▼セレクトセールを見ながら　業務連絡　7.12

馬主さんの食いつき度合いがすごい！

今週のYouTube動画はセレクトセールを見た上で私なりに評価を出すつもりなので、定期月曜日の動画はない。金曜日辺りに出せたらいいなと思っている。

ただいまセールの模様を見ながら、シルクHCのコンテンツをせっせと作成中。シルクHCの販売はセレクトセール動画の後になる。一番順調なら20日の火曜日辺りスタートを予定しているが、もう少し遅い場合もある。この週も定期動画ではなく、告知動画になる。

いまエピファネイア×ヴィンテージローズが2億円で落札されたが、確かにパッと見た瞬間から何かを感じさせる馬だ。毛色も好き。ここまでの最高かな？と思って名簿見直したら、なんといの一番のゴーマギーゴーの20が3億円！！だって？　いやはやディープの力はやっぱりスゴい。こういうの「死せるディープ、生ける馬主を走らす」とでもいうのだろうか。

ドレフォン産駒も予想通り好調。ただ安いビットにはガンガン食いつくが、ある程度いくとピタッと止まるのも面白い。ドレフォン産駒の稼ぎどころが早期に集中するという予測なのか。もしや回収値も考えている？いや、セレクトセールでそれはないなｗ

そんな中、まったく見向きもされない馬もいて、生存競争はなかなかに激しい。ただセレクトセールは超安値の馬にも走る仔がいるので、セリでの評価はそこまでアテにならない。これは上場馬のレベルが高い証拠。また時間があったらコスパ最高馬をコッソリ調べてみよう。

あらら、そうこうしているうちに、ロードカナロア×エピックラヴが2億4千万円だって。エピックラヴは母父ダンシリでコンプレックスない母。今年のダノンザキッドもいい馬だったが、当然これからも狙える母だ。

Galileo、星になる

昨日ニュースで気がついたのだが、大種牡馬Galileoが脚の故障悪化で安楽死処分となった。これで欧州も本当にディープインパクト役を亡くし、いよいよポストGalileoを探す時期に入った。

Galileoの後継自体はすでに何頭かいるのだが、フランケルなどのGalileo劣性期産駒や、ニューアプローチなどのC／T型産駒などが走っているため、Galileo自体を忠実に再現した後継はそんなに多くない。Galileoは父サドラーズウェルズのMAX活性産駒＆T／T型であり、後継としては文句のない馬だったが、いずれこの直系は少しずつ薄まっていくのだろう。

今ちょっとMAX活性年の大物産駒も見たが、マジカルやケープブランコはゼロ活性！らしいし、このクラスの大物にしっかりした父似産駒は見当たらない。

なるほどGalileoはうまくやったなとつくづく思う。彼のミオスタチン遺伝子型がT／T型とわかった後は、配合する生産側の研究も進んだ。というか、これほどの大種牡馬に検査を施し、遺伝子型を確定させたのはいかにも競馬先進国が勝ち取った大金星。これで救われた配合もきっと多かろう。日本でハーツクライやステイゴールドのT／T型確定検査をするかといえば、あり得ないことと一笑されるはずだ。