▼シルクホースクラブ2019 1歳馬最速解説 関西馬編(No.61〜65)

フェデリコ・テシオの血統理論がよみがえる
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絶賛解説中!ご視聴ありがとうございます。

※最速解説のトリセツ2019(必読)

(1)前年同様、判定はOK、ぎりBAD、ぎりOK、?の4つに分類し、かつこの順に走る可能性が高いとみる

(2)?はBAD判定に加え、難解な判定のため見送った馬を含む。よって?の全部がBADではない

(3)今年は筆者からのオススメ、5つ星付けなどは一切しない(もちろん馬の長所を褒めることはたくさんある)

(4)記載データの写し誤り等が必ずあるので、正確な情報はクラブのHP等で確認のこと。あくまで18年度産駒の判定、分析を主とする

(5)現時点で筆者は実馬を一切目にしていない。判定は机上の計算と写真、動画を参考にした程度であることをご了解いただきたい

(6)この判定に沿って読者が指名、出資されたために起きた損害等について、筆者は一切の責任を負わない。この特集を読まれた方はそれらを全て理解した上で活用されたい

シルクホースクラブ2019 1歳馬最速解説 関西馬編(4)

・募集番号 
・母馬名の18(性別)
・父馬名
・判定
・直前の兄弟との誕生日差(プラスの馬を推奨)
・何番目の仔か
・17年産の評価【最新版】

61 アンティフォナの18(牡)

 父 キズナ
 →ぎりBAD1日
 +3か月 5番仔
 アンティフォナの17 →?

【 優先祖先 】 キズナ
【 基礎体力 】 ★41

優先祖先も微妙なんですが、なにより基礎体力がめっちゃ微妙で、もしかしたら20以下の危険性もあります。MAXとゼロの境なんですね。

Storm Catのクロスも強いし、基本的に見送りかな。

62 ライフフォーセールの18(牡)

 父 キズナ
 →OK
 +12日 5番仔
 ライフフォーセールの17 →?

【 優先祖先 】 キズナ
【 基礎体力 】 37

今年はライフフォーセールの産駒をホントよく見る機会がありましたが、一番良い仔たちを見た後(ダノンファンタジーや17年産)ではちょっと手が出ない感じですね。

これから母自体が劣性期に入りますので、1、2年はお休み扱いでいいと思います。

63 カメリアローズの18(牝)

 父 キンシャサノキセキ
 →ぎりBAD5日
 −2日 9番仔
 カメリアローズの17 →ぎりOK5日

【 優先祖先 】 キンシャサノキセキ
【 基礎体力 】 41

ダイワメジャー2発でいい仔を出した母カメリアローズですが、確かに兄たちの年回りは最高で、ダローネガは母の1回目のMAX活性期、ディキシーナイトも活性値7の産駒ですから、これはもちろんダイワメジャーではなく母の功績です。

しかし本馬はリファールのクロスが強く、基礎体力が不安、誕生日マイナスということで、少しずつ後ずさりしてしまう感じです。

64 ビリーヴミーの18(牝)

 父 スクリーンヒーロー
 →ぎりOK9日
 なし 8番仔

【 優先祖先 】 母ビリーヴミー 芝中
【 基礎体力 】 59

ここまであまりいなかった「空胎後の産駒」で、誕生日が一気に1月へとリセットされた仔になります。

したがって基礎体力だけを計算すれば59ですが、空胎ボーナスを考えれば十分丈夫な仔と言っていいでしょう。

4代までだとHero’s Honorという米国芝馬系統が強いですが、母系自体は5代父のSecretariatMAX活性のため、ダートなのかと思いきや欧州でバンバン芝を走る系統のようです。

母のビリーヴミーは母父In The Wingsミニマム期産駒なので、優先がSecretariatを飛び越えてネアルコ近辺まで行ってしまうのがかえって良かったのかもしれません。

とはいえ祖母も3代母も十分Secretariatの影響を受けながらの芝適性ですから、案外Secretariatは芝上手…ということなのでしょうか。

まだ小柄のようですが、馬体の形は嫌いではありません。
Northern Dancerクロスが強いことが最大の心配事ですね。

65 シーイズトウショウの18(牡)

 父 ブラックタイド
 →ぎりOK6日
 +21日 9番仔
 シーイズトウショウの17 →OK

【 優先祖先 】 ダンデイルート 芝マイル
【 基礎体力 】 28

これは残念だなぁ。基礎体力めっちゃ不安。
優先祖先がとっても面白い方向へ流れるので、たくさんお話ししたかったのですが…。

一言だけ。おそらくですが、本馬は父ブラックタイドゼロ活性馬で、優先が3代父トウショウフリートからダンデイルートへとさかのぼると思います。
この形はブラックタイドじゃありませんし、むしろ母そっくりです。

トウショウフリートは私が競馬を始めた頃のOP馬で、とにかく虚弱で使い込めず、それでいて出たとこ勝ちという不思議な馬でした(通算11戦7勝)。
坂路やプールがあったらもっと走ったのかなぁ。

今改めて彼の基礎体力を見ると、活性値3・0・1・8でいいとこ★38、★がなければたったの5!(過去最低のOP馬)ですからどんだけ〜!って話です。やっぱりね、です。

懐かしい面々に会えると思ったのですが、うーん、残念!

次回シルクHC2019特集の最終回です。
どうぞお楽しみに。

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