▼東京優駿2020 その漢はやっぱり語らずにいられない

さあさあ、今年も競馬界の寅さんが通りますよっと

コントレイル危うし!の動画を世に出した手前、それ以上の結論は視聴者さんそれぞれにお考えいただければいいと思い、月曜以降あえて私は貝になり、今の今まで次回安田記念の動画企画に取りかかっていたわけだ……

しかし皆さん、コントレイルを買う立場買わない立場にしろ、何回考えても消去法だと選択肢にコントレイルが残ってしまうご様子。
そりゃそうだ、どこのどいつが好き好んで、生涯一度も負けていない馬が直線沈むシーンを思い浮かべなければならないというのか。

けれど、賭け事というのは、どだいそういうもんじゃない!

勝てば自分の懐が倍になるチャンスならともかく、勝ったところで帰りに赤ちょうちん(古っ!三密!)に立ち寄れば足が出るほどしか儲からない博打は、もはや博打ではない。
それは競馬が楽しくてしょうがない時期にしか脚を突っ込めない「陶酔」という境地だ。

競馬でも麻雀でも一夜で頭をぶん殴られるほどイタい目に遭ってきたオッサンからしたら「コントレイルが勝つ馬券」はわかっていても買わずにスルー、漢は危ない橋を渡るなら、はしたではなく限界最大配当を一発で手にする手段を選ぶべきである。

つまり、今回コントレイルを頭に買うのは、漢じゃないって言ってんだ!

『おうおうアンチャン、またデカく出たね〜』

▼東京優駿2020 出走決定順 血統適性表

●サトノインプレッサ
 祖母Sorpresa(芝ダマイル〜)  ★☆78
●アルジャンナ
 母コンドコマンド(ダ・マイル) 47
●ワーケア
 ハーツクライ ☆75
●レクセランス
 母エクセレンスⅡ(芝マイル〜) 72
●コントレイル
 ディープインパクト 53

●ブラックホール
 ゴールドシップ ★53

●ビターエンダー
 オルフェーヴル? 63

●ダーリントンホール パーシャンハイツ 56

●コルテジア
 Northern Dancer ☆59
●ガロアクリーク
 祖母〜リファール 63

●サリオス
 ハーツクライ ★84
●ディープボンド
 キズナ ☆78
●マイラプソディ
 母テディーズプロミス(ダ・マイル) ☆53

●サトノフラッグ
 ディープインパクト ★64
●マンオブスピリット
 Northern Dancer? 34
●ヴァルコス
 Night Lagoon(独・芝中) 56
●ウインカーネリアン
 Cadeaux Genereux(芝短〜) 41

(ところどころ変な間隔空いてますが、こうしないと記事が更新できないので、気にしないでください)

さあさお立ち会い、やけのやんパチ日焼けのナスビときたもんだ!!もし間違っていたら適宜直して使ってちょうだい、とにかく今年のメンバーは元からこんなもんだよ。

去年からディープやハーツが2回目のMAX活性に近づいているから、もう一度すっごい後継候補が出てくるぞ、とは思っていたけど、何もこんなに束になってかかってこなくてもいいのにさ。

お客さん、何といってもコントレイルの配合の美しさは、天下一品だね。
すでにG1も2つ獲ってるんだから、今のままでも十分ディープの良さがストレートに出る、最良にして最後の正統後継!

タネを明かせば、母父のゼロ活性こそが彼の最大の財産で、これによってStorm CatとLyphardさえ気をつければ、アウトブリードのままほとんどの系統の牝馬に思いのまま付けられる。しかもこんな強い馬の4系統にインテント系が挟まること自体、奇跡じゃなければ何なんだ!

だから言ったろおっかさん、彼に基礎体力さえ60もあってくれれば、そもそもあんなヘタ動画出す気にもならなかったって。
スター種牡馬誕生!って、表で叫びたかったさ。

……しっかしなあ、これは博打だからよ、血統を深く知る一方で同時に懐が熱くならなかったら、漢は喜べるものも喜べなくなる。
挙げ句の果てに浮気の虫が胸の中を這いずり回るわけさ。
「おまえの勝負はそんなもんじゃないだろ」って。

『じゃあ、オッサンの推しは、誰なんだい?』

それがわかりゃあ、最初から教えてるっての、タコ社長!

いいかあ?こん中でコントレイルにひと泡吹かせられる(血統)レベルの馬は、おそらくあと1、2頭、ってところだろ?

