▼脱税逮捕!青汁王子の買ったベガスナイトの2017が走るこれだけの理由

まさか本当にこんな記事を書くことになろうとは

実はベガスナイトの2017をブログでご紹介するのは、2回目になる。

 

1度目はセレクトセール特集の「1歳馬ハーツクライ編」でイチオシに選んだときで、当日実際のセール中継も固唾を呑んで見守っていた。

幸いトントン拍子に値がつり上がり1億の大台を少し超えたところで落札、さてどなたが買われたのかと思ったらあまり聞かない「青汁王子」というお名前がそこにあった。

あれから半年あまり…。

馬主は脱税でマルサに引っ掛かり、これからベガスナイトの2017はどうなるのか心配で、いっそ心の広い優良馬主の元へ流れてくれたりしないかと気を揉んでいる。

今回はベガスナイトの2017にそこまでイレ込む理由を、以下に切々と語ることにしよう。

 

ベガスナイトの2017 スピードサイクルと基礎体力

Classic Music 1953
 Classicist 65.4.4 3.18〜5.18
  Oratorio 74.2.17 き(○) 2.3〜4.3
   Right Word 82.3.31 ぐ× 3.14〜5.14
    Words of War 89.3.2 き○ 2.16〜4.16
     ベガスナイト 00.5.10 き(○) 4.24〜6.24
      キャニオンビュー 07.4.27 き○  →OK
      ライブインベガス 08.5.7 ぐ○ →BAD
      ユッカマウンテン 09.4.27 き○ →OK
      オメガインベガス 10.4.13 ぐ(×)? →BAD
      カジノプレイヤー 12.4.14 ぐ○ →BAD
      アメリカズカップ 14.2.7 ぐ× →OK
      フォーチュンカムズ 15.2.16 き× →BAD
      ベガスナイトの2017 17.4.2 き○ →OK

ベガスナイトは日本で走った米国産馬で、繁殖入り後アメリカズカップ(牡5・父マンハッタンカフェ)以外はさほどの活躍馬を出していないが、そうかといってひとつも勝てない産駒もほとんどおらず、資質は十分に感じられる母だ。

中でも母1度目のMAX活性をOK判定とともに継承した娘ユッカマウンテン(牝・父アグネスタキオン)は現在も社台ファームに在籍しており、このベガスナイト系を引っ張る繁殖として覚えておくといいだろう。

【ひとくちメモ】ユッカマウンテン18年産のスウェプトオーヴァーボード産駒はダート牝馬かもしれないが期待大。彼女の芦毛はスウェプト由来ではなく、遠くネイティブダンサーに源を発する毛色

 

そして母2度目のMAX活性産駒となるのが、今回のベガスナイトの2017である。

母から強大なMAX活性を継承した息子は

2.0+0.5+1.5+1.75=5.75 → ★72

と一流馬にも遜色のない基礎体力を有し、★からスピード面での後押しもありそう。

また16年不受胎後の空胎産駒でもあるので、字面以上に体力面が頑強であると期待できる。

 

ベガスナイトの2017 優先祖先

父 ハーツクライ 活性値7

母 ベガスナイト
母父 コロナドズクエスト 活性値4
2代父 Lord At War(亜) 活性値0
3代父 Verbatim 活性値0
4代父 Fleet Nasrullah 活性値2

母ベガスナイト誕生までに付けられた近4頭の種牡馬のうち、2代父と3代父はともにゼロ活性という貴重な配合形態。

よって母自体は4−2=2(世代)コロナドズクエストをさかのぼったフォーティナイナー(1985・栗毛)が優先となる。

 

いっぽう息子のベガスナイト2017はハーツクライの高活性時産駒なので、7−4=3(世代)ハーツクライをさかのぼったHaloではなく、サンデーの母Wishing Well(牝・1975)が優先となる。

(いつも言うようにHaloのサンデー種付け時はゼロ活性年なので。また初回記事当時はサンデー優先としていたので今回訂正します)

Wishing Wellは米国産馬で主に芝の9ハロンあたりで活躍、サンデーの活性が強い年はこのWishing Wellが優先になる中距離の芝馬がたくさん輩出される。

 

ちなみに兄のアメリカズカップは同じく父マンハッタンカフェの活性値が7の年産駒なので、マンカフェを3世代さかのぼったSanta Luciana(1973)というドイツ牝馬が優先になる。(マンカフェはサンデー劣性期の産駒で、3代父Luciano(独)がMAX活性

兄の無類の重巧者ぶりは、このドイツ血統からきたものだ。

話を戻して、ベガスナイトの2017はWishing Well優先の軽い芝馬ではないかと推察される。

 

ベガスナイトの2017 クロス面

すでに申し上げてしまったが、ベガスナイトには2本のゼロ活性ラインがあり、そこから先の祖先は遺伝的影響が全くない。

さらに産駒の形を決定する父の活性値も、4代父Fleet Nasrullahが活性値2の劣性期なので、母父コロナドズクエスト(活性値4)以外に優先すべき祖先がいない。

つまり、

▼ベガスナイトには中性期以上の活性を持つ種牡馬を種付けすれば、すべて父似の産駒が生まれてくる

ことになる。

ディープそっくりの仔がほしければ、ディープの活性値が5の年(5−4=1)がいいだろうし、サンデーそっくりの仔が良ければ、ディープの活性値が6の年(6−4=2)がいい。

母はすでに良い繁殖期を2回迎えてしまったので今後は厳しそうだが、こうした考察こそが本当の「繁殖計画」というものだ。

ベガスナイトの2017にはもちろんクロスなどなく、アウトブリード扱いでよい。

 

今日の結論

▼ベガスナイトの2017は今後どなたの手に渡ろうとも、自身の走りで新しい道を切り開いていけるだけの器

走る馬の運命というものは、時に小説より奇なり、である。

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