▼阪神C2020 セン馬の研究No.2 クラヴィスオレア&年末のご挨拶として

超豪華メンバー中に見慣れぬマル地馬が1頭

マル地だからと言って差別する気は毛頭ないが、しかし特別登録馬の中で異彩を放っているのが明らかな馬、それが藤沢厩舎のクラヴィスオレアである。

阪神カップは今年もインディチャンプ、ステルヴィオといった一流どころが参戦するなど、暮れのスーパーG2としてすっかり定着したが(もう初の千四G1昇格でもいいと思う)、その中にあって本馬のどのキーワードもスーパーG2に結びつかなくて困る。

父レッドスパーダ
マル地
セン馬……

藤沢厩舎は超一流だし、また先生自身はヘンな先入観のないお方。父レッドスパーダを誰よりも知る人物でもあり、預け先としては申し分ないのだが、この馬がきっちりOPまで上がってきたところを見ると、やはり関係者の彗眼としか言いようのないものを感じる。

彼のプロフィールを少し紹介するよ

彼(セン馬だけどいちおう彼と呼ぶ)クラヴィスオレアが中央入りしたのは、2歳夏のクローバー賞から。いきなりルメールが乗って3着だったけど、その前地方時代、門別のフレッシュチャレンジはなんと5番人気で辛勝なので、デビュー前つまりは……そういう見立ての馬だったはず。

デビュー戦でいきなり「あ、この馬は芝馬だ!」という話にでもなったのか、中央入りが既定路線だったのかはさておき、後にセン馬になるくらいだし、普段調教などではあんまり言うことを聞かなくて、気性面に隠された素材だったのかもしれない。

3歳春に豊ジョッキーが阪神で乗って、何もせずの後方ままダントツ最下位に終わったのをきっかけに密談が交わされ(?)「じゃ、そういうことで」と去勢された(ウソつけ!!)のが3歳夏。何らかのアドバイスはあったかもね。

復帰後、スタイルもセン馬らしくマイナス14キロとなり、そこからしばらくは試行錯誤が続いたが、どうも面白いことにこの馬、短距離を使われてシャキッとした後、少し距離を延ばしたところが狙い目になるらしく、その叩き2戦目作戦で冬に2勝。(これもヤル気を出すため?)

そして4歳となり再び帰ってきた夏の札幌・日高Sで堂々の中央3勝目を挙げたのである。

セン馬だけど配合を見ておくよ

先日の香港競馬の動画でもお話ししたが、諸外国と違い日本でセン馬になる大きな理由は2つ。気性面の改善と、体質面の改善だ。

このクラヴィスオレア、実は母クラリンのゼロ活性産駒である。しかしその母は祖母のMAX活性産駒なので(本当は惜しい素材)、なんとか競走馬としての体面を保ってはいるが、3代母がまたミニマム期でもあり、結局全体として基礎体力は★44という寂しい計算になる。

さらに発生クロスに目を移すと、父レッドスパーダはこの年ミニマム期。またレッドスパーダの母バービキャットはその父Storm Catのミニマム期産駒。よってNorthern Dancerのクロスは父方で十分薄まるので、無害ということになる。

ただし他のクロスは、HaloもSir Ivorも残ってしまう(とくにSir Ivorは3本だし)ので、かなり気になる。

というわけでクラヴィスオレアは、体質面からも気性面からも、そのスピードを活かすために去勢されるしかなかったのかもしれない。

今後の展望は?

脚質が逃げ馬と言うこともあって成績の方は安定しないが、一発あるなら勝負スタイルでもある「千二後の千四」「千四後の千六」ですんなりハナを切れたとき、そして時計がめっぽうかかる芝。

今年は中京開催が多いので、重馬場の中京マイルはいいはず。あとは東京・阪神千四の馬場でスピード足らなかった後の中山マイルとか、夏ホッカイドウの巴賞あたりも我慢できないか。

距離延長が勝負がかりになる馬は今珍しいので、覚えておくといいだろう。

今年のYouTube動画をすべて撮り終えて

激動のYouTube業界2020をなんとか1年間走り続け、今年は50本以上の動画を出すことが出来ました。ご視聴いただいた皆様に深く感謝いたします。

ご存じのように来年からは少しスタイルを変えるなどして、新たな21年体制を取る予定です。今年の動画ラインナップや配信時期を参考に、新企画&内容の入れ替えを順次行っていきます。クラブ全頭紹介動画はなくなりますが、種牡馬や繁殖に関する話題は例年どおり動画にする予定です。

もちろん当初は来年1月から配信ペースをダウンする予定でした。しかし身についたルーティンから一度外れると、なかなか週一で動画なんて上げられませんし、スキルもすぐにさび付きます。新しい機材もあるから、自分が楽しければ動画をどんどん出したいし、なんなら日曜午後のパドックライブ配信やダービー、有馬記念検討ライブなんかもやってみたい。それにはだれか口の回るパーソナリティがほしいけどねぇ。

そうだ、ペースダウンに関してひとつ言えば、来年はYouTubeの評価数とコメント欄をすべて閉鎖します。Googleの評価は落ちるでしょうが、私にとってはすでにある程度の役目を果たしてくれたと思いますし、視聴維持率等のデータの方が重要なので。ご質問はブログで承認しながらゆっくり承ります。

私の好きな他チャンネルにも、コメなし、評価なしの方がたくさんいますし、チャンネル拡大作戦はこれにてひとまず任務完了とさせていただきます。

月曜定期配信も、月、火どちらか配信くらいにしようかな?火曜もいい日ですね。なにしろ日曜に競馬見ながらの編集作業はめちゃキツいんでw

それもこれも、1年継続できたからわかること。まあその辺はまた新年にごあいさつするとして(動画でもお話しします)、チャンネル、ブログともども今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

少し早いですが、みなさまどうぞよいお歳を。

2020.12.24 ドルメロ

▼阪神C2020 セン馬の研究No.2 クラヴィスオレア&年末のご挨拶として」への4件のフィードバック

  1. ドルメロさん2020年お疲れ様でした!
    上がったハードルも軽やかに飛び越えていく姿。それはそれは気持ちの良いものでした。
    いつも動画やブログを拝見し、「おっ!ドルメロさんレベルアップしてる!」など、PCの前で一人にやにやしていました。

    2021年も楽しみにしています。
    今年一年ありがとうございました。よいお年をお迎えください。

    1. ありがとうございます。
      自分ではわかりませんが、それでもどこかレベルアップできていたんでしょうか。
      だとしたら嬉しいことです。
      来年はもっとのんびりご覧ください。
      きっと「お、のんびりしているな」って思うはずですからw
      よいお歳を!

  2. 一年間お疲れ様でした。今年は配合と言う新たなる挑戦にチャレンジされ益々心身共にお疲れと思いますが来年も視聴者我々を楽しませて下さいね。1年間ありがとうございました。^_^

    1. 来年も変わらずぼちぼちやりますので、あまりハードル上げないでくださいw
      ありがとうございました。

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