▼ネットでGoogleとYouTubeだけ見られる、不思議な障害のときにやるべきこと

また備忘録として残しておきます

前回もお話ししたとおり、このたび新しいWi-Fiルータを買ったので、YouTubeの動画アップ完了を待ってさっそく部屋に設置してみたのだが、ネット復帰までこれが意外とハードルが高かったのでここに記録しておく。

今回買ったルータはNECのAterm「PA-WG2600HS2」という機種で、これは新しいネット規格「IPv6」に対応している。それ以前の規格「IPv4」はみんなが知っている例の「既存のIPアドレス」をふられる規格で、やがてそのIPアドレスが足りない時代がやってくると、将来はみな新しいIPv6に移行するだろうという話だ。

このようにIPv6は新参者なので、この新規格IPv6で通信したときに、なんと世界に閲覧可能なサイト自体が超少ないことはご存じだろうか。つまりネット上のごく限られた「意識高い系?」サイトしかまだIPv6になっていないのだ。

その意識高い系?サイトのひとつが、Googleであり、YouTubeなのである。きっとこれは意識高いじゃなくて、IPアドレスが足りない問題に端を発した先行投資なんだと思うが、とにかくルータを変えたとたん、GoogleとYouTubeしかつながらないこの状態が、素人にはとってはめちゃくちゃビビるのである。

IPv6対応ルータはデフォルトでIPv6につなげてくる!

2年間隔くらいで定期的にルータを変えたくなるオジサンの私は、本当なら交換作業にもあまりビビることはない。規格はいつもの通りなんだし、久しぶりにプロバイダの開通書類を見つけ、Passさえ間違えなければ、少しくらい手順前後したってどうにでもネットにつながる。

ところが今回何も知らないまま新しいルータにつなげたところ、最初はすんなりうまくいった気がした。最初、というのは有線のYouTubeでネット開通を確認したからだ。ところがおかしなことにいくら待ってもWi-Fiがこない。この時点でまだ解決の3段階くらい前にいるわけだが、iPhoneやiPadをリセットしてもWi-Fiダメなのに、Macの画面にはYouTubeがでかでかと映るこのワンダーゾーンをどう理解せよというのか。

そこでルーターをよく見ると「Active」というLEDが付いていない。あーん?Activeじゃないのにネットが来てるって、こりゃどういうこと?

待て待て、ここは落ち着いてGoogleセンセーに聞いてみよう。検索、検索っと。もちろんGoogleサイトはIPv6なので閲覧できる。が、その先、個人のブログやまとめサイトなどがIPv4だから、肝心の情報源に全くつながらないというもどかしさ!「なんじゃこりゃ!本当に詰んだか?」と思いきや、なんと唯一つながった光明、そうIPv6のYouTubeでこの現象を解説している動画があったのだ。

そこで初めてこの現象は「ネット規格を新しくした人に降りかかる第1ハードル」であることがわかった。ああそうか、ありがとう。で、どうやって直すの? がーん、その主さんは「Windows」ユーザーで、残念ながらMacをいじる解決法は示していない。(結局Macはいじらなくていいんだけど)

再び振り出しに戻り、あらためてルータのトリセツを読んでみた。もちろんIPv6にするためにルータ側で設定することは何もない。ただし気になるのは、さっきからGoogleでチラホラ目にしている「PPPoEの設定がまだ必要」とかなんとかいうワード。これはどっちかっていえば古いネット規格の話だからまさかとは思ったが、トリセツにも「つながらないならPPPoEから設定し直してね」とあるので、とりあえず中がどうなっているのか、Webからルータに入ってみた。

すると案の定、設定上は、IPv6「Active」、IPv4「ー」みたいなことになっている。これってひょっとしたら今まで動画で見てきたことそのままなんじゃ? つまり今ルータは新しいIPv6でつながっているので、古い規格のサイトはいっさい繋がってませんみたいな。

そこであらためてPPPoEによる接続に切り替える作業をしたら、晴れてiPhoneに通知がバンバン復活しましたとさ。

ルータってIPv4、6兼用で働かないの?

メーカーって、工場出荷時に良かれと思ってデフォルトIPv6設定にするのかな? 違うな、もうこの製品コンセプト自体がIPv6側なんだね。でもどっちかといえば、最初だけでも古い規格を接続する旨を書いて欲しい。たとえIPv6につながっていなくても困ることはないんだし、知らないままIPv4でつなげても速くないだけなんだし。

繋いでみたら「いらっしゃ〜い、IPv6の世界に! あら〜かわいい彼じゃない?」と言われて、入ったはいいが出てこられないぼっ○くりバーだよ、こりゃ。一瞬マジで詰んだと思ったから。

もちろんIPv6とIPv4には互換性がないとのことで、ふたつはPS4、PS5みたいな関係ではない。だから今回のようにPPPoE接続にするとその間GoogleもYouTubeも「IPv4」でつながるらしい。ならば実質今はまだルータ買い換えの恩恵はないわけだ。

幸い我が家では、Wi-Fiの強度、範囲は少し良くなった(速度はもう少し様子見る)のでムダとは言わないが、今回の件で新規格の現状がよく分かったので、次のルータ買い換え時期はかなり先でいいと思う。買い換える前にまた「IPv6」設定を試せばいいんだしね。

そういえば、IPv6で繋いだYouTube、ホントに速かったのかなあ……。覚えてないや。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です