▼シルクホースクラブ2018 1歳馬リスト最速診断(No.51〜65)完

シルクさんの1歳馬2017紹介は今回で終了です。

 

リストの見方

まだこれから鍛練を積む1歳馬なので、前回のセレクトセールのように1頭1頭詳細なご紹介ではなく、まず最初に全馬スピード判定による分類を行います。

・スピードサイクルOK →馬体も良ければ推奨
・スピードサイクルぎりOK
・スピードサイクルぎりBAD
・スピードサイクルBAD
・判定不能

の5つに分けます。

OKとBADはそのままの意味ですが、ぎりOKとぎりBADは
その馬の誕生日がスピードサイクルの境界線ギリギリに位置するので、OKがBADだった、あるいはBADがOKだったという可能性あり
の意味です。

よってどちらかといえば「ぎりOK」の方がコケて失敗する(ショックでかい)可能性が高く、逆に「ぎりBAD」が実はOKで思わぬ幸運をつかめることもあるでしょう。

馬体が良いなどの推し材料があれば、積極的に「ぎりBAD」までは狙っていけるかもしれません。

またスピードサイクルOK判定の馬に限って、その馬の適性がわかる優先祖先基礎体力をご紹介します。

 

シルクHC1歳馬 No.51〜64 判定結果

 

【スピードサイクルOK判定の馬】

51 モンローブロンドの17(牡・父ルーラーシップ)

【優先祖先】 Lady Glory(牝・1934・Raise a Nativeの母母)
【基礎体力】 63(平均は50)
【適性】 芝orダートのマイル〜

65 テーブルロンドの17(牝・父Siyouni)

【優先祖先】 Lady Rebecca(牝・1971・Alzaoの母)
【基礎体力】 72(平均は50)
【適性】 芝のマイル〜中距離

 

どちらも似た血統背景の持ち主。
両馬の父ともに種付け時は活性ミニマム期の種牡馬で、母方の血統をさかのぼることで優先祖先を探す産駒です。

Siyouni(紹介VTRでは『シユーニ』と発音していた)はともかく、ルーラーシップが2017年からしばらくは劣性期種牡馬に入ったことは覚えておかれるといいでしょう(よってしばらくルーラー産駒は母系だけを見ればいい)。

劣性期の概念がないと、この2頭は「短距離を走る馬」にも見えますが、実はかなりの距離をこなす素地があります。

モンローブロンドの祖先、Lady Gloryまで古いと正直ハッキリした適性は読めませんが、テーブルロンドの祖先であるLady Rebecca仏の芝千九の重賞を勝った牝馬ですから、産駒がマイル以上を走っても何ら驚きません。

体力にも優れ、クラブ馬としては楽しみの多い2頭です。

 

【スピードサイクルぎりOK判定の馬】

54 ディープストーリーの17
61 アーデルハイトの17
63 プロミストスパークの17

もしちゃんと表サイクルに入っているなら、ディープストーリーの17はオススメできそう。
他の2頭は母からほとんど体力を受けていない産駒で、限りなく見送りに近い感じです。

 

【スピードサイクルぎりBAD判定の馬】

53 シーズインクルーデッドの17

母には前年もキンシャサノキセキがつけられましたが、その当時はまだ劣性期
2017年から父は優性期に入り、また軽快な父似のマイラーを出してくれそうです。

しかし本馬は腹袋のある健康的なダート馬、かもしれません。

 

【スピードサイクルBAD判定の馬】

52 エンジェルフォールの17
55 ベッライリスの17
56 サダムグランジュテの17
57 レスペランスの17
58 レイズアンドコールの17
60 プチノワールの17
62 アンティフォナの17
64 ティフィンの17

 

【どうしても判定不可の馬】

59 テルアケリーの17

 

次回以降の予定です

そうそう、キャロットさんにも1歳募集予定馬リストが掲載されましたね。

ちゃんと決断にダメ押しをするためにも、8月末に予定されている「動画付きリスト」を見たいので、1歳馬紹介記事キャロットC編はもう少し先延ばししようかなと思っています。(記事準備はする予定)

そこでキャロットさんの前に、ただいま絶賛募集中の、ブログ初登場「東京サラブレッドクラブ」さんの1歳馬リストを見てみたいと思います。

こうしているうちにも人気馬はすでに満口のようですが、走る馬はまだ残されているはず。
冠号「レッド」の堅実さ、一発長打も夢を見るには十分すぎますからね。

次回もどうぞお楽しみに。

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