▼ロードサラブレッドオーナーズ2019 1歳馬最速解説(No.21〜32完)

フェデリコ・テシオの血統理論がよみがえる
YouTube【 ドルメロの魔術師チャンネル 】

YouTube第16弾 ロードTO特集2019後編 公開中です。
推奨馬についてはぜひYouTubeをご覧ください。

ロードTOで11月20日現在の申込状況が発表されました。
ダブルゼロ活性のキャトルフィーユの18、1番人気ですねぇ。
とても興味があります。

※最速解説のトリセツ2019改(必読)

(1)判定はOK、?の2つに分類し、走る可能性が高いOK馬だけをご紹介する

走る可能性とは、最大2勝以上挙げそうな可能性のある馬を指す。未勝利を勝つだけで終わりそうな馬は見送ることがある

(2)?の全部がBAD判定というわけではない

?にはBAD判定に加え、たとえOK判定でも虚弱、初回発情10日間ルール、強い多重クロス等のため見送った馬を含む。

(3)「隠しスパイス」という評価項目を設ける

隠しスパイスとはその馬が持つスピード「強化」の可能性を評価したもので、今はまだ詳細を公表できないが、ある馬だけ なし<♪<♪♪…で表す(不明は?で)。
ほとんどの馬には存在しないが、あくまで「強化」スパイスなので♪がなくても悪いことは一切ない

(4)筆者からのオススメ、5つ星付けなどは一切しない

もちろん馬の長所を褒めることはいくらでもある

(5)記載データの写し誤り等が必ずあるので、正確な情報はクラブのHP等で確認のこと

あくまで18年度産駒の判定、分析を主とし、17年度産の判定は行わない

(6)現時点で筆者は実馬を一切目にしていない

判定は机上の計算と写真、動画を参考にした程度であることをご了解いただきたい

(7)この判定に沿って読者が指名、出資されたために起きた損害等について、筆者は一切の責任を負わない

この特集を読まれた方はそれらを全て理解した上で活用されたい。

ロードTO2019 1歳馬最速解説(3)

・募集番号 
・母馬名の18(性別)
・父馬名
・何番目の仔か
・隠しスパイス
【 優先祖先 】 
【 基礎体力 】 

21番以降は、OKでありながら次点と判断された馬が多いので、それらを以下簡単にご紹介する。

推奨馬の詳細はYouTubeでご覧ください。

21 オーシュペールの18(牡)

 父 マクフィ
 3番仔

【 優先祖先 】 Lady Victoria(牝・1962) ダ・マイル
【 基礎体力 】 ★72

とにかくミスプロ、Danzig、Northern Dancerの3本クロスがいやらしい。
1本でも2本でもクロスが少なければもっと推せる馬なのに、と残念に思う。

22 ハワイアンアイの18(牡)

 父 リーチザクラウン
 3番仔

【 優先祖先 】 母〜ロイヤルアカデミー2 芝マイル〜
【 基礎体力 】 53

こちらもミスプロニジンスキーのクロスあり。

芝馬には違いないと思うが、もう少し堂々と歩いてほしい感じも。
周囲を気にするようなちょい神経質な雰囲気が漂う。

23 ルアンジュの18(牡)

 父 マジェスティックウォリアー
 初仔

【 優先祖先 】 母ルアンジュ 芝中
【 基礎体力 】 50

初仔ながらしっかりと大きく出て、母父マンハッタンカフェの影響が強く、スピードさえまともなら母くらいは走ってもいいか。

クロスはミスプロ1本で我慢しているが、動画だと芝の長いところを走る馬にしては前肢の出が硬く感じられるのが気がかり。

24 マツリダワルツの18 →?

25 スターコレクションの18 →?OKだけど体力31

26 カラダダイヤモンドの18 →?

28 キモンオレンジの18 →?

31 ウェーブピアサーの18 →?

これにて2019年の一口馬主クラブ有力馬特集は、すべて終了です。

秋からは判断基準を一新して、またちょっとだけ正しい方向に向いたかなと思う反面、走る走らないだけはかなり緩い法則かもしれないという葛藤とも戦いながらの完走でした。

テシオ理論の伝道師としては現在、走る走らないの判断以外においては、テシオ理論は血統を見る上で十分深い知見を得ることができるものと自負しています。

このうえたった2年でテシオおじさんや中島先生のように走る馬を見つける目まで養えたぞというのは思い上がりであり、これからも楽しい謎解きがいつまでも続くのでしょう。

そして来年2020年は、今のところ一口馬主クラブ特集をすべてYouTube上に発表する予定でいます。

それを含めて動画アップ数を増やしたり、ブログとのさらなる棲み分けも考えていきます。(馬券に関すること、新しいトピックはブログ中心、それを落とし込んだ理論、クラブ関連に関することはYouTubeとか)

YouTubeのコンテンツにも「瞬間見てもらえるけど将来につながらないもの(集客用)」「最初は見てもらえないけど後々じっくり掘り出されるもの(固定客用)」など、さまざまな動画のタイプがあることがわかりました。

それらを精査し、またコメ欄のご要望にもなるべくお答えしながら、残りの私の競馬ライフを「馬券だけじゃない〜What A Wonderful World〜」にしていくつもりです。

あ、そうそう、私のような弱小YouTubeチャンネルにもいちおう「子供用チャンネルじゃないよね?」という今話題のGoogle踏み絵が届いていました。
もちろん、大人用ですよ!!

これからもご意見、ご要望、どんどんお寄せください。
お待ちしております。

▼ロードサラブレッドオーナーズ2019 1歳馬最速解説(No.21〜32完)」への2件のフィードバック

    1. はじめまして。コメントありがとうございます。

      現場で聞いてみるわけにもいかないので、貴重なご意見うかがえて嬉しいです。
      人工的な発情誘発による種付け時期の移動で、テシオ理論がすぐに使えなくなってしまうかというと、まんざらそうでもないようです。

      また詳しく見てみるつもりなのですが、時期を移動してもなお牝馬の良い発情期に当たる場合や、前の産駒誕生から10日後に訪れる初回発情など、誘発剤の有無にかかわらないケースもけっこうあります(クラブによってはこっちの方が多い気も)。
      さらに今、公共のデータベースで誕生日と種付け日がすぐわかるので、「ははーん、これがいわゆる誘発剤ケースだな」とピンとくる間隔があるんです。

      しかしここから先は、誘発剤でテシオ理論がダメだという方がどれほど繁殖活動(基本的な周期や薬剤の効用)を理解されているかと、それを修正しながら使っていこうという意志があるかないかによるでしょうね。
      盲目的に速攻ダメという方とは、意見が合わなくて当然です。そういうことは私も気にしていません。

      とても重い十字架であることは間違いないです。逆に誘発剤使わなければテシオおじさん最強説?なのかなあ。

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