▼フェデリコ・テシオ理論 血統表解説動画2019の内容について

グリーンファーム愛馬会さん特集は来週からきちんと始めることにして、今回は動画についてのお話を。

新年2019から取りかかるサラブレッド血統表解説動画の内容を少しずつ詰めています。

いまのところ

復活の驚愕血統理論 〜フェデリコ・テシオはいかにして名馬をつくったか〜

1 いまなぜテシオ理論なのか

・日本に初めて紹介された当時と時代背景の違い
・中島国治氏の功績と悔恨
・理論が広まることのなかった真の理由
・サンデー系亡き後の生産界を考える道しるべに

2 馬だって生き物!サラブレッドの遺伝法則を知る

・まずは太陽のサイクルを覚えよう
・丈夫?虚弱?馬が持つ基礎体力を計算する
・馬にも父似と母似がある
・活性値で優先祖先を読み解く
・活性の最大と最小期で遺伝情報はどうなるか
・初仔の良い点悪い点

3 サラブレッドのスピードの源を探る

・今度は月のサイクルを覚えよう
・生産者なら○と×を見極められる確率は9割以上!
・アレもスピードを補うポイントになる
・いまだ残る謎のいくつかを教えます

4 テシオ理論で名馬をじっくり解剖する

・書籍に掲載された馬から
ミホノブルボン
ライスシャワー
トウカイテイオー
メジロマックイーン

・現代の名馬たちから
若き日本のダート王 ルヴァンスレーヴ
欧州最強皇帝 フランケル
豪の国民的女王 ウィンクス など

5 クラブ馬主ライフを謳歌する

私がブログでケイデンスコールを推した理由

6 サラブレッドの生産現場に活かす

・零細牧場でも名馬を産む「土壌」は等しくあるという真実
・今お持ちの繁殖たちは本当に良い仔を産む馬ですか?
・「早期種付け」に隠された弊害
・名門牝系こそ怪しむべき理由
・机上の空論?大いにけっこう!説得力が違います

(1タイトルが1動画というわけではありません。あくまで流れとしての話)

 

このような流れでどうかと思っていますが、最初は「1頭の有名なサラブレッドを例にとっていきなり各論を話し始める」のもひとつの手だと考えていました。

 

冒頭の「いまなぜテシオ理論を紹介するのか」については必ず述べておきたいと思っていますが、そのあとは解説が「つまらない生物の授業の板書写し」になっては元も子もないので、たとえば

「ディープインパクトよりブラックタイドがサンデーサイレンスに似ているのはなぜか」

「キタサンブラックが母父サクラバクシンオーで天皇賞・春を勝てたのはなぜか」

「今年の2歳ウオッカ産駒が『今までのきょうだいとタイプが全然違う』といわれるのはなぜか」

などの切り口で、血統表上の問題点、相違点等を明らかにしながら理論を解説するのもいいかもしれないと思っています。

 

最初に「なぜそう言えるんだ?」「ここに応用できるのか!」という疑問や気づきを持ってもらった方が、食いつきがいいでしょうし。

 

一度試験動画を撮る予定ですので、それは単なる文字動画ではなく、有名な馬の解説動画としてiPadを用いた授業スタイルにしてみます。

まあどうなることやら。

気長にお待ちください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です