▼シルクホースクラブ2019 1歳馬最速解説 関東馬編(No.1〜7)

動画制作はちょっと一段落。
いよいよシルクHC2019シリーズのスタートです。

シルクさんは現2歳世代が大豊作ですが、今年の面々も史上まれにみる高レベルかもしれません。ゆっくりめに解説していきたいです。

※最速解説のトリセツ2019(必読)

(1)前年同様、判定はOK、ぎりBAD、ぎりOK、?の4つに分類し、かつこの順に走る可能性が高いとみる

(2)?はBAD判定に加え、難解な判定のため見送った馬を含む。よって?の全部がBADではない

(3)今年は筆者からのオススメ、5つ星付けなどは一切しない(もちろん馬の長所を褒めることはたくさんある)

(4)記載データの写し誤り等が必ずあるので、正確な情報はクラブのHP等で確認のこと。あくまで18年度産駒の判定、分析を主とする

(5)現時点で筆者は実馬を一切目にしていない。判定は机上の計算と写真、動画を参考にした程度であることをご了解いただきたい

(6)この判定に沿って読者が指名、出資されたために起きた損害等について、筆者は一切の責任を負わない。この特集を読まれた方はそれらを全て理解した上で活用されたい

シルクホースクラブ2019 1歳馬最速解説 関東馬編(1)

・募集番号 
・母馬名の18(性別)
・父馬名
・判定
・直前の兄弟との誕生日差(プラスの馬を推奨)
・何番目の仔か
・17年産の評価【最新版】

1 エクセレンスⅡの18(牡)

 父 ディープインパクト
 →OK
 −4日 3番仔
 エクセレンスⅡの17 →?

【 優先祖先 】 ディープインパクト
【 基礎体力 】 75

初仔のエクセランフィーユ(父フランケル・サンデーR所属)は強いデインヒルクロスありかつ初仔らしいサイズの仔で、あまりオススメできない感じ(未勝利は勝っている)だけど、本馬はもう少し体に芯が入れば、よりいいものを持っている感触はある。

全姉のシルク所属レクセランス母似確定の欧州系芝馬だが、本馬は小さな流星に脚の三白とくれば、活性値上では大接戦ながらも優先はディープインパクトでいい気がする。もし違えば姉と同じ欧州系だ。

クロスはSir Ivorの5×5という珍しいクロスしか生きておらず、その点はほぼ心配ないが、前述したとおり父ディープ、母父Champs Elysees、3代父ザールの活性値は横並びの7であり、頭脳明晰かといえばちょっと?な面が残る。(できれば活性値は全部異なっていてほしい)

加えて姉との誕生日差がマイナス。

歩様をみると、後肢が両方とも旋回気味。

なにせ価格が価格だけに、そういうもろもろの小さなほころびが許せる方だけ、ドーンといかれるがよい。基本丈夫な仔ですから。

2 トゥーピーの18(牝)

 父 ディープインパクト
 →OK
 +19日 10番仔
 トゥーピーの17 →ぎりBAD5日

【 優先祖先 】 母トゥーピー 〜芝マイル
【 基礎体力 】 50

エクセレンスの仔と比較して全然ディープ似じゃないと思ったら、やっぱりこの仔は母似だったね。

3代父カーリアンが活性強いけど、父ディープもそこそこ強いので、優先は母トゥーピー止まり。

その母も優先は祖母Turpitude止まりなので、基本カーリアンに引っ張られはするものの、母系にそこまで影響が強いとは言えない。

しかも母はなぜかバリバリのスプリンター
勝ち鞍が900〜1100Mという徹底ぶり。6ハロンでも長いからね。

そこまで知識を入れて改めて本馬の馬体を眺めると、やっぱエクセレンスの仔よりは腹袋が立派で、小柄だけどいくぶんコロコロ気味。

クラブの見立てでは距離保つらしいが、自分なら桜花賞後は夏の北海道でサマースプリントシリーズに参戦!そんな青写真だろうか。
カーリアンは基本距離大丈夫だけど、問題は気性面なのかな。

基礎体力平凡なので、クラブ予想通り晩成気味の方が競走生活は長持ちするだろう。Northern Dancerクロスも生きてますので、要注意ね。

5 マチカネタマカズラの18(牡)

 父 ハーツクライ
 →OK
 −5日 8番仔
 マチカネタマカズラの17 →?

【 優先祖先 】 Wishing Well 芝中
【 基礎体力 】 69

YouTube動画でご覧に入れたとおり、父ハーツクライはこの年がMAX活性

ハーツはサンデー優先の直仔だけど、本馬は優先がWishing Wellということで感じはディープに近いものがある。

馬体は距離保ちそうで、歩様も十分柔らかい。

あとは誕生日がマイナスなのとNorthern Dancerクロスが強いことをどう捉えるか、それだけ。と考えると、他にもいい馬目白押しのクラブにあってはちょいコスパ(いや期待値か)が悪い気はするね。

6 レーヴディマンの18(牡)

 父 ハーツクライ
 →OK
 +19日 10番仔
 レーヴディマンの17 →ぎりOK3日

【 優先祖先 】 ハーツクライ
【 基礎体力 】 50

4代父Green DancerMAX活性で、今までのきょうだいはほとんど母似の欧州系に出たと思うが、本馬はぎりぎり父ハーツのMAX活性産駒(もちろんゼロ活性の恐れもあるくらいギリ)と見ておく。

それより本当に残念なのは、本馬が母レーヴディマンゼロ活性産駒だっていうこと。この仔5月16日生でしょ?母の誕生日は2月6日だもん、ダメだわ、基礎体力継いでない。

これが母MAX活性産駒の★75なら、今度こそファミリー悲願のクラシック戴冠かっていう配合レベルなんだけど、こればっかりはどうしようもない。

母の産駒全体に小さな仔が多いけど、本馬はちょうどいいような気がしたのになぁ。惜しいです。

7 ピラミマの18(牝)

 父 ハーツクライ
 →OK
 −15日 8番仔
 ピラミマの17 →?

【 優先祖先 】 サンデーサイレンス
【 基礎体力 】 34

姉ピラミマの17(ルナシオン)は、?判定(BAD14日)だけど自分のすごく好きそうな形の馬。

どうせ14日もサイクル外れてるっていったって、悔しいけど遅生まれかなんかですぐに走ってきちゃうでしょ。そのくらい高評価だよね。(走らなかったら褒めてください)
とっても美人の牝馬ですわ。体力ないけど。

ちなみに全兄のスワーヴリチャードは母似で母のMAX活性産駒(☆・ぎりBAD5日)ですからね。全然タイプが違う。

本馬はそれらの下なんだけど、判定的にはこっちの方が安心感あり。
ただそもそもなぜOK判定に入れたかというと、BAD扱いの姉の誕生日に15日もマイナスしているからであって、これは即撤収レベル。

見ているうちに別れがたくならないように、早めに他をあたった方がいいかな。

3 シャトーブランシュの18 →?
 シャトーブランシュの17 →ぎりOK4日

4 ライラプスの18 →?
 ライラプスの17 →OK

なにしろまだよいこいっぱいいますから、あわてないでね〜。(キャバの呼び込みか?)

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