▼東京サラブレッドクラブ2018 1歳馬リスト最速診断(No.1〜16)

すでにほぼ半数以上の馬が「満口」になりつつある、東京サラブレッドクラブ17年度産の1歳馬リスト。
2回に分けてスピード判定別にご紹介します。

なお東京サラブレッドさんの1歳馬は、No.2が欠番になっています。

 

リストの見方

 

まだこれから鍛練を積む1歳馬なので、前回のセレクトセールのように1頭1頭詳細なご紹介ではなく、まず最初に全馬スピード判定による分類を行います。

・スピードサイクルOK →馬体も良ければ推奨
・スピードサイクルぎりOK
・スピードサイクルぎりBAD
・スピードサイクルBAD
・判定不能

の5つに分けます。

OKとBADはそのままの意味ですが、ぎりOKとぎりBADは

その馬の誕生日がスピードサイクルの境界線ギリギリに位置するので、OKがBADだった、あるいはBADがOKだったという可能性あり

の意味です。

よってどちらかといえば「ぎりOK」の方がコケて失敗する(ショックでかい)可能性が高く、逆に「ぎりBAD」が実はOKで思わぬ幸運をつかめることもあるでしょう。

馬体が良いなどの推し材料があれば、積極的に「ぎりBAD」までは狙っていけるかもしれません。

またスピードサイクルOK判定の馬に限って、その馬の適性がわかる優先祖先と基礎体力をご紹介します。

 

東京サラブレッドクラブ1歳馬 No.1〜16 判定結果

 

【スピードサイクルOK判定の馬】

該当なし。

 

【スピードサイクルぎりOK判定の馬】

9 サイレントクロップの17 

 

このまますんなり表サイクルに入るなら、今回のメンバーでは唯一の正統派推しメンとなります。

父のクロフネ劣性期のため本馬は芦毛ではありません。

3代母レガシーオブストレングスの影響が強いので、切れ味は期待薄ですが、芝もダートもこなす孝行娘になってくれるでしょう。

動画を見てもわかるとおり、のんびり屋さんでまだ全然目覚めたところがないので、調教過程で一皮むけてからが勝負になります。

 

【スピードサイクルぎりBAD判定の馬】

1 エリモピクシーの17  満口
7 レッドジゼルの17  満口

 

ぎりBAD判定はそんなに悲観することはなく、まだ半々近い確率でOK判定馬に復帰できる馬たちです。
とくに看板馬のエリモピクシーの17は、ぜひそうあってほしいものですね。

 

レッドジゼルの17については、2代母までの蓄積体力が相当に低く、この母系特有の線の細さが解消されていません

先日の日曜札幌の新馬戦で3番人気6着に敗れたレッドエンヴィー(牡・父ジャスタウェイ)は本馬の近親(祖母の仔)にあたりますが、やはり基礎体力が低く、適度な間隔がないと好走できないタイプです。

ちなみにちなみに、この新馬戦で勝ったクラージュゲリエも金曜の検討段階では「ぎりBAD判定」の馬でしたっけ。
これは今後「OK判定馬」として扱っていいんじゃないかと思います。

詳細はまた金曜日にでも。

 

【スピードサイクルBAD判定の馬】

3 ラストグルーヴの17  満口
4 レッドレイチェルの17  満口
5 レジュールダムールの17
6 ラグジャリーの17  残口わずか
8 ソニックグルーヴの17
10 ブランシェールの17
11 アクアシャンデリアの17
12 ボールルームの17
13 ココロチラリの17  満口
14 シルバーフォックスの17
15 モナリザの17  満口

 

【どうしても判定不可の馬】

16 ディエンティの17

 

あまりOK判定馬が出てこなくて少々先行きが不安ですが、走る馬の確率とは実際こんなものかもしれませんね。

次回は東京サラブレッドクラブ1歳馬リスト後半をご紹介します。

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