▼種牡馬モーリスにサンデークロス不要説を唱える(私以外の)YouTuberがいる 3.17

モニターやっと落ち着きました 汗

GIGABYTEを返品し、返す刀でDellの新製品を確保し、今まであったPhilipsをお蔵入りさせ、ようやく目の前に新Dellモニターが鎮座した次第。GIGABYTEより発色は大人しめでややすっきりした印象だが、白色が素直に出るから輝度だけ調整してそのまま使っている。

GIGABYTEはグリーンが強くて修正に苦労したけど、RGBをとことんまで煮詰めることができた。反対にDellは素性がいいので、RGB等を細かく修正する手段まではない。この自信?の表れにはちょっと驚いたが、この辺がゲーミング専門会社とそのまま使う企業向けも出しているDellとの違いだろうか。

偶然の出逢い YouTuber吉田しげる氏

さてジャックドールの話も乾かないうちに、今回のお題は「種牡馬モーリスにサンデークロス不要説」。もちろん私の持論でもあるのだが、驚いたことに今回そのような動画を出している私以外のある方に、広い広いYouTube内で偶然出逢うことができた。

自分はREGZAのYouTubeボタンから、GoogleにログインせずにゲストのままYouTubeを見ているので、たまに突拍子もなく面白いオススメ動画が上がってくる。Googleはテレビの前の人をドルメロだと思っていないので、ドルメロチャンネルのマイ動画もバンバン勧めてくるw しかし今回よりによってこんなにドルメロにドンピシャの動画を勧めてくるとは夢にも思わなかった。やっぱYouTubeって、すげえな。

その方は「吉田しげる」氏という。昨日視聴した時点では、まだ登録者数が1500人くらいのチャンネルで、おそらく最近広告収入が付いたばかりかもしれない。なに、そこはドルメロだって同じく毛が生えた程度の規模だし、かえって親近感が湧こうというもの。

その新着動画は1日経ってまだ100回再生されていない規模なのだが、その内容が非常に興味深い。動画を見たい方はリンクは貼らないので「吉田しげる」でYouTube検索して欲しい。もちろんドルメロは動画を1回見ただけで、ご本人とはアクセスしていないから、こうして採り上げていることもご存じないはずだ。(のちほど折を見てちょっとコメントしようかな)

この吉田氏は、TargetとPythonを駆使して、競馬をもっと深く知ろうというポリシーを持っている。だからその分析スタイルはあくまでデータ派であり、世間でサンデークロスがもてはやされたり、もはや常識扱いされていることであっても、データはこう語りかけているという冷静な鋭い切り口で話を進めている。

動画に関する詳細な内容は話さないが、テシオ理論以外でサンデークロス不要説のデータを見せてくれた方に初めて出逢ったので、初見はちょっと興奮した。もちろん吉田氏は「クロスに何らかの効果がある」前提で話を進めているけれど、それでもなおサンデークロス不要説を唱えなくてはならない、何かに突き動かされたという事実が本当に大切だ。

また本動画の中に出てくる種牡馬のうち、エピファネイア、リオンディーズそしてリーチザクラウンは、スペシャルウィーク経由でサンデーのゼロ活性持ちだということを加味しながら見ていくと、さらに面白い。サンデークロスを持ちながらなお産駒の成績が良い種牡馬候補がガクンと減り、残りの数頭でさえクロス持ちに「有意な差」があるかと言えば、かなり怪しいところまで追い込まれるはずだ。

私はYouTubeそのものは楽しく見ているけれど、競馬や血統に関するチャンネルはほとんど見ない。それはたとえば「サンデークロスが欲しい配合」とか「4×3で遊びたい」とかいう発言を見聞きしても、ドルメロ理論に有意義とは思えないものばかりだし、また前提として配合にクロスを欲する方と相容れないのは、もはやどうしようもないことだからね。

これならよっぽど「スナックずんこ」でも見てた方がマシだし、どうせなら少しくらい眉唾でも血統に何か新しいヒントを教えてほしいなといつも願っている。その点、今回の吉田氏の動画では、強い結論が出てきたわけではないけれど、面白い方向へ進みつつあるなと感じられる、すごい動画だったと思う。

またこういう色眼鏡をかけていない方こそがデータを駆使して競馬を解析してくださる点に、安心感と心強さを感じるのだ。

そうそう、データ分析といえば

実はこのドルメロチャンネル界隈にも「データ分析」の鬼がいる。

というか、こちらの読者さんは少し前からドルメロ理論の「データベース化」を進めている方で、それがこのたびある程度の形になったよとお知らせいただき、私もビックリしているところだ。

このデータベース、たとえば先週の中山メインレースに出走した全頭の「月のサイクル、種付けイベント」などが見られる優れもの。もちろん将来的には興味のある方にどんどん使って欲しいのだが、さる事情もあって、今のところはまだ「個人で楽しむ」段階に留まっている。そのへんがクリアになり、さらに私から少しアドバイスする予定の理論、コツなどを加味すれば、ちょっとくらい公開できるかなと思うのだが…

何にしても、いまドルメロ理論に一番足らないのは「デジタル化の推進」であり、それは昭和人の私ではダメなので、このような方々にどんどんドルメロ理論をいじってほしいのが正直なところ。いよいよ春の事務作業も一段落し、またこちらからコンタクトを取るので、完成に向けてぜひがんばってほしい。

▼種牡馬モーリスにサンデークロス不要説を唱える(私以外の)YouTuberがいる 3.17」への1件のフィードバック

  1. ドロメロさん

    エールありがとうございます!
    私も昭和人間真っ只中です。
    学生時代、大学近くのWINSでムッシュシェクルがアルゼンチン共和国杯を勝ったレースが最初の投票で、外しましたが当たればこんなに儲かるんだぁと思ってはまってしまいました。

    ちなみに私の作ったサイトですが、自然発情、月のサイクルの判定までの流れは以下のようになっています。

    「馬の名前」(出馬表から)

    ↓ データベース

    本馬の誕生日と種付け日、母馬の誕生日と種付け日

    ↓ 各種判定ロジック

    自然発情、月のサイクルの判定結果

    というわけで「馬の名前」がわかれば判定結果が算出できます。

    将来的には例えば、ある繁殖牝馬に対して、最も相性が良い種牡馬も簡単に導き出せるようになるかと思います。夢は広がりますね!

    それでは、コンタクトお待ちしております。

ダイバー へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です