▼史上最高の弥生賞2018を体力順に比較すると驚きの結論に

これが本番でもいい豪華メンバーがズラリ

史上最高のメンツとまでいわれる今年の皐月賞トライアル・弥生賞
もうここで一度対戦させるのがもったいないくらいだが、そこまでして各馬この伝統の一戦にこだわる理由は何なのか。
たしかに弥生賞は王道である。しかしごく一部の馬たちは、敵がどんなに強かろうが決してここを避けては通れなかった「裏事情」を抱えている。それをひもときながら、各馬の血統診断といきたい。

 

先週阪急杯でいきなり威力発揮の「基礎体力表」

 

ダイアナヘイローモズアスコットで決まった先週の阪急杯を、直前にお伝えした「基礎体力表」は、見事に予想していた。
体力はスピードそのものではない。が、スピードをいかんなく鍛え、発揮するために欠かせない源である。

そこで今週も、弥生賞有力馬たちの基礎体力を並べてみると、実はこんな順になる。

オブセッション    75
(ダイワギャバン   72)
(キタノコマンドール 69)
リビーリング     69
ジャンダルム     56
サンリヴァル     50(平均)
ワグネリアン     47〜
ダノンプレミアム   44

ハッキリ言って衝撃の結果かも知れないが、このブログでも再三指摘したように、今年はこれまで基礎体力に乏しい馬たちが勝ち星で先行していたというのが真実なのである。
以下、詳しく解説していこう。

 

基礎体力ナンバーワンのオブセッションだが

 

昨年ダービーを制した藤沢厩舎の大将格がオブセッション(牡3・父ディープインパクト)。

実は私、この馬を弥生賞直前まであまり知らず(もぐりか!)、調べて初めて「よかった、今年もこんなすげーのいるじゃん」と思わせてくれた馬である。

基礎体力は堂々のG1クラス。各世代からまんべんなく、シメとして母パーシステントリーから満点の体力を受け継いでいる。

今年の有力馬に共通する長所は「母馬がすべて06年生まれ」であること。
この馬とワグネリアンキタノコマンドール(すみれS勝ち)、ダイワギャバンにも言えるが、タイミングを間違うとまったくの凡馬になる危険性もあるところを、3頭とも見事に一番よい発情で種付けされている。

もとい、オブセッションの優先祖先はディープで、サンデーの長所をそのまま継いでいるが、唯一気になるのは、Northern Dancerクロス(5×5×5)の残存がきついこと。

名馬たちはどこかの祖先でNorthern Dancerを途切れさせたりして血を薄めるものだが、この馬の母系はおおむねストレートに子孫までNorthern Dancerを伝えている。
幸いディープ側のNorthern Dancerはかなり薄いが、それでも気になるレベルだ。

藤沢厩舎にかぎって精神面のケアが下手ということはあり得ず、早晩爆発することはないとみているが、イヤなことがあると精神的に煮詰まる馬であるのも確かだ。

 

バカにできないアブない評判馬 リビーリング

 

新馬に乗ったあの陽気なラテン系M・デムーロに「怖い馬。ビックリした」と言わせた狂気の馬、それがリビーリング(牡3・父ヴィクトワールピサ)だ。

なにしろスタートしてから物見ばかりし、逃げても後ろを待とうとするし、追い出しても左右にぶっ飛んでいきそうでステッキは使えず。
レース映像では徹頭徹尾デムーロがへっぴり腰という、100年に1度の超レアシーンが垣間見えた。

それで勝つのはもはや化け物クラス?と思いきや、やはりそう2度はうまくいかず。
次のセントポーリア賞では外枠もあって戸崎を持ってしても折り合いつかず。
まるまる1周逆らってあの着差だから、競馬を理解したらちょっとおもしろい。

オルフェーブルが目覚めたのはスプリングS以降だから、教え込めばまだ間に合う気がする。

優先祖先は父ヴィクトワールピサで、本馬はその父ネオユニヴァースの形質を継いでいる。
余談ながらG1レーシングでは、意外にも50万円×40口クラスの募集だったそうで、こういう馬なら夢を買ってもいいと思う。

 

さて問題の2強をどう評価するか、については、長くなったので次回にお話ししようと思う。
なぜ2頭は基礎体力に欠けるのか、なぜトライアルは弥生賞でなければならなかったのか、クラシックは勝てないのかについても。


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