なに、去年? ああ確かにオレはロジャーバローズなんて大穴を推したかもしれねえが、あれはロジャーの血統背景と配当のアンバランスに気がついたからで、残念ながら今年はみんなが感じているように、下位の馬たちにそうそうチャンスがある年じゃねえ。

しかも昨年はサートゥルナーリアの中間調整が明らかに変調をきたしていたし、それに比べれば今年のコントレイルは「順調」の一言。
ちょっとタイムが出やすいのが玉にキズだが、トレーナーが「やり過ぎちゃいけない」ことを分かっているのもいい。

だからこそ、コントレイルの座る位置「1か2か3か」この出し入れ次第で配当が大きく変わるのよ。

おそらくだが、皐月賞の順番が変わることは、もうない。オレはそう見る。
一番不利を被った(自業自得だが)勝ち馬が一番強かったし、2、3着馬はそれぞれベストポジと戦略を尽くしての完敗。
しかもアスリートとしてだけ見たら、距離延長はコントレイルよりきつそうな巨漢馬だしな。

そこで昨年同様、別路線組ならまずは京都新聞杯に目を向けたい。

勝ったディープボンド、アレは素直に評価できる。
前半の2F目が10.3!という飛び出しを5番手で追走、先に抜け出して後ろから来たマンオブスピリットを最後まで抜かせなかった粘り腰(345〜362のH。逃げ馬最下位、ちなみに断然人気Aビルゴも勝ちにいって評価できる)は、今季ここまでのベストハイペース賞。
昨年のロジャーバローズ同様、後ろから行く組にとってやっかいな存在だ。

ダービーの前哨戦てのはいろいろあるが、青葉賞よりもとくにこの京都二二と中京の二二はどんぴしゃの適性かぶりらしいから、例え条件戦でも経験馬はバカにできない。
人気にならないのも好都合だ。

「じゃあ穴馬もそいつでよかったじゃん」とは言うなかれ。
ダービーは何と言っても最後は配合の美しさだ。確かに基礎体力☆78、優先祖先キズナのボンド君なら「ダービー馬はダービー馬の父から」の格言通り、その資格があることは認めよう。

しかし母父がクロス含みのNorthern Dancer系キングヘイローなのがどうにも引っかかるの。
元来母父Northern Dancer系自体はダービーでも悪くないけど、それはあくまでディープとの配合相性によるもの。息子のキズナまで神通力が届いているかどうか。
できれば母父はNorthern Dancer以外で、少しでも頭脳刷新してほしいし、またそれがないと今年はコントレイル以上の評価はできまい。

『じゃあ、配合から推せる馬はどれなんだよ』

配合から見たオレの推しは、ずばりワーケアだ。

オレはもともとクラブ特集で母の18年産駒を推していた。
父はディープに代わったが、年回り的に今年のハーツ産駒つまりワーケアと配合の基礎は変わりない。活性値も同じだ。
母チェリーコレクトと月のサイクルが同じ兄妹はこのワーケアが最初で、姉のダノングレースらはサイクルが反対。

だからこの兄貴ワーケアがどれほどのスケールか、去年からすごく興味があったのさ。

結局のところなぜにこんなローテになってしまったかは詮索しないが、もしワーケアがディープ産駒だったら、オレはダービーで推す気には1ミリもならなかった。
彼がハーツ産駒&ハーツ優先で、弥生賞の走りを見て皐月賞を辞めたところに、こっちの血統分析がどんぴしゃハマった気がして初めて推す気になったのよ。

おそらく母のポテンシャルがすごいんだと思う。実は母だけで言えば母の優先はNorthern Dancerゼロのデインヒルなのさ。

デインヒルは全世界で走る馬を出し続けたスーパーサイヤーで、あの地域では走らないとか、そういう心配がいっさいない。
そのスピードエンジンを持ちながら、ハーツのボディをまとって誕生したのが、ワーケアってワケだ(ダジャレじゃねえよ)。

もしこれがディープ産駒なら(つまり18年産駒のこと)、コントレイルと同タイプの「スピードエンジン×種牡馬ボディ」だから、さすがに今年は大本命にかなうまいと思うけど、幸いこちとら父がハーツだってところに救いがある。

ハーツが府中向きとか、若い頃腰が甘かったとか、理由はそういうんじゃなくて、ハーツはサンデー産駒の中でも「T/T型」に分類される種牡馬なんじゃねえかと思うわけ。
だからディープ産駒と違って、この時期ハーツ産駒がダービーうんぬんを語るためには、どうしてもスピードエンジンを搭載した母産駒に限られるのさ。

これは同じくT/T型かもしれないステイゴールド産駒でダービー2着のフェノーメノと同じ理論の配合だ。
彼の母ディラローシェの優先はさらに古いリボー(T/T型)だから、母自体はもっと長距離仕様だったが、なんとか母父にデインヒルを忍び込ませることで、C型遺伝子を間に合わせた。
フェノーメノに入ったかどうかは別として、入る余地は与えた。

