▼キャロットクラブ2018 2歳馬最速診断 関西馬編(No.72) 完

共同馬主クラブ所属2歳馬ご紹介はこれが最終回です。

推薦は1頭のみで、もうすぐトップテン圏内の馬が2頭います。

 

優先祖先の候補が2頭いるもやはり芝馬らしい

 

▼No.72 アーズローヴァー

牝2・松下武士厩舎
父 キンシャサノキセキ
母父 Sevres Rose
5月7日生まれ 鹿毛

【診断結果】

・優先祖先 General Holme(1979)またはNearctic(1954)

・馬場、距離適性 芝のマイル〜中距離

・基礎体力値 47(平均50)

・頭脳 普通

・総合 ★★(満点は5つ)

 

キンシャサノキセキが遅生まれの南半球産種牡馬(9月)であることから、この年の産駒には「微妙なさじ加減」が必要になります。

幸い本馬は、シーズン遅く6月に種付けされた仔なので、父の誕生日とのズレは3か月足らず。

よって活性値をマイナスαせずに考えることもできますが、これがもし1月や2月の産駒なら、9月生まれの父からは見ようによっては半分はまだ前の繁殖シーズンにいるともいえますので、マイナスαが必要です。

 

片方の祖先Nearcticは、ダートの短距離馬であり、Northern Dancerの父でもあります。

本馬の形を見ると背中にはまずまず余裕があり、芝を走れそうなので、ダートか芝かという根本的で両極端な悩みはありません。
ローカルの芝千八あたりが主戦場になるでしょうか。

 

3代母 Princesse de Viane 95年4月20日生
2代母 ヴィアンローズ 02年3月27日生 ○
兄 ローズミラクル 10年5月1日生 ×
本馬 16年5月7日生 ×

スピードサイクルは中程度。
これが足りないときだけ、もっと長い距離の芝やダートでお茶を濁すことになります。

 

もうすぐトップテン圏内の馬たち

 

▼No.75 ライトヴェロシティ 牡 鹿毛
父ダノンシャンティ
母父 ロックオブジブラルタル
高野厩舎予定

優先祖先は祖父のフジキセキで、スピードサイクルが後半に当たるので、ダートマイラーの判定です。

 

▼No.81 クリソベリル 牡 鹿毛
父ゴールドアリュール
母父 エルコンドルパサー
音無厩舎予定

ご存じ母クリソプレーズの産駒。

 

クリソライト劣性期ゴールドアリュール
マリアライトMAX期ディープ
リアファル劣性期ゼンノロブロイ
は歳仔3連発ですが、本馬は優性期ゴールドアリュールの仔なので、今までのどのきょうだいとも(全兄クリソライトとも)出所が異なる馬です。

 

ただ兄たちよりスケールという点では一枚割引
スピードサイクルは後半もいいところですし、この馬は元の期待値が高いと思うので、あえて推薦まではできませんでした。

もちろん主戦場はダートの中距離でいいと思います。

ちなみに兄弟の繁殖サイクルは

クリソプレーズ 02年4月7日生
(3月21日から5月21日良好)
クリソライト 10年2月2日生 ×
マリアライト 11年2月19日生 (○・わずか2日違い)
リアファル 12年2月5日生 ×
本馬 16年2月10日生 ×

中でもマリアライトのような馬のサイクル判定が一番難しいのですが、こういう馬は当たればサイクルの初期に入る(芝のG1を勝てる)ので、狙って損のないクラブ馬です。

 

さてこれでクラブ馬2歳情報はいったんシメとし、あとは毎週金曜日の新馬戦展望に託します。

次回は大盛況だったセレクトセール2018をちょっとだけ振り返り、超高額馬ベスト5が「どうしてダメなのか(コラコラ)」「やっぱりこの馬はいい」などについてお話ししてみます。

どうも1頭、ホンモノの怪物がいたようですよ。
お楽しみに。

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