 1945
 Miss Uppity 56.5.6 4.20〜6.20
  空
  Careless Notion 70.3.18 ぐ× 3.1〜5.1
   Fabulous Notion 80.4.23 ぐ×
   Careless Virgin 81.4.8 き× 3.22〜5.22
    Island Jamboree初 86.3.25 き○ 3.8〜5.8
     Emporium 93.4.13
     Fiji 94.4.14 ぐ× 3.28〜5.28
      レディインディ 01.1.15 き× 12.29〜2.29
       リーゼントロック 11.3.2(3.29付) ぐ×
     Capri 95.5.10 き×
   カコイーシーズ 86.3.7 ぐ○
   Not So Careless 87.3.14 き○ 2.28〜4.28
    Subordination 94.5.24 き×
    Quite Careless 98.2.12
    Sweet and Careless 99.2.23 ぐ○ 2.9〜4.9
     空
     Careless Jewel 06.3.4 き○ 2.18〜4.18
      リフレイム 18.2.18 ぐ○

面白いところでは「浜の番長」の持ち馬、リーゼントロックとも遠い親戚で、直系なら日本にも来たカコイーシーズ(米ターフC)、Subordination(ハリウッドダービー)等がいる系統。

だから大物なら「き×ぐ○」で狙いたいが、母のCareless JewelはアラバマSを勝ったG1ウィナーではあるものの、判定だけで言ったら裏ということになる。(空胎効果が大きいかも)

本馬は悠々大物系という見立てでいいだろう。

さてこれでまたアイツの株が上がったわけだが

昨今日本にやってくるアメリカンファラオ産駒(ファラー呼びはやめておきます)の走りが予想以上にいいことはすでに知れている。

とくにこれまでダートオンリーだった傾向から2歳世代は芝での成績が良くて、ひょっとして久しぶりの日本向きマル外かも、という声さえ挙がっている。

そこで今年芝の新馬を勝ったAファラオ産駒を少し調べると、

・ムーンビード(牝・友道厩舎)母イブニングジュエル

 優先 3代母〜General Meeting(芝ダ)

・ロシアンサモワール(牝・松永幹厩舎)母Megalicious

 優先 3代母〜Real Value(インテント系)

・リフレイム 母Careless Jewel

 優先 母Careless Jewel(ダ)

この世代、Aファラオはまだ活性値5止まりの強さなので、たいてい産駒は母似になるケースが多い。だから今はまだ母の影響をよく見なければならないのだが、今年新馬を勝ったこの3頭はいずれもバッキバキのダート適性というわけでもなく、むしろ日本なら芝走れるよという感じ。

リフレイムの母はダートのG1ウィナーだが、母自身はDamascus系の4代前Desert Wineの影響が強い。Damascusは日本でもキズナに強い影響を与えており、米系でも少し異色の存在だ。

実は1年先輩のカフェファラオにも同じことが言えて、カフェファラオはワンチャン芝がイケそうだし、またダートなら時計がかかった方が好ましいと思う。

しかし同じ3歳でもダノンファラオはHonest Pleasure系のガッチガチのダート適性だから、この2頭は直接対決では馬場の巧拙がカギを握る(重なら断然ダノン有利)ライバルかと思う。

ちょっと脱線したが、このことからAファラオ産駒が芝で好調なのは認めるが、それはあくまで活性値が低い頃の母似産駒の功績であり、父似になってきたらそりゃわからんぞ、というお話である。

Aファラオには面白い逸話がある

以前皆さんにもご紹介したアメリカのサイト「Americanclassicpedigrees.com」によれば、どうも現役時代のAファラオは春の時点でまだ完璧な3冠候補というわけではなかったらしい。

これは3歳時に唯一勝ったG2・レベルSのあとのコメントらしいが、DeepLによる意訳を載せると

「(レベルSでは)序盤のスローペースでちょっと行きたがったが、それでも逃げ切り勝ちを収めた。本番(3冠戦)では血統的に依然10F以上の距離に不安は残るが、彼のストライドが大きく伸びること、また早い段階でトップスピードに乗ってそれを続ける能力があること、これがスタミナを最大限活かす秘けつになるだろう」

「(父の)パイオニアオブザナイルの子たちはまだ初年度が4歳世代なので、距離が保つかは何とも言えないが、少なくとも9Fまでは大丈夫そう。持続力のある子を多く出している。次のアーカンソーダービー(G1)は健康でさえあれば彼(Aファラオ)が勝つだろう(結局勝利)」

にゃんとも煮え切らないアメリカっぽい評論なのだが、血統的に??と言うのはアンブライドルズソング(BCジュヴェナイル等)と似た血統構成で、少しスピードが勝った牝系かもということらしく、でも走り方はノビノビしているので、距離保つんじゃね?と言いたかったのだろう。

このことから、Aファラオの走りはダート馬によくある「かき込んだりたたきつけたり」という走法ではなく、むしろストライドを伸ばして走る持続系ということでいいようだ。

これからAファラオ似の父似産駒が多くなるにつれて、日本でもこのストライド走法産駒が増えると思われる。その時にこそ、日本におけるAファラオの本当の芝適性、種牡馬価値が試されることになるだろう。