ハーツ産駒がダービーで父と同じく2着続きなのは、ハッキリ言って父のハーツがT/T型だからかもしれない。

過去のダービーの2着馬たちをよく見てくれ。3冠クラスの勝ち馬たちを除けば、ダービーの2着馬たちは、どこか距離適性がおかしい馬ばかりだ。
そして後に菊花賞や阪神大賞典、春の天皇賞を勝つステイヤーがズラリと並んでいる(または純マイラーのどちらか両極端)。ライスシャワー大穴事件からずっと引きずってたものが、少しスッキリし始めたよ。

つまり、ダービーの2着席(のうちのひとつ)というのは「T/T型たちの夢の跡」じゃねえかと思う。
日本のスピード馬場だと3歳の春時点ではT/T型じゃあ仕上がりきらないって事なのかな、欧州と違って。
全部夢想だけどよ。来年、動画にすっかな。

東京優駿2020の結論

ダービーで買う馬は血統とパフォーマンスから、ワーケア、ディープボンド、そしてコントレイルの3頭だ。

面白いのはワーケアとディープボンドの組み合わせだろうが、真剣勝負ってのはそんなに甘ちゃんじゃあない。ワイド、3連復1点、馬連、馬単、なんでもいいからまずは堅い本線、太い払い戻し候補を作っておいて、最後に少しコントレイルの2、3着付け3連単で遊ぶのがいいんじゃねえかな。

ま、言いたいことは言ったさ。いいレースになるといいな。

P.S. 前日オッズ見たら、ヴェルトライゼンデの人気が落ちている。動画でも話したように、母マンデラってことは彼はきっとT/T型のライスシャワー型だから、この人気なら2着候補にはおもしろい。

▼東京優駿2020 その漢はやっぱり語らずにいられない」への9件のフィードバック

  1. やっぱりそうなっちゃいますか!本当コントレイルの血統表見て私も美しいと思ってました。サリオスの血統は良い馬なんだけど綺麗に見えないんですよね。だから去年から評価は低いです。馬体は良いけど〜

    1. とにかく、賽は投げられちゃったんで、あとは雷雨がないことを祈ります。
      オレの実家、夕方からめっちゃ降ってるんすけど。

  2. 長文お疲れ様でした!朝見た時は、短文すぎてコメントしにくかったけど、今度は小説みたいでコメントが難しくなったのは内緒にしてください(笑)。
    ディープボンドが☆78な所、怖いですね。私は、今日の馬場でマンオブスピリットの方が気になっていたんですが、この際だから両方買ってしまおうかという愚行に出ようと思ってます。
    ともかく、明日は楽しんでいきましょう。
    なお、出資馬が未勝利に出るので、そっちの方が心配な私でした(笑)

    1. いいんですよ、コメントはお気楽に。
      真夜中ずっとWPの不具合と格闘していて、記事に熱が入りすぎました。

      マンオブスピリット、実は前走とても良く見えて、確勝級のつもりで買ったらあの2着でしょ?
      勝ったら、ダービーもと思ってました。
      京都新聞杯組は、アドマイヤも含めて今後出世すると思います。

      うう、この時期の未勝利戦!超大切なイベントじゃないですか!
      ご健闘を祈ります。

      1. 残念ながら9着でした。
        スリーアウトで引退とのこと…。
        この引退した馬、今日ダービーに出走する馬の代わりの出資馬でした。
        ダービーで買えとのお達しかもしれません。

        ヴェルトライゼンデ。

        コイツが勝てば浪花節でしょうか、私にとっては笑

        1. そ、そういえば、そんなお話を伺ってましたね。
          ああ、ときに運命はなんというイタズラをするのか。

          私も昨晩、自分で盛り上げたT/T型の話が気になって気になって、最後にまたヴェルトライゼンデを付け足しましたが、彼を2着付け専門で買ってみようと思います。

  3. 潜在能力値だとコントレとヴェルトが1位タイなんですよね。2着に来て欲しかったな。

  4. ダービー終わりましたね。とうとうディープインパクトの正当後継者が誕生し、どこまで父の背中を追えるのか、追い越せるのか非常に楽しみです。
    彼の産駒に出資するまで一口馬主は辞めることは出来なさそうです笑
    ヴェルトライゼンデは皐月賞では本命にしていたのですが…

    もしライブ配信されるのであれば、上半期のG1をテシオ理論と共に振り返っていただけたらなと思っています。
    もしくは新馬戦も始まりますし、ドルメロさん的来年のダービー、オークス馬予想などいかがでしょうか?

    1. パドックでは、ヴェルトライゼンデが本当に良く見えました。
      菊花賞なら逆転の目があったりなかったり…

      ライブ配信の企画アイデア、ありがとうございます。
      いまは機器を揃えたり、練習する時間もないでしょうから、配信時期はいつになるやらわからないのですが、そういう落ち着いた大人の企画もいいですね。
      POG応募後で良ければ、私のPOG’20ラインナップをお教えするのもありかな?

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