▼この1頭!今週末の新馬戦ピックアップ(2018.12.15)

打って変わって今週は王道系の新馬戦がたくさん組まれ、また頭数もぎっしり揃っています。

今回はまず土曜の新馬戦だけを展望し、手が空いていればのちほど日曜のレースものぞいてみたいと思います。

 

▼土曜中山5R 芝1800

OK判定またはそれに近い馬がかなり多くおり、ちょっと狙いが絞りづらいレース。

しかしキャロットCの2頭はどちらも有望。

ブログ紹介回では、グロオルロージュ(牡・父ジャスタウェイ)について、OK判定も体力面に不安ありと書いたが、今調べ直すと優先祖先である母アウトオブタイムの距離適性がせいぜいマイルまでといった感じで、むしろその方が不安かも。(なんなら千二でもいい感じ)

その点もう1頭のラヴィアンレーヴ(牡・父ディープインパクト)は、基礎体力69に優先が3代母のYamunaからニジンスキーへと流れ、距離適性にも不安がない。

同じレースで走るというならこちらを上位に取りたい感じ。

 

また人気はなくともこれらと同等に扱いたいのが、モードフランス(牝・父アサクサキングス)。

もちろん本馬はAキングスの仔ではなく、2代母Sudaka(1986)が優先。

Sudakaは仏の2100M重賞を勝っており、距離的な不安は皆無。
基礎体力も★69と首位級だ。

 

ここまでが3強で、あとは判定が微妙な馬たちをおさえに回し、

カイザーミノル(牡・父ロードカナロア) 母ぎりBAD7日
ミライオー(牡・父ハービンジャー) ぎりBAD4日
クリムゾンスター(牝・父ハーツクライ) ぎりBAD8日

パドックでこれらの形が良ければ1頭くらいは買ってみたい。

 

▼土曜阪神5R 芝1600

まず人気になりそうなM・デムーロ騎乗のイルヴェントドーロ(牝・父ディープインパクト)の評価が微妙。

判定はOKでいいのだが、基礎体力は平凡域の56、優先が母父のメダグリアドーロからBailjumper(1974)へとさかのぼるダート血統で、芝では思ったほど切れない危険性も。

OK判定でスピードは間違いなくあるので、あとはゴール前どれかに差されなければ…という感じ。

 

それではと芝で切れそうな逆転候補を探してみると、オールドファンもおなじみのホクトビーナスらを母系に持つラインジュピター(牡・父ダンカーク・基礎体力★63)はかなり面白そう。

ダブルアクセルは2代母ホクトペンダントMAX活性産駒で、父ダンカークミニマム期のため、本馬はホクト母ファミリーをさかのぼり、ボールドリツク(1961)という英国2000ギニー馬の影響を受けている。(ホクト一族のスピードの源)

 

また芝適性が確かな馬としてもう1頭、名牝テイエムオーシャン産駒のカズフォークナー(牡・父オルフェーヴル)にも注目しておきたい。

テイエムオーシャンは自身の母父リヴリア(1982)の影響が強かった馬で、あまりこの血を強調しすぎると重すぎて仔が走らなくなるが、スピードさえ乗ってくれば距離はドンとこいでこなせる馬になるはず。

新馬向きかはどうかも、のちのち走ってきそうな気配あり。

 

他には判定はまあまあも、母からゼロ活性を受けてしまった

・(外)ファインスティール(牝・父Shanghai Bobby・米系ダート優先)
モーニングサン(牡・父シンボリクリスエス・本馬は父もゼロ活性!)

の2頭あたりをパドックでチェックしておきたい。

▼この1頭!今週末の新馬戦ピックアップ(2018.12.15)」への1件のフィードバック

  1. お陰様で、出資馬のグロオルロージュが前走3着から本日勝ち上がることができました!
    この馬なぜかいつも人気がありませんが、ここで評価を頂いたので、人気を覆してくれるものと信じておりました!
    今後も楽しく拝見させて頂きますので、よろしくお願い致します。

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