▼京王杯2歳S2020 アメリカンファラオの仔が芝OK説はもう少し待ってみようか リフレイム」への11件のフィードバック

  1. なるほど、Aファラオおもしろいかもしれませんね。
    育成次第では、大化けする産駒が出てくるかもしれないので要チェックしてみます。

    育成といえば、今週末社台ファームにシアードラマ19の見学に行ってきます。
    雪の可能性ありとのことで、ビビってますが、楽しみです。

    イワシくんの見解もありがとうございました!ナイラ(風邪みたいな病気、若駒に出やすいみたいです。)が出たので、一旦放牧になりました。ゆったり休んで、12月辺りに復帰してほしいです。

    1. いいですね、初冬のホッカイドウ!!
      シアードラマ19、いい馬ですもんね。楽しみですね。

      イワシくんw心配ないですよ。
      デビューまでがんばったので、少し知恵熱が出ただけ。
      この時期の休養はよい充電になるでしょう。

      1. ありがとうございます^_^
        無事に帰宅しました。
        シアードラマ19は、今の時期の姉サトノルーチェより素質を感じるとの事で、馬体重も昨日の時点で447kgになり順調な育成が進んでいるとの事です。
        全然関係ありませんが、帯広経由で北海道に入って美味しそうなお寿司屋さんに入って食べてたら、常連さんと仲良くなって成り行きでばんえい競馬の調教師(山本正彦さん)の方に、「ジョッキーにならないか?待ってるから、仕事が不安定になったら来な。」と誘われました笑

        ホントに余談でした。

        1. ふぁ〜!いよいよばんえいデビューですか?w

          旅というものは本当に不思議で、よく面白い縁に恵まれるものなんですよね。
          十兵衛さんはジョッキー向きの体格ってことじゃないですか?
          しかも細マッチョならうらやましい!

          その点、シアードラマ19は理想的な体格ですね。
          クラブの中にも見学を解禁したところが出てきましたね。

  2. インターネットがようやく開通したので、早速ノースヒルズの動画を拝見しました。

    感想は、「ノースヒルズの馬に出資したい!」です(笑)

    普段テシオ理論を駆使して馬を選ぶと基準が多くて(本当に多い笑)ほとんど残らないことになるのですが、ノースヒルズであればあれも良いこれも良いとなりそうです。

    近年の活躍は偶然でもなんでもなくちゃんとした裏付けがあったのですね。

    もしかしたら今後もこの活躍は続くかもしれないですね。

    1. わにさん、こんにちは。
      ね、できることなら出資してみたいですよね。
      私ももし馬を買うなら、ノースヒルズさんから直接買いたいくらいです。(ど、どんな夢物語だよw)

      最近私はテシオ理論って、生き物にとってごく普通のことを言っているだけの気がするんです。
      でも今はそれにすら抵触する馬がたくさんいるというのが現実なのでしょう。

      また一覧表動画も見て楽しんでいただければ幸いです。

  3. Madama Lydiaさん、こんばんは。
    2週連続でとても興味深い動画ありがとうございます。

    ノースヒルズは競走馬はさることながら先の繁殖まで考えられるなと感じました。もしノースヒルズに一口クラブがあれば募集馬選定に悩みそうですね。

    ノルマンは中間発表が出されて例年と比べても売れてる印象です。デアタク効果凄い笑
    私は一次をパスするので他人事のように見てますが、最近の一口ブームは恐ろしいですね。
    逆にMadama Lydiaさんは稼ぎ時だと思うので、お体に気をつけてまた面白い動画たくさん出してください。楽しみにしてます。

    1. たくみさん、こんばんは。
      ノースヒルズさんの深淵にどれほどの人が気づいているかは疑問ですが、少なくともこの繁栄が一時の流行りではないことは確かです。
      ひょっとしたらひょっとするかも知れないと(何がw)、私は思っています。
      クラブ始めてほしいですね。ダービー馬を看板種牡馬にクラブを始めるのは、なにか小説「優駿」にも似た展開ですがw

      あら〜、一次募集をパスする手もあるんですね。
      なるほど、冷静ですね。お目当ているんですね、きっと。

  4. はじめまして。ノルマンディーの特集動画ぐうぜんYouTubeで拝見しました。
    何の話⁇⁇意味不明でしたが、他の動画やこちらのHPを見てMadama Lydiaさんの研究成果と蓄積だと分かり、感動(^^)しました。
    多分まだ3割ぐらいしか理解できていませんが、引き続きアーカイブ含め拝見します。

    1. りんさん、はじめまして。
      動画見てくださってありがとうございます。

      確かにいきなりYouTubeのオススメに出てきても、また新しい動画を1回見ただけでは内容がわかりにくくてすみません!
      そのためにチャンネル開始当初に理論編を持ってきたのですが…。

      少しずつでいいので、じっくり見てご理解いただけたらと思います。
      また基礎編は古い方から1本ずつリニューアルが始まりましたので、今なら最新理論でキャッチアップできます。
      今後にもご期待ください。

      1. 期待してます!リアルな配合のお手伝いもすごい話ですね。ワクワクです。おめでとうございます!